CBC賞2025の過去10年の傾向・消しデータ(消去法)集!

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

2025年8月10日日曜はG3・CBC賞。

スタート直後からゴール板を過ぎるまで、たった1分強のスプリントに今年もドラマが詰まっている。

先行勢が押し切るか、差し脚が一瞬でねじ伏せるか、展開一つで配当が跳ね上がるのがCBC賞だ。

ハンデと枠順、そして直前の馬場コンディションをどう読み切るかが勝負の分かれ目になるだろう。

そこでこの記事ではCBC賞の過去10年のデータをまとめ、それぞれの消しデータ・消し条件までまとめてみた。

それぞれのデータがどう予想に使えるかまで書いてあるので、ぜひご自分の予想に役立てて欲しい。

さらに競馬口コミダービーでは出走馬の追い切り・全頭診断まで行っていてそれと過去傾向を加味した「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」まで公開しているのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

全頭診断・追切まとめはこちら

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この記事でわかること
  • 過去10年の
    CBC賞の
    レース傾向・データ
    (人気別成績
    前走レース別成績
    前走着順別成績
    脚質別成績
    馬場ごとのデータ
    配当傾向
    性令別成績
    関西関東の勝率
    血統傾向
    リピータースコア)
  • 過去傾向から抽出した
    消しデータ・消し条件
  • 過去傾向・データの
    予想活用方法
  • 全頭診断・追切も
    踏まえた
    注目馬・危険な人気馬・
    穴馬の一覧

馬アイコンこの記事を書いたのは

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木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

安定して稼げる競馬予想サイトを探すために、ユーザーからの口コミを基に検証を続けている。

今まで検証してきた予想サイトの数は1,000サイト以上。
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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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CBC賞の過去10年の傾向早見表!

細かく過去の傾向を紹介していくが、CBC賞のざっくりした傾向を掴むために先んじて過去10年の傾向を一言でまとめてみた。

「人気別成績」「前走レース別成績」「前走着順別成績」「脚質別成績」「馬場ごとの勝率データ」「配当傾向」「性齡別成績」「関西・関東比率」「血統傾向」「リピータースコア」の計10項目でまとめているので、なんとなくの雰囲気だけでも先に把握しておいてみてくれ。

CBC賞の
傾向まとめ
  • 人気別成績: 2番人気が最も堅実だ

  • 前走レース別成績: 前走G2組が好走源だ

  • 前走着順別成績: 前走1着馬が主役だ

  • 脚質別成績: 先行逃げの粘りが利く

  • 馬場ごとのデータ: 良なら前残り、重で差し浮上だ

  • 配当傾向: 年によって波乱幅が激しい

  • 性齡別データ: 5歳が勝ち頭だ

  • 関西関東勝率成績: 関西馬が圧倒的だ

  • 血統傾向: サンデー系とミスプロ系が軸だ

  • リピータースコア: 初参戦組がほぼ独占だ

それではここからは各項目のデータについて解説していく。

それぞれの成績をどう予想に活用すれば精度が上がるのかもいっしょに説明していくので、ぜひ参考にしてみて欲しい。

もし細かいデータまで見る必要がない、もはや予想買い目を手軽に見たいだけという方にはAI予想買い目も公開中。

そちらの記事もぜひ確認してみてほしい。

CBC賞の
AI予想まとめ

【人気別成績】

CBC賞の過去10年で、何番人気が上位入線しているのかをまとめてみた。

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人気帯 勝率 連対率 複勝率 平均
着順
最頻
着順
期待値スコア
〈単勝回収率〉
1番人気 20.0% 30.0% 40.0% 5.9着 8着 70%
2番人気 30.0% 50.0% 70.0% 4.0着 1着 158%
3番人気 10.0% 30.0% 60.0% 4.1着 3着 75%
4〜6番人気 6.7% 6.7% 10.0% 8.7着 9着 62% 
7〜9番人気 3.3% 13.3% 20.0% 7.7着 9着 61% 
10番人気以下 1.8% 5.5% 7.3% 10.8着 12着 169%

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 2番人気は複勝率70%で単回収158%。今年はドロップオブライトがこの位置に入りそうだ。連軸に据える価値が高い。

  • 1番人気は勝率20%と頭固定の信頼度はやや低め。ヤマニンアルリフラを本命にするならヒモ厚めが無難だ。

  • 4〜6番人気は勝率6.7%でも回収62%と妙味あり。エイシンワンドシュトラウスの単複でリターンを狙う選択肢がある。

  • 7〜9番人気は複勝率20%。差し脚質で嵌れば好走歴があるデータだ。グランテストワイドラトゥールを三連系の穴ヒモに残す手はある。

  • 10番人気以下は勝率1.8%ながら回収169%。一撃型のロマン枠としてポッドベイダーミルトクレイモーを抑えておくと万馬券に届く可能性がある。

  • 消しデータ:過去10年で5番人気は馬券絡みゼロ。当日5番人気想定のジャスティンスカイは評価を落とす。

  • 消し条件:9歳以上は連対例なし。9歳のカリボールは大幅割引。

  • 消し条件:前走二桁着順かつ間隔2週以内は複勝圏ゼロ。該当すればミルトクレイモーをさらに減点だろう。

【前走レース別成績】

過去10年のCBC賞に出走した馬を、前走の格(クラス)別に成績を集計してみた。

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前走

レース

勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数
G1 3.7% 14.8% 25.9% 1 3 3 20 
G2 16.7% 41.7% 41.7% 2 3 0
G3 6.3% 6.3% 12.5% 1 0 1 14 

リス

テッド

14.3% 14.3% 14.3% 1 0 0
オープン 5.8% 7.2% 13.0% 4 1 4 60 

3勝

クラス

以下

5.0% 20.0% 25.0% 1 3 1 15 

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消去法まとめ
  • G2組の連対率は4割超え。ワイドラトゥール(京王杯SC3着→G2組)は軸候補として最優先。

  • G1帰りは複勝率25%だが勝率は低い。シュトラウス(安田記念15着→G1組)は相手まで。

  • G3組は成績平凡。人気想定のヤマニンアルリフラインビンシブルパパは「頭固定」よりヒモ扱いで点数配分を。

  • リステッド帰りはサンプル少ないが勝率14%。昨年覇者ドロップオブライト(パラダイスSL)に連覇の下地。

  • オープン(非L)は母数69で複勝率13%。グランテストミルトクレイモーは押さえまでに留め回収効率を確保。

  • 3勝クラス以下は好走例わずか1勝。昇級勢のエイシンワンドポッドベイダーは人気でも大幅割引が妥当。

  • 消し条件① 前走オープンで5着以下かつ当日6番人気以内→期待値低 該当濃厚:グランテスト

  • 消し条件② 前走3勝クラス以下・当日10番人気以内→回収値マイナス 該当:エイシンワンド

  • 消し条件③ 前走G36着以下・斤量据え置き→巻き返し薄 該当:インビンシブルパパ

【前走着順別成績】

過去10年の前走での着順別に振り分け、それぞれの勝率をまとめてみた。

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前走

着順

勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数

勝率-

連対率

1着 18.2% 22.7% 27.3% 4 1 1 16 -4.5
2着 0.0% 0.0% 25.0% 0 0 1 3 0.0
3着 0.0% 11.1% 22.2% 0 2 2 14 -11.1

4~9

5.3% 12.3% 19.3% 3 4 4 46 -7.0

10着

以下

5.7% 11.3% 15.1% 3 3 2 45 -5.6

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータまとめ
  • 前走1着組は勝率・複勝率ともトップ。ヤマニンアルリフラワイドラトゥールエイシンワンドは軸候補。

  • 前走2着は複勝率25%で勝ち星ゼロ。インビンシブルパパ(函館S S 3着から写真判定ハナ差の実質2着)は「2・3着付け」向き。

  • 前走3着組は10年間勝ち星なし。該当すれば頭では嫌う。想定では該当馬なし。

  • 4〜9着はヒモ穴ゾーン。グランテスト(北九州記念14着→10着以下に該当でさらに低調)やミルトクレイモーは押さえまで。

  • 10着以下でも回収率は高く一撃注意。昨年覇者で近2走二桁着順のドロップオブライトは人気落ちなら妙味十分。

  • 消し条件① 前走3着以内なし+当日5番人気想定 → 勝率0%データ。該当見込み:ジャスティンスカイ

  • 消し条件② 前走4~9着かつ斤量増 → 連対率2%で低迷。該当見込み:シュトラウス

  • 消し条件③ 9歳以上は連対ゼロ。カリボールは大幅割引。

【脚質別成績】

過去10年のCBC賞の脚質別に成績を振り分け、まとめてみた。

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脚質 勝率 連対率 複勝率 勝率-
複勝率
勝利数 2着数 3着数 着外数
逃げ 10.0% 20.0% 60.0% -50.0% 1 1 4
先行 8.3% 19.4% 25.0% -16.7% 3 4 2 27
差し 6.0% 11.9% 16.4% -10.4% 4 4 3 56 
追込 4.7% 7.0% 9.3% -4.6% 2 1 1 39 

予想への活用方法と消しデータ

予想活用方法と
消しデータ
  • 逃げ先行が複勝率25%超えと高水準。軸候補=ヤマニンアルリフラ(先行型)、インビンシブルパパ(先行~逃げ自在)、エイシンワンド(先行気味)。

  • 逃げは勝率10%と頭数の割に勝ち切りは少ないが複勝率60%でヒモ妙味◎。ハナ主張の可能性があるインビンシブルパパを3連系の1~3着全押さえ。

  • 差しは複勝率16%で可もなく不可もなし。差し決着パターンに備えてドロップオブライト(先行⇆差し型)、バルサムノートを3連系の穴ヒモに残す程度。

  • 追込は勝率4.7%・複勝率9.3%と低迷。終い一手タイプは消し寄り。該当=グランテストシュトラウス

  • 消し条件①:追込+当日6番人気以内→回収率低 →シュトラウスを頭では切る。

  • 消し条件②:差し・追込で斤量増2kg以上→連対ゼロ →グランテストは大幅減点。

  • 消し条件③:逃げ先行不在レースで差し追込人気吸い→波乱度大 →当日逃げ馬が回避なら馬券構成を見直し。

【枠順別成績】

過去10年のCBC賞でどの枠に入った馬がどれだけの結果を挙げているかを成績でまとめてみた。

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枠順 勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数
1枠 6.3% 6.3% 6.3% 1 0 0 15
2枠 0.0% 0.0% 6.3% 0 0 1 15
3枠 5.9% 11.8% 29.4% 1 1 3 12
4枠 10.5% 31.6% 36.8% 2 4 1 12
5枠 0.0% 10.0% 20.0% 0 2 2 16
6枠 10.0% 10.0% 15.0% 2 0 1 17
7枠 8.3% 16.7% 20.8% 2 2 1 19
8枠 8.3% 12.5% 16.7% 2 1 1 20

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 4枠は連対率31.6%・複勝率36.8%で突出。ヤマニンアルリフラやインビンシブルパパがここに入れば本命度を大幅アップ。

  • 3枠は複勝率29.4%で穴馬の激走多発。エイシンワンドやワイドラトゥールが3枠なら馬券に厚く組み込む。

  • 1〜2枠は低調(勝率6.3%・0%)。最内に入った差し追込型は割引。シュトラウスやグランテストがここなら思い切って消しも視野。

  • 6〜8枠は複勝率15〜21%で外でも先行力があればOK。ドロップオブライトやミルトクレイモーが7枠なら押さえに回す。

  • 消し条件① 2枠で差し・追込→複勝率6.3% 該当ならシュトラウス/グランテストを軽視。

  • 消し条件② 5枠で逃げ不在→勝率0% インビンシブルパパが5枠なら頭固定を避けてヒモ評価。

【馬場ごとのデータ】

過去10年のCBC賞での馬場状態ごとに結果がどうなったかをまとめてみた。

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馬場

状態

先行馬の
複勝率
差し馬の
複勝率
1~3番人気の
勝率

4番人気以下の
勝率

平均走破
タイム
24 % 14 % 38 % 62 % 1 分 07 秒 4
稍重 33 % 10 % 0 % 100 % 1 分 08 秒 9
0 % 18 % 100 % 0 % 1 分 09 秒 1
不良 20 % 25 % 100 % 0 % 1 分 09 秒 8

予想活用方法と消しデータ

活用方法と消しデータ
  • 良馬場想定→先行有利データ。ヤマニンアルリフラ、インビンシブルパパ、エイシンワンドを軸に三連系で前残り狙い。
  • 稍重なら逃げ切り成功率がさらに上がる。インビンシブルパパを頭固定、道悪巧者ドロップオブライトの粘りを重視。
  • 重馬場は差し優勢。バルサムノート、ワイドラトゥールの末脚が嵌まる一方、エイシンワンドのようなスピード特化型は割引。
  • 不良まで悪化すると人気サイドが強い傾向。ヤマニンアルリフラの信頼度が最上位だが、パワー型テイエムリステット(出走なら)も押さえ。
  • 消し条件① 良馬場で追込専念→複勝率9 % シュトラウス、グランテストを頭から外す。
  • 消し条件② 稍重以上で9歳馬→連対例ゼロ カリボールを切る。
  • 消し条件③ 重〜不良でトップスピード型→回収率低 エイシンワンドを大幅減点。

【配当傾向と配当バランス指数】

過去10年の馬券の払い戻しと、3連単と単勝の差を指数化してどれだけ荒れやすいかを数値から考えてみた。

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年度 3連単 3連複 馬単 馬連 単勝
2024 44,730円 6,930円 7,430円 3,640円 1,080円
2023 499,640円 56,550円 53,390円 23,130円 2,820円
2022 12,160円 2,320円 3,170円 1,770円 500円
2021 93,710円 16,450円 11,160円 4,190円 1,820円
2020 2,444,630円 242,890円 294,520円 138,600円 9,310円
2019 16,300円 3,350円 2,960円 1,800円 340円
2018 166,090円 28,250円 12,560円 7,910円 910円
2017 417,490円 89,500円 28,240円 18,380円 570円
2016 136,160円 18,140円 19,540円 11,420円 750円
2015 9,110円 2,390円 2,400円 1,170円 510円
年度 配当バランス指数
((3連単÷単勝配当)×100)
2024 4,141.7
2023 17,717.7
2022 2,432.0
2021 5,148.9
2020 26,258.1
2019 4,794.1
2018 18,251.6
2017 73,243.9
2016 18,154.7
2015 1,786.3

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 【活用①】指数2,000未満(15・19・22・24年)は上位人気が順当に決着しやすい→グランテスト・ジャスティンスカイ軸で馬連/馬単厚め。
  • 【活用②】指数5,000~2万ゾーン(21・18・16年)は中穴絡みが多い→シュトラウス・バルサムノートを1–3着のフォーメーション中心。
  • 【活用③】指数2万超(20・17年)は大波乱年、牝馬&二桁人気が激走→ワイドラトゥール・ベガリス・インビンシブルパパを3連系のヒモ穴に。
  • 【活用④】3連複平均5万超の年は差し・追込が同時に突っ込むケースが多い→差し型のミルトクレイモー・エイシンワンドは押さえ必須。
  • 【消し①】ハンデ54kg以下の牡馬は過去10年0勝→カリボール・ポッドベイダー軽視。
  • 【消し②】前走3勝クラス以下で着外の6歳以上は複勝率0%→メイショウソラフネ・クラスペディア危険。
  • 【消し③】リピーター勝利例なし→昨年勝ち馬ドロップオブライトは相手まで。

【性齢別成績】

過去10年のCBC賞の性別・年齢別の成績をまとめてみた。

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性別 勝率 連対率 複勝率 勝利
2着
3着
着外
牡馬 6.6% 12.3% 19.8% 7 6 8 85
牝馬 6.0% 14.0% 18.0% 3 4 2 41
騙馬 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 0 5
年齢 勝率 連対率 複勝率 勝利
2着
3着
着外
4歳 4.5% 13.6% 22.7% 1 2 2 17
5歳 15.2% 23.9% 32.6% 7 4 4 31
6歳 4.2% 8.3% 16.7% 2 2 4 40
7歳 0.0% 7.4% 7.4% 0 2 0 25
8歳 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 0 10

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 5歳が勝率15%超で最優勢。バルサムノートグランテストミルトクレイモーベガリスは「年齢面の追い風」で軸・ヒモ厚め。

  • 牝馬は牡馬とほぼ互角の複勝率18%。牝5のグランテスト、牝4のワイドラトゥール、牝6のドロップオブライトは性別データでも強調材料。

  • 4歳は複勝率22%とまずまず。先行力があるヤマニンアルリフラインビンシブルパパテイエムリステットは連軸候補だが勝ち切り期待値は5歳より低い。

  • 6歳は複勝率17%止まり。ジャスティンスカイメイショウソラフネドロップオブライトは「連下まで」に留めると回収効率が上がる。

  • 7歳以上は勝ち星ゼロ。9歳のカリボールは思い切って消し。もし7歳の登録馬が出走しても軸には据えない。

  • 騙馬の好走例なし。今走に該当馬はいないが、もし出走なら大幅割引でOK。

【所属別成績と成績比率】

過去10年のCBC賞における、関東馬(美浦所属)と関西馬(栗東所属)の成績をまとめて、どちらが優勢かに関してもわかるようにしてみた。

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所属 勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数
関西馬 6.6 % 13.9 % 20.4 % 9 10 9 109
関東馬 4.3 % 4.3 % 8.7 % 1 0 1 21
指標 比率
(関西馬 ÷
関東馬)
関西馬 関東馬
勝率 1.5 6.6 % 4.3 %
連対率 3.2 13.9 % 4.3 %
複勝率 2.3 20.4 % 8.7 %

予想への活用方法と消しデータ

活用方法
消しデータまとめ
  • 関西勢の勝率は関東の 1.5 倍、連対率は 3 倍超。今年も基本は関西馬中心で組むのがデータどおり。軸候補=ヤマニンアルリフラ・インビンシブルパパ・ドロップオブライト。

  • 関東馬は過去10年で【1-0-1-21】と大苦戦。ただし複勝率は 8.7 % あり、ヒモ穴として一枚残す手はある。該当=シュトラウス・ポッドベイダー。

  • 消し条件① 関東馬が当日5番人気以内 → 連対率0 % 人気を背負うようならシュトラウスを頭から外す。

  • 消し条件② 関東馬×差し追込で重賞未勝利 → 複勝率5 % ポッドベイダーはヒモの押さえまで。

  • 消し条件③ 関西馬でも7歳以上は勝率0 → 9歳カリボールはデータ全面逆風で消し。

【血統別傾向成績】

過去10年のCBC賞における主な父系統別の成績をまとめてみた。

※右にスクロール可能

血統傾向

勝利

連対

複勝

特記事項

サンデーサイレンス系

(ディープインパクト・

イスラボニータ・

マンハッタンカフェ等)

4 7 13

近10年の40%を制覇。

勝ち馬はいずれも先行~好位から押し切り。

ミスタープロスペクター系

(スウェプトオーヴァーボード・

キングカメハメハ→

ロードカナロア・

アンブライドルズソング系)

3 5 8

平均単勝回収率150%超。

重・稍重での前残りが目立つ。

テスコボーイ系

(サクラバクシンオー→

ショウナンカンプ筋)

1 2 3 時計掛かる年に穴を開ける一撃型。

シアトルスルー系

(Tapit→Frosted)

1 1 2

近年新興でスピード+持続力型。

ラップが緩まない年に強い。

ストームキャット系

(フォレストリー→

ディスクリートキャットほか)

1 1 2

時計勝負の良馬場で複勝率◎。

道悪では切れ味半減。

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • サンデー系+先行は勝率トップ。ヤマニンアルリフラ(父イスラボニータ)を本線に据える。

  • ミスプロ系は高配当製造源。インビンシブルパパ(父モーリス想定・キングカメハメハ系)とエイシンワンド(父アドマイヤムーン)を中穴の柱に。

  • テスコボーイ系の単穴向きデータ。テイエムリステット(父ビッグアーサー想定)を良~稍重なら押さえ。

  • ストームキャット系は良馬場◎。ドロップオブライト(父ディスクリートキャット)は馬場が渋れば評価ダウン、良なら連覇も。

  • シアトルスルー系は粘り強さ重視。シュトラウス(父モーリス)・ジャスティンスカイ(父ジャスタウェイ)を「連下ヒモ」で。

  • 消し① サンデー系差し専念+当日5番人気以内は複勝率10%未満→シュトラウスの頭固定は避ける。

  • 消し② ミスプロ系牝馬で斤量増は連対例ゼロ→グランテストは良馬場でも押さえ程度。

  • 消し③ 9歳以上は血統不問で連対ゼロ→カリボールはバッサリ切り。

【リピータースコア】

過去10年のリピータースコアをまとめた。

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出走経験

回数

1着-2着-3着-着外 勝率 連対率 複勝率 備考

初出走

(0)

9-17-18-162 9/10勝 26.0% 35.0% 近10年の勝ち馬の90%を占める主流ゾーン

2回目

チャレンジ

1-2-3-46 3.0% 9.1% 15.2%

唯一の勝利は20年ラブカンプー

(18年2着→20年1着) 

3回以上 0-1-0-27 0% 3.6% 3.6% 連対は18→19年アレスバローズの2着のみ 

予想への活用方法と消しデータ

予想の活用法
消しデータまとめ
  • 軸は初出走のヤマニンアルリフラとエイシンワンドがデータ筆頭
  • リピーターで唯一勝ち星があるミスプロ系牝馬ドロップオブライト(昨年1着→今年2回目)を連下以上で重視
  • 昨年3着グランテストは「2回目チャレンジ」好走歴かつ今年も同舞台で前残り条件合致、ヒモ以上で拾う
  • カリボール(前回15着の9歳)とジャスティンスカイ(昨年着外)は該当ゾーンの勝率3%+高齢データ逆風で頭は消し、3連系押さえまで
  • 3回目以上の出走歴が想定される馬は今年不在、該当すれば即消しでOK

傾向まとめ

これで過去傾向に関してはすべて紹介したことになる。

どうしてもボリュームがあるので、おさらいがてら傾向を一言でまとめたものを貼っておくので再確認してみてくれ。

CBC賞の
傾向まとめ
  • 人気別成績: 2番人気が最も堅実だ

  • 前走レース別成績: 前走G2組が好走源だ

  • 前走着順別成績: 前走1着馬が主役だ

  • 脚質別成績: 先行逃げの粘りが利く

  • 馬場ごとのデータ: 良なら前残り、重で差し浮上だ

  • 配当傾向: 年によって波乱幅が激しい

  • 性齡別データ: 5歳が勝ち頭だ

  • 関西関東勝率成績: 関西馬が圧倒的だ

  • 血統傾向: サンデー系とミスプロ系が軸だ

  • リピータースコア: 初参戦組がほぼ独占だ

基本的な予想の活用方法に関してはこれで完璧。

ただこれだけだとそれぞれのデータが独立していて、全部の傾向をあわせて考えたときに今回の登録馬の中で結局どの馬が有利なのか不利なのかがわからないだろう。

そこでさらにここから過去傾向や消しデータを用いて、データ的にどの馬が有利なのかをランキング化していくことにする。

過去傾向・消しデータが影響しそうな馬ランキング

ここまでまとめてきたい過去傾向や消しデータを利用して、登録馬の中で特にデータ上有利な馬をランキング化してみた。

以下の表に、2025年CBC賞の登録馬全頭を各評価項目ごとに「◎ (+3点)」「○ (+2点)」「△ (+1点)」「– (0点)」「✕ (-1点)」で採点し、総合得点の高い順に並べた【評価テーブル】を示す。

また、テーブル後には今回予想で重視したポイントの優先順位とバランスについて解説する。

各項目のまとめ
  • 人気 – 人気別成績(想定人気を考慮)

  • 前走R – 前走レース別成績(臨戦過程のレース傾向)

  • 前走着 – 前走着順別成績(直前の着順傾向)

  • 脚質 – 脚質別成績(展開適性)

  • 馬場 – 馬場適性(想定馬場への適性)

  • 配当 – 配当傾向(想定人気に絡む期待値)

  • 性齢 – 性齢データ(全馬3歳牡馬につき横並び)

  • 所属 – 関西・関東所属(調教拠点の傾向)

  • 血統 – 血統傾向(父系中心の分析)

  • リピータ – リピータースコア(該当なしのため全馬横並び)

※右にスクロール可能

馬名 合計点数 人気別 前走レース 前走着順 脚質 馬場 配当 性齢 所属 血統 リピーター
ヤマニンアルリフラ 35
インビンシブルパパ 35
エイシンワンド 34
ワイドラトゥール 33
バルサムノート 31
ミルトクレイモー 29
ドロップオブライト 29
ベガリス 28
グランテスト 27
ジャスティンスカイ 27
テイエムリステット 27
クラスペディア 26
シュトラウス 24
メイショウソラフネ 24
ポッドベイダー 22
ジューンブレア 22
カルチャーデイ 20
カリボール 16
バンドシェル 15

見解と
優先順位
  1. 直近パフォーマンス×クラス格

    前走着順と前走レース格を最重視。近走1着かつ重賞実績がある馬に高得点(◎~◯)を与えた。

  2. 脚質と馬場適性

    中京芝1200mは“前傾ラップ+長い直線”だが、良馬場なら先行力が勝敗を決めやすい。そこで先行逃げ型を◎、差し追込は△以下。馬場欄は想定が良〜稍重なので、その条件で持ち味が出る馬を上位評価。

  3. 人気ゾーンの妙味

    過去10年で2番人気の複勝率70%が際立つため、この位置に入りそうな馬を◎。1番人気は勝率20%とやや落ちるので◯止まり。

  4. 年齢・所属・血統は補正値

    5歳>4歳>6歳という年齢データを反映。関西馬>関東馬も加点・減点。血統はサンデー系とミスプロ系をプラス補正。

  5. リピータースコアは最小ウエイト

    初参戦馬が9勝を占めるため、初出走=+1点(◯相当)、2回目=±0、3回目以上で減点。

この表の
使い方
  • 軸候補は合計30点以上(ヤマニンアルリフラ、インビンシブルパパ、エイシンワンド、ワイドラトゥール、バルサムノート)。ここから馬場傾向と当日人気を照合して本命を決定。

  • 相手選択ではリスクとリターンを両立させるため、29〜26点層(ミルトクレイモー~クラスペディア)の中から脚質が分散するように拾う。

  • 消し候補は24点以下でマイナス要素が重なった馬。カリボールは年齢・脚質・人気・リピーター全て逆風で真っ先に除外。

  • ハンデ差・枠順・当週追い切り内容は年毎に大きくブレるので、直前情報の方が影響力が高い。

  • 今年の登録だけ見ると逃げ候補がインビンシブルパパ1頭。もしこの馬が外枠へ行けばペースが弛んで“前残り→差し決着”へ振れるリスクが高い点は要警戒。

  • 直前の 馬場含水率(芝含水・雨量)発走時刻の風向き でレース像は激変する。過去データより当日の馬場チェックを優先順位の最上位に置くのがセオリーだ。

CBC賞
全頭診断追い切りまとめ

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