アイルランドトロフィー2025の追切評価と全頭診断&調教評価

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

2025年10月5日日曜はG2・アイルランドトロフィー。

開幕週の東京1800mは“最後の速さ”がすべてだ。

チェルヴィニアの瞬発、レーベンスティールの安定、3歳サトノシャイニングの伸びしろ、そして“再現性”を持つエルトンバローズ

どこで勝ち筋が分かれるか—鍵は枠と馬場、そして隊列だ。

そこで今回は出走馬の追切をまとめ、全頭診断を敢行。

さらに別の記事でまとめている過去10年の傾向も踏まえ、今の「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」までまとめたのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

過去10年の傾向まとめはこちら

アイルランドトロフィー2025のAI予想はこちら

この記事でわかること
  • 出走馬と騎手の
    総合評価&ランク評価
  • 追切情報と
    ランク評価
  • 過去傾向を踏まえた
    「注目馬」「危険な人気馬」
    「穴馬一覧」
  • ペース予測
    展開予想

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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アイルランドトロフィーの全頭診断

アイルランドトロフィーの枠順が確定。

そこで過去の傾向や、現在の馬のポテンシャル・調子に枠順の有利不利を踏まえて全頭診断を敢行。

10項目で診断し、それぞれ100点満点の合計1000点で一覧にしていく。

その項目がこちら。

診断項目
  • 基本情報
    (実績・枠順)
  • コース・距離適性
  • 馬場適性
  • 脚質
  • 近走の状態
  • 騎手・調教師
  • 血統
  • 馬体診断
  • 調教内容
  • 想定人気オッズ

1度点数ランキングを公開したあと、その点数の内訳・詳細に関しても記していく。

気になる馬がいればそれも確認してみてくれ。

全頭診断一覧はこちらだ。

※右にスクロール可能

順位 馬名(性齢)

合計

点数

一言評価

1.基礎能力

枠順

2.東京1800

適性

3.馬場

適性

4.展開

適応

5.近走

勢い

6.騎手

厩舎

7.血統

適性

8.馬体

充実

9.調教

内容

10.人気

オッズ

アドマイヤ

マツリ(牝4)

935

府中巧者で条件好転し

巻き返し必至

115 120 80 80 100 75 60 90 105 110

ボンド

ガール(牝4)

925

安定感抜群で

上位争いに食い込むだろう

115 115 80 85 100 80 60 85 105 100

セキトバ

イースト(牝4)

915

充実一途で

侮れない上昇株

110 115 80 75 110 65 55 95 110 100

カナ

テープ(牝6)

905

力を付け一気に

GII制覇も狙える

110 105 80 80 110 65 60 95 105 95

ラヴァンダ

牝4)

860

相手なりに堅実、

昇級でも要警戒

95 110 75 85 100 70 55 90 95 85

サフィラ

(牝4)

850

良血開花の可能性

高く侮れない

110 115 75 85 85 75 65 70 90 80

ライラック

(牝4)

830

復調気配で展開ハマれば

上位進出も

85 110 80 80 90 60 60 85 100 80

アンゴラ

ブラック(牝5)

780

階段を駆け上がり

勢い十分の新興勢力

55 110 85 85 110 75 55 60 75 70

リラボ

ニート(牝5)

750

夏の疲れ残るも

力発揮なら圏内あり

90 105 75 75 70 80 55 60 80 80

ホウオウ

ラスカーズ(牝7)

740

前走大駆けも

条件好転せず苦戦必至

100 60 60 60 90 50 60 70 85 105

アンリー

ロード(牝4)

700

オープン勝ちも

時計平凡で壁厚い

80 60 70 65 80 50 55 60 90 90

ドゥアイズ

(牝5)

680

2歳時の輝きなく

厳しい印象

70 60 60 60 50 60 60 50 105 105

キャット

ファイト(牝4)

660

久々叩いて

次走以降に期待

60 50 60 55 40 50 55 60 110 120

セフィロ

(牝6)

640

前走内容平凡で

重賞では力不足

60 50 55 50 60 50 50 50 115 100

フィール

シンパシー(牝6)

620

左回りで

結果出せず苦しいか

50 40 50 50 40 50 50 60 110 120

ピースオブ

ザライフ(牝4)

600

芝では通用せず

一変は望み薄

40 40 50 40 30 40 50 50 130 130

総合評価:935点。ヴィクトリアマイル7着でも0.3秒差と健闘しており、ハイペース先行策で崩れなかった内容は評価できる。今回は得意の東京芝1800mに戻り、これまで同条件で 4-2-0-0 と負け知らずの安定感。昨年10月にも東京1800mで上がり33.1秒の切れ味を発揮し勝利している。距離適性とコース巧者ぶりはメンバー随一で、条件好転のここは巻き返し必至だろう。

加えて、5ヶ月ぶりを叩いた効果と丹念な乗り込みにも好感が持てる。最終追い切りは坂路単走で4F53.0-1F12.2と自己ベストを更新する迫力十分の動き。追い切り本数も豊富で仕上がり面に抜かりはない。馬体重も春から大きな変動はなく成長分をキープ。今回は武豊騎手との新コンビだが、百戦錬磨の名手で不安はない。**総合力ではトップクラスで、得意舞台なら勝ち負け必至だ。**展開は先行馬が少ない組み合わせで、内枠①番を利してスッと好位を取れそう。過度に飛ばす馬も見当たらず、平均ペースで進めれば持ち味の粘りと瞬発力を存分に発揮できるだろう。

距離適性◎…東京芝1800mは4戦4連対と抜群の舞台巧者。展開問わず安定して力を出せる。昨秋の同舞台でも上がり最速で差し切り勝ち。今回も条件替わりで巻き返しが濃厚だ。

状態面◎…5ヶ月の休養明けを入念に乗り込み、最終追いは坂路自己ベストをマークするなど仕上がり万全。春より馬体もフックラしパワーアップ。叩いた上積みも見込める。

総合評価:925点。新馬戦以降勝ち星こそないものの、重賞で2着が実に6回もある実力馬。今年も牡馬混合の重賞で2度連対するなど、常に上位を争って賞金を積み上げてきた。相手なりに走れる堅実さはこのメンバーでも光るものがあり、崩れにくい信頼感は高い。関東圏の非GI重賞では1-3-1-0と安定しており、大崩れの少ないタイプだ。勝ち味に遅い点は否めないが、常に掲示板以上には顔を出す堅実派である。

今回も引き続きC.ルメール騎手が手綱を取る。同騎手は昨年の当レース(府中牝馬S)でもブレイディヴェーグで勝利しており、東京秋開催の重賞では“無双状態”とも評される頼もしさ。継続騎乗で手の内に入れている強みも加わり、ここも上位争いに加わってきそうだ。調教面では、美浦Wコースでの単走追い切りで6F83.1-1F11.9の鋭い伸びを見せるなど動きは良く、今回の調整過程はこれまで以上に順調と陣営も手応えを掴んでいる。馬体面でも春から大きな増減はなく好調キープ。展開は後方から末脚を伸ばすタイプだが、昨年の府中牝馬Sでは大外一気の差し切りで好走しており、東京コースとの相性も上々だ。切れ味勝負になれば待望の初タイトルのチャンスも十分だろう。

安定感◎…重賞で2着6回の実績は伊達ではない。相手強化でも崩れず走れる強みがあり、今回も大崩れは考えにくい。ルメール騎手の継続騎乗(昨年このレース勝利)も心強い。

展開利○…末脚勝負になりやすい東京コースは歓迎。昨年この舞台で上がり最速の差し脚を披露しており、直線長いコースで真価を発揮するタイプだ。ペースが流れれば差し切りまで。

総合評価:915点。夏場からの充実ぶりが目覚ましく、前走の福島牝馬S(GIII)制覇でついに重賞ウイナーの仲間入りを果たした上がり馬だ。しかもその前走は、上位人気馬の中でももっとも重い斤量55.5kgを背負っての勝利だけに価値が高い。ここ2戦の充実一途の内容からも、まさに現在心身ともにピークと言えるだろう。左回りコースも2-1-1-1(連対率50%、複勝率80%)と得意にしており、東京コース替わりも問題ない。勢いそのままにGIIでも軽視は禁物の存在だ。

懸念材料があるとすれば展開面。後方から末脚を伸ばすタイプではないが、かと言って極端な先行脚質でもなく、自分より前に速い馬がいれば中団で控える競馬もできる馬だ。ただし瞬発力勝負になった時の切れ味に一抹の不安があるため、理想はある程度淀みない流れで底力を活かす形。幸い今回は先行勢が手薄でスローに極端にはならなさそうなだけに、自分から早めに動いていければ十分チャンスはあるだろう。調教では1週前に浜中俊騎手を背にCWコースで6F83.6-1F10.9の好タイムを馬なりでマークし先着、最終追いもCW単走でラスト1F11.3と文句ない動き。初の関東遠征だが輸送にも耐え得る馬体の張りを維持しており、状態面の不安もない。勢いと充実度ではメンバー随一で、スムーズな競馬ができれば重賞連勝の場面まで十分に考えられる。

充実度◎…近2走でリステッド→GIIIと連勝。しかも前走は重い斤量を背負いながらの完勝で、内容的にも強い競馬だった。心身ともに最高潮で、更なる相手強化でも見劣らない。

調整◯…最終追い切りは栗東CWで馬なりのまま軽快に駆け抜け、ラスト1Fは11秒3と鋭い伸び。1週前には10秒台も計時しており、ここにきての成長を感じさせる。仕上がり良好だ。

総合評価:905点。3勝クラスを勝ち上がるまで時間を要したものの、今年に入り本格化。前走の関屋記念(GIII)では上がり最速の末脚で鋭く追い込み、接戦をハナ差制して悲願の重賞初制覇を果たした。その前走は牡馬相手に53kgの軽ハンデも味方したとはいえ、前年の府中牝馬S2着から一気に重賞ウイナーまで駆け上がった勢いは見逃せない。重賞初制覇のレースタイム1分31秒3はコースレコードでもあり、時計勝負への対応力も優秀だ。東京芝1800mは今回が初めてになるが、許容範囲の距離だろう。父ロードカナロア譲りの鋭い決め手と、米国GⅠ馬ティッカーテープを母に持つ良血で持久力も兼ね備えており、初距離にも上手く対応できそうだ。

不安点は斤量と騎手だ。今回は前走より+2kgの別定55kgで他の有力馬と同斤になる。前走関屋記念で彼女より重い斤量を背負っていたセキトバイーストやボンドガールとは2kg以上の斤量差があったが、今回はそのアドバンテージが無くなるため簡単には連勝とはいかないだろう。また、今回はデビュー2年目の佐々木大輔騎手が引き続き手綱を取る。前走での果敢なイン突きの騎乗は見事だったが、GIIの舞台で名だたるトップ騎手たちと互して運べるかは未知数だ。とはいえ調教では1週前に南Wで5F66.0-1F11.3を馬なりでマークし、最終追いも南W単走でラスト1F11.8と軽快にフィニッシュ。前走レコード勝ちの反動は見られず、むしろ時計は前走以上と状態面は引き続き絶好だ。展開は後方待機から末脚勝負に徹する形になりそうだが、長い直線は歓迎材料。持ち味の豪脚を存分に発揮できればGII制覇のシーンまで十分ある。

切れ味◎…前走関屋記念ではメンバー最速タイの上がり32秒9を繰り出しレコード勝ち。もともと末脚の破壊力には定評があり、直線の長い東京コース替わりもプラス材料だ。展開次第で連勝の可能性も。

上昇度○…今年に入ってから成績が安定し充実顕著。前走は軽ハンデの恩恵があったとはいえ、牡馬相手に勝ち切った内容は評価できる。勝ちっぷりに恥じないデキを今回も維持しており、状態面の不安はない。

総合評価:860点。前走の佐渡ステークス(3勝クラス)を勝ち上がり、晴れてオープンクラス入り。もっとも、この昇級戦は“形式上”のものに過ぎない。というのも本馬はそれ以前からフローラS2着、阪神牝馬S3着、府中牝馬S3着と、GII・GIII戦線で好走実績を多数残してきた実力馬だからだ。重賞では勝ち切れないものの常に相手なりに走れるのが強みで、メンバーが揃ったここでもマークすべき存在と言える。

東京芝1800mは未勝利ながら、昨年の府中牝馬Sで0.1差3着と好走歴があり適性は十分だ。むしろ直線の長いコースで末脚を活かす競馬を得意としており、今回の条件も合うだろう。課題を挙げるとすれば勝負どころでワンパンチ足りない点。詰めの甘さからどうしても勝ち切れずモタモタしてしまう嫌いがある。しかし逆に言えば大崩れも少なく安定感は高い。展開面でも自在性があり、前でも後ろでも競馬ができる柔軟さが魅力だ。今回は大外8枠15番を引いたが、後方待機策でも問題ないタイプだけに極端な不利とはならないはず。調教では最終追い切りで美浦Wコースを単走で軽く流す程度だったが、輸送を控えていることを考えれば予定通り。1週前には南Wで5F66秒台の好時計を出しており、仕上がり自体は良好だ。夏の休み明け初戦となるが、在厩調整で早めから乗り込まれ態勢は整っている。相手が強くなっても自身の力は発揮できるタイプで、展開ひとつで馬券圏内に食い込む可能性は十分。要警戒の一頭だ。

実績安定◎…重賞で2着・3着多数の実績からも分かる通り、大崩れしない安定感が持ち味。自己条件を勝って勢いもついた今、昇級でも侮れない存在だ。相手なりに走れる強みでここも上位を狙う。

舞台適性○…東京芝1800mの前身・府中牝馬Sで昨年3着がありコース適性は高い。広いコースで末脚を活かすタイプで、展開も問わない。外枠でもタメを利かせて運べれば直線で浮上してきても不思議はない。

総合評価:850点。今年4月の阪神牝馬S(GII)を制し、重賞ウイナーの仲間入りを果たした良血馬だ。続くヴィクトリアマイル本番こそ9番人気で凡走したものの、当日は雨の影響による稍重馬場や長距離輸送で馬体重が10kgも減っていたことなど敗因は明確。今回は得意の関西圏から遠征となる点は同じだが、前走以上に入念な調整で馬体をキープしており、体調面は「昨年とは比べ物にならないほど良い状態」と陣営も太鼓判を押している。

父ハーツクライ×母サロミナという血統背景は、このレース向きの魅力がある。近親にはサリオス、シュネルマイスター、サラキアと東京芝1800mの重賞勝ち馬がズラリと並ぶ筋で、本馬自身も距離延長は歓迎のクチだろう。実際、松山騎手も「どんな競馬もできるようになり、どんな条件でもしっかりこなしてくれる」と成長ぶりを評価している。レースセンスが良く、先行から差しまで自在に対応できる器用さも強みだ。課題はやはり長距離輸送による馬体減と、その影響で末脚のキレが鈍る点だが、今回は前走の反省を踏まえて輸送対策も万全。最終追い切りは栗東坂路で4F53秒0を楽な手応えでマークしており(自己ベストから僅差)、状態面は文句なし。あとは当日落ち着いてパドックに臨めるかが鍵となる。能力的には今年のGII勝ち馬としてここでも上位の存在。馬体さえ減らずに力を出せる状態であれば、一気の戴冠まで可能なポテンシャルを秘めている。

良血◎…半兄に毎日王冠馬サリオス、近親に毎日王冠馬シュネルマイスター、府中牝馬S勝ちサラキアなど東京芝重賞で活躍した名馬が揃う牝系。東京1800mへの舞台替わりで真価が問われる血統だ。

能力○…今年の阪神牝馬Sを制しておりメンバー唯一のGII勝ち馬。能力の高さは証明済みで、本来の出来ならここでも上位争い必至だ。遠征さえクリアできれば侮れない一頭と言える。

総合評価:830点。2年前の秋華賞(2023年)以降、長らく馬券圏内から遠ざかっていたが、前走のクイーンS(GIII)では勝ち馬から0.5秒差の6着と健闘し、上がり3Fはメンバー中2位の33秒8をマークするなど衰えのない末脚を示した。敗れはしたものの着実に復調気配を漂わせており、「まだ終わっていない」ことを示す内容だったと言える。今回はそこから間隔は空いたものの、ここを目標に調整され状態はキープ。相沢調教師も「間違いなく前走以上のデキ。もっとやれるはず」と好感触を口にしており、叩き2戦目で更なる上積みも見込めそうだ。

東京芝1800mは初距離だが、過去10年の府中牝馬Sでは「前走クイーンSで上がり3F2位以内」を記録した馬が2-1-1-3と好成績を残しているデータがあり、本馬も該当する1頭。長く良い脚を使えるタイプだけに、直線の長い東京コースもプラスに働く可能性が高い。課題は折り合い面だ。気性的に難しいところがあり、かつては先行策も試みたが結果が出ず、近走は末脚温存の競馬に徹して復調してきた経緯がある。今回も後方から末脚勝負になるだろうが、幸い逃げ馬不在でスロー濃厚の組み合わせ。瞬発力勝負の展開になれば前走のような鋭い切れ味が活きるはずだ。最終追い切りは美浦坂路で軽めの内容だったが、動きは機敏で輸送を考慮すれば十分。馬体重も意識的に増やして臨めそうとのことで、久々に馬体に実が入った感がある。展開がハマれば一気に台頭してくるだけの地力は秘めており、人気薄でも軽視禁物の存在。復調ムードの今なら久々の馬券圏内進出もあり得るだろう。

末脚◎…前走クイーンSではメンバー2位の上がりを繰り出し復調をアピール。元々切れ味には非凡なものがあり、展開さえ噛み合えばこのメンバーでも見劣らない決め手を発揮する。展開次第で圏内十分。

上積み△…ひと夏越して馬体がふっくらし、調教でも機敏な動きを見せている。とはいえ2年ぶりに好走した反動が皆無とは言い切れず、強豪相手に一変とまではどうか。ただ軽視は危険な伏兵だ。

総合評価:780点。ここまで6戦4勝、2着1回と連対率83.3%を誇る遅れてきた素質馬だ。トントン拍子で条件戦を勝ち上がり、前走のバーデンバーデンC(3勝クラス・福島2000m)では堂々の1番人気に応えて快勝。オープンクラスまで一気に駆け上がってきた勢いは見逃せない。しかし、その近3走の3連勝はいずれも際どい僅差の勝利で、負かした相手もさほど強力とは言えない点は踏まえておきたい。休養を挟んでも馬体重が増えてこない現状から、重賞の壁を突破するにはもう少し時間がかかりそうだ。

とはいえ潜在能力は確かで、今回も侮れない。東京芝1800mは今年2月に2勝クラス(初音S)で1着経験があり、コース適性は上々だ。当時も1番人気に応えての勝利で、左回りの速い上がりが要求される競馬にも対応できている。脚質は先行〜好位差しと幅があり、今回は行きたい馬が少ないメンバー構成だけに、スッと先手を取って粘り込む形に持ち込めれば面白い存在だ。鞍上はこの東京コースを知り尽くす戸崎圭太騎手。落ち着いてポジションを取れる強みは大きく、巧みなエスコートに期待がかかる。調教では南Wコースで上がり重点の調整だが、動き自体は軽快で好調キープ。長期休養明けだった春先より明らかに状態は良くなっている。反面、馬体面では春から大きく成長しておらず、牝馬らしいコンパクトなシルエットのまま。このあたりが今後の課題だが、現状のデキでも通用する地力は示してきた。今回は相手関係が一気に強化され試金石の一戦だが、得意の先行策でマイペースに持ち込めれば粘り込みの余地は十分にあるだろう。

勢い◎…条件戦から破竹の3連勝でオープン入りと勢いはメンバー随一。遅れてきた素質が開花しつつあり、強敵相手でも侮れない。楽に先手を奪えれば面白い存在だ。

経験不足△…まだキャリア6戦で重賞初挑戦。これまで戦ってきた相手関係を考えると、いきなり通用となると課題も多い。ひと夏越して馬体的な成長が乏しい点も気がかりで、今回は試金石となる。

総合評価:750点。春~夏にかけて精力的に使われ、7月~8月の札幌・函館開催では立て続けに4戦を消化。3勝クラスは勝ち上がったものの、続くクイーンS(GIII)は12着、札幌日経OP(L)6着と目立った成績は残せなかった。レースを使われた疲労が気になるところで、秋初戦の上積み材料も見出しにくい。いきなり重賞で通用するには苦戦が予想される。

とはいえ全く能力が足りないわけではない。昨年春にはフラワーC2着の実績があり(勝ち馬スタニングローズは秋華賞馬)、ハマれば一発の素質は秘めている。スクリーンヒーロー産駒らしいパワー型で、洋芝の札幌・函館で揉まれてきた経験は糧になるかもしれない。東京芝1800mも新馬戦での勝利経験がある舞台だ。横山武史騎手への乗り替わりもプラス材料。夏に連戦した疲れが取れていれば見直し余地はある。調教では最終追い切りで美浦Wコースを併せ馬で追われたが、いっぱいに追っても目立った伸びは見られず平凡な時計。やはり叩き良化型の印象は否めない。今回は展開利があってどこまで、というのが正直なところだ。

実績△…重賞での最高着順は昨年フラワーC2着と、一線級相手にはあと一歩及ばない競馬が続く。オープンに上がってからも掲示板までがやっとのレースが多く、現状では強調材料に欠ける。

疲労不安▲…夏場に4戦消化しており、さすがに疲れが残っている可能性が高い。ひと息入れて立て直したとはいえ、使い詰めの反動が抜けきるには時間が足りない印象。ここは様子見か。

総合評価:740点。前走の京成杯オータムH(GIII)では52kgの軽量を武器に、最内から鋭く差し切って13番人気の大波乱を演出した。久々の勝利が重賞タイトルとなった形だが、これは開幕週の内有利な馬場と軽ハンデを存分に活かしたもので、この1勝で評価を一変させるのは危険だろう。実際、オープンクラスに上がってからは7着、10着と敗れており、前走のみが突然の激走だった。今回は条件がガラリと変わり、同じように好走を続けるのは酷と映る。

最大の懸念は東京芝1800mへのコース替わりだ。これまで6戦して未勝利と明らかに相性が悪く、長い直線で最後まで粘り切るだけのスタミナが問われる条件はプラスとは言えない。加えて今回は前走から斤量が一気に55kgまで跳ね上がる。余程展開に恵まれない限り、前走のような切れ味は発揮しづらいだろう。とはいえ全くチャンスが無いわけではない。父ディープインパクト×母父シャマーダルという血統は高い潜在能力を感じさせ、7歳秋にして本格化した可能性もゼロではない。追い切りでも以前と比べて活気ある動きを見せており、状態維持はできている。今回も内枠(3枠5番)を引いたのは好材料で、思い切ってハナを主張するような形に出れば前走同様の再現を狙う手もある。木幡巧也騎手も「感謝したい」とコメントしたように、前走は出来過ぎの感もある勝利だったが、再度の穴を演出できるか注目したい。

前走◎…前走の京成杯AHは13番人気の低評価を覆す鮮やかな差し切り勝ち。展開と馬場がハマったとはいえ、一瞬の脚は侮れないものがあった。今回も展開が乱れれば出番があるかもしれない。

条件不安×…東京芝1800mでは6戦して未勝利と結果が出ておらず、55kgの別定戦に変わるのも大きなハンデ。条件好転とは言えない今回は、前走のようなパフォーマンスを期待するのは酷だろう。

総合評価:700点。キャリア浅い4歳馬で、今年2月に条件戦を勝ち上がると3月スピカS、4月福島牝馬S(GIII)と中山・福島の芝1800mで連勝。オープンクラスまで駆け上がった。しかし前走の朱鷺S(新潟芝1400m、OP特別)は15着と大敗。時計の掛かる福島芝で記録した前走勝ちタイム1分49秒6は平凡で、2走前の東京コース替わり(ヴィクトリアマイル)では17着と大敗したことも含めると、重賞の壁にいきなり跳ね返される可能性が高い。

中11週で状態自体はフレッシュだが、追い切りの動きはやや重くまだ良化途上か。今回は初の関東遠征となるが、馬体重の大幅減少など輸送リスクも懸念される。父リアルスティール譲りの末脚は魅力だが、相手も一気に強くなるここでは苦戦必至だろう。

上昇評価△…春先に条件戦から連勝し、一気に重賞戦線へ駒を進めたが、勢いに乗じた形で真価は未知数。前走の凡走を見る限り、まだ力が足りない印象だ。距離延長の東京でどこまでやれるか。

展開次第▲…小回り向きの先行差しタイプで、広い東京コースでは決め手不足の懸念も。展開の助けがないと厳しく、今回は様子見が妥当かもしれない。

総合評価:680点。2歳時には札幌2歳S2着、阪神JF5着と活躍し、クラシック戦線でも期待された素質馬。しかし3歳春以降は精彩を欠き、今年に入ってからは一度も掲示板に載れない不振続き。ピークアウトの感は否めず、久々の実戦でいきなり上位に食い込むのは厳しい戦いが予想される。

血統的には父ルーラーシップ×母ローズマンブリッジ(母父ディープインパクト)という良血で、本来であれば古馬になっての伸びしろも期待されるところだが、近走の内容を見る限り復調の兆しは見られない。調教では一生懸命に追われて及第点の時計は出したものの、往時の迫力は感じられなかった。今回はまずはきっかけを掴むレースになりそうだ。

良血馬△…2歳時に札幌2歳Sで皐月賞馬ソールオリエンスの2着があるなど素質は見せていた。しかし成長力に欠け、現状は当時の輝きを取り戻せていない。ここでいきなり変わる材料も少ない。

近走不振×…このところ二桁着順が続き、重賞どころか自己条件でも苦戦の内容。立て直しには時間がかかりそうで、いきなりの上位進出は望み薄と言わざるを得ない。

総合評価:660点。昨年9月の京成杯AH11着以来の実戦となり、約1年ぶりのレースとなる。一昨年の阪神JF18着、昨年桜花賞18着と大舞台では大敗が続いており、今回は叩き台の一戦と見るのが妥当だろう。中山マイルがもっとも合う馬との陣営コメントもあり、東京替わりのここは次走への試走と捉えたい。

調整過程を見ると、この長期休養明けに向けてしっかり乗り込まれてはいるが、追い切りの動きにはまだ重さが残る。まずは無事に回ってきて、かつて勝利したアネモネS(L)など自己条件での復活を目指す流れになるだろう。

休養明け×…約1年ぶりの実戦でさすがに仕上がり途上。ひと叩きした次走以降に良化を期待したい。ここは様子見が賢明。

適条件△…中山のマイル戦で持ち味を発揮してきた馬で、直線の長い東京1800mはベストではない。叩き台と割り切って、今後に繋がるレースができれば十分か。

総合評価:640点。前走の朱鷺ステークス(新潟・OP)では7着と敗れ、勝ち時計も前日の2勝クラス(1000万下)より遅い平凡な内容だった。これでは重賞で通用するのは難しいと言わざるを得ない。2走前の福島テレビOPでオープン初勝利を飾ったが、その時もスローペースの展開に恵まれた感が強く、今回メンバーが強くなる中で即通用するイメージは湧かない。

父イスラボニータ譲りの先行力は武器だが、同型馬との兼ね合い次第では自分の形に持ち込めない恐れもある。追い切りでも前走から劇的な変わり身は感じられず、良くて前走程度のデキか。総じて厳しい戦いが予想される。

前走不満×…前走OP特別で7着と掲示板にも載れず、重賞では荷が重い印象。タイム的にも平凡で、ここで大きくパフォーマンスを上げる材料は見当たらない。

展開次第▲…ハナに行ければしぶといが、同型との兼ね合い次第では苦しい。楽に先行できないようだと見せ場も厳しいかもしれない。

総合評価:620点。今年に入り条件戦を勝ち上がりオープン入りしたものの、昇級後は苦戦が続いている。特に左回りの競馬ではオープンクラスで0-0-0-4と掲示板にも載れておらず、東京コースへの適性に疑問符が付く。持ち味の先行力もこのメンバー相手では活かしづらく、変わり身は望み薄か。

調教では坂路主体に乗り込まれているが、動きは平凡で大きな上積みは感じられない。今回は相手も揃ったGII戦ということで、現状では荷が重いだろう。

左回り不得手×…左回りコースのオープン戦で一度も掲示板に入れておらず、東京コース替わりで劇的にパフォーマンスを上げるとは考えにくい。得意の先行策も展開的に厳しいかもしれない。

厩舎期待薄△…小島厩舎の管理馬で、今回は一叩きしてからのローテーション。この馬なりに順調だが、陣営のコメントからも強気さは感じられず、様子見ムードだ。

総合評価:600点。ここまで20戦以上を消化しているが、芝では未勝利戦1着以降まったく通用していない。近走も1勝クラスですら二桁着順に敗れる現状で、さすがにGIIのメンバー相手に一変を望むのは酷だろう。今回は出走頭数の都合で回ってきた形で、経験を積む意味合いが強い。

血統的には父キタサンブラック×母父シンボリクリスエスと長距離向きのスタミナ色が濃く、東京1800mの速い流れにはついていけない可能性が高い。今回も末尾争いからどこまで食い下がれるか、といったところではないか。

実績皆無×…芝では1勝クラスでも歯が立たない現状で、重賞メンバーに交じっては厳しすぎる戦い。掲示板圏内も望み薄だ。

見送り妥当…ここ3戦、二桁着順が続いており状態も頭打ち。一気の相手強化で一変の材料もなく、ここは静観が妥当だろう。

アイルランドトロフィーの
AI予想記事はこちら

最終追い切りと1週間前追い切りからの比較・評価コメント

登録馬の最終追い切り情報が出揃ったのでまとめていく。

まとめる最終追い切り情報でわかる情報は次の10項目。

最終追い切り情報
詳細まとめ
  • 追い切り評価ランク
    (SS・S・A・B・C)
  • 馬名
  • 追い切り日
  • コース
  • タイム
  • 馬場状態
  • 併せ馬
  • 脚色
  • 評価コメント
    (データから見た見解)
  • 1週間前追い切り
    との比較
    (状態の上がり下がり)

ランク順に一覧でまとめていく。

その詳細がこちら。

※右にスクロール可能

追い

切り

評価

馬名

追い

切り日

コース タイム

馬場

状態

併せ馬 脚色 評価コメント(1週前比較を含む)
SS

セキトバ

イースト

10/8 栗東CW 4F 52.0-36.8-11.3 単走 馬なり

1週前にCW6F83.6-…-10.9の強負荷→

直前は“サラッと”でもラスト11.3と加速維持。

攻め量と質のバランスが最高域。

3連勝へ態勢良。

SS

カナ

テープ

10/8 美浦W 6F 83.4-66.8-52.0-36.8-11.8 単走 馬なり

1週前にW5F66.0-11.3で速い上がり→

直前は馬なりで折り合い重視でも11.8。

“前で上がり”の勝ち筋にきれいに合う。

S

リラボ

ニート

10/8 栗東坂路 800m 52.5-37.7-24.3-12.1 単走 馬なり

1週前にCW長め79.9-…-11.6の強負荷→

直前は坂路で加速ラップ。

量→質の切替が理想的で、

出来は上向き据え置き。

S

ボンド

ガール

10/8 美浦W 6F 83.1-67.5-53.0-38.4-11.9 単走 強め

1週前W5F68.5-12.1→

直前は強めに負荷、L1F11.9。

“調教は見映えしにくい”タイプだが

今回は時計・負荷とも合格域。

S

ヴァンダ

10/8 栗東坂路 800m 53.2-38.4-24.6-12.0 単走 馬なり

1週前CW5F67.4-11.1で先着→

直前は単走で加速維持。

使いつつ良化の典型で、

中2週でも反動なし。

S

ドゥ

アイズ

10/8 栗東CW 6F 81.9-65.7-51.3-36.9-11.3 単走 稍一杯

1週前CW5F70.3-11.8でやや遅れ→

直前は負荷を強めてL1F11.3まで詰める。

実戦向きの上げ方で“相手の柱”に。

S

ピースオブ

ザライフ

10/8 栗東坂路 800m 51.9-37.5-24.5-12.2 単走 末強め

1週前CW6F83.4-…-11.5→

直前は坂路自己ベスト級、

末12.2まで伸びる。

芝替わりでも体は動ける。

A

アドマイヤ

マツリ

10/8 美浦坂路 800m 53.0-39.0-25.4-12.2 単走 馬なり

1週前W6F82.5-…-11.2の“攻め”→

直前は坂路で上がり重点。

増量でも緩さなし、

叩かず動ける態勢。

A セフィロ 10/8 美浦坂路 800m 53.1-38.3-25.1-12.2 単走 馬なり

1週前W6F80.9-…-11.7で土台つくり→

直前は坂路で素直に加速。

フォーム安定で“上積み+維持”。

A

フィール

シンパシー

10/9 美浦W 6F 83.2-67.2-53.0-38.1-11.5 単走 馬なり

1週前やや地味(6F82.5-…-12.2)→

直前はL1F11.5まで反応改善。

単騎〜番手なら怖い仕上がり。

A

ライ

ラック

10/8 美浦W 6F 83.5-66.8-52.1-37.6-11.7

併せ内

0.2遅れ

馬なり

1週前が秀逸(6F80.5-…-11.2先着)→

直前は“調整寄り”で遅れも、気配は良。

差す脚は出せる態勢。

A-

アンリー

ロード

10/8 栗東CW 7F 98.6-66.9-52.7-37.7-11.4

3頭併せ

先着

馬なり

1週前からCW7Fでみっちり→

直前も長めで先着。

量十分で“持続型の良さ”が出る仕上げ。

B+

キャット

ファイト

10/8 美浦W 6F 85.3-68.7-53.4-37.8-11.1 単走 強め

長期明けでも直前はL1F11.1と鋭い。

1週前も動く馬でやり過ぎ回避。

実戦勘だけ課題。

B

アンゴラ

ブラック

10/8 美浦W 5F 67.2-52.5-37.8-11.5 単走 馬なり

近走ほどの“攻めの速さ”は見せていないが、

馬なりでソフトにまとめる設計。

距離延長と折り合いが鍵。

B

ホウオウ

ラスカーズ

10/6 美浦坂路 800m 53.9-39.7-25.8-12.9 単走 馬なり

1週前も坂路軽め→

直前も月曜追いで負荷控えめ。

間隔と反動ケア優先の仕上げで

“相手まで”のトーン。

B サフィラ 10/6 栗東坂路 800m 55.0-38.7-24.2-12.0 稍重 単走 馬なり

異例の月曜追いで軽め仕上げ。

1週前CW6F82.1-…-11.1の土台は良好。

輸送配慮で直前はやり過ぎず。

1週間前追い切り評価とコメント

アイルランドトロフィーの2025年の出走馬について、最新の追い切り情報とその評価をランクごとにまとめた。

各ランク(SS、S、A、B、C)の馬について、追い切りのタイム、コースや馬場状況、並走状況、脚色の特徴、そしてそれぞれの評価コメントが閲覧可能。

※右にスクロール可能

追い

切り

評価

馬名 追い切り日 コース

タイム

馬場

状態

併せ馬 脚色 評価コメント
SS

リラボ

ニート

10/1

栗東

CW

6F79.9-(中間不明)-11.6 不明

単走

(当週は

坂路キャンター

併用)

一杯

寄り

CWでの“79秒台‐11秒台”は

この時期として優秀。

夏負荷→秋一段アップの典型で、

時計と気配が噛み合っている。

S

セキトバ

イースト

10/1

前後

栗東

CW

6F83.6-(中間不明)-10.9 不明

併せ

1馬身

先着

一杯

末10秒台で先着。

“動ける馬がさらに動いた”内容。

秋初戦でも

心肺は十分に仕上がった印象だ。

S

カナ

テープ

10/2

美浦

W

5F66.0-(中間不明)-11.3 不明

併せ

2馬身先着

(デュアル

ウィルダー)

馬なり

馬なり66.0→11.3で先着。

折り合いと

反応の質の両面良化が見える

“理想の1週前”。

A

ヴァンダ

10/3

(1週前の

金曜)

栗東

CW

(公表分)

終い1F11.1

※全体不明

不明 単走 馬なり

中2週でもCWで11秒1を楽に。

負荷は控えめでも中身は維持できている。

全体時計が出ればA+評価。

A

ボンド

ガール

10/1

美浦

W

6F86.2-(中間不明)-38.5-12.1

(単走の1W)

不明 単走

強め〜

一杯

ラストの詰めは利く。

頭高めでもしまいは伸びるタイプで、

量的には十分。

折り合いが鍵。

A サフィラ

10/6

(週初=

実質の週内

メイン追い)

栗東

坂路

4F55.0-(中間不明)-12.0

重め

(談話)

単走 馬なり

3日間開催を見据えた“月曜追い”。

負荷は強くないが、しまいの形は良好。

直前の微調整でSまで上がる余地。

A

アドマイヤ

マツリ

10/2

美浦

W

(公表ラップ不明)

※3頭併せで実施

不明 3頭併せ

一杯

寄り

3頭併せでしっかり負荷。

ヴィクトリアM後の再始動で、

反動なく上向き。

数値開示待ちでA止まり。

B

ドゥ

アイズ

10/5

(1週前

日曜)

栗東

CW

(公表分)

終い1F11.3

※全体不明

不明

併せ→

今週は

単走仕上げ

馬なり〜

強め

ラストはキレたが、

もう一段“自分から進む”気勢がほしい。

直前の気配でAに乗るか判断。

B

ライ

ラック

1週前の

実施あり

(詳細

未公表)

美浦

W

(公式ラップ

未公表)

不明

1週前後の調整は順調のトーン。

直前の手綱と馬場が噛み合えば脚は使う。

データ開示待ち。

B

ホウオウ

ラスカーズ

1週前

実施

(詳細

未公表)

美浦

W

想定

(未公表) 不明

使いつつ良さが出るタイプ。

1週前の量感は足りている前提。

時計出れば格上げ。

B セフィロ 情報なし

現時点で1週前の公式ラップに到達できず。

直前の時計と併用本数で再評価。

B

リラボ

ニート

10/6

(週内

フォロー)

栗東

坂路

4F67.6-15.8

(キャンター調整)

不明 単走 馬なり

1週前で十分負荷→週内は維持メニュー。

大きな減点なし。

△B

アンゴラ

ブラック

情報

なし

直近の最終追いは把握できるが、

1週前の分は不明。

直前のWの内容次第で底上げ。

△B

ピースオブ

ザライフ

情報

なし

量は積めるタイプ。

1週前の負荷・先着関係が出れば再判定。

△B

フィール

シンパシー

情報

なし

単騎なら変わるが、

1週前の素軽さ・時計未確認。

C

キャット

ファイト

情報

なし

1週前の伸び・折り合い情報が乏しい。

直前の気配待ち。

C エープラス

情報

なし

大きな上積みは時計で示したい段階。
C

アンリー

ロード

情報

なし

1週前の負荷が見えず、当週次第。

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