セントウルステークス2025の過去傾向・消しデータ(消去法)集!

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。
2025年9月7日日曜はG2・セントウルステークス。
開幕週の電撃戦に、顔ぶれがそろった。
速さだけで押し切る馬、最後の一歩で差し切る馬、斤量の利で食い込む3歳まで、勝ち筋がいくつも見えるからこそ面白いし、同時に油断が効かないレースだ。
大事なのは、人気に寄りかかるだけでも、穴に振り切るだけでもなく、データを見た上でリスクを極限まで減らしつつ馬券戦略を練り上げることだろう。
この記事ではセントウルステークスの過去10年のデータをまとめ、それぞれの消しデータ・消し条件までまとめてみた。
それぞれのデータがどう予想に使えるかまで書いてあるので、ぜひご自分の予想に役立てて欲しい。
さらに競馬口コミダービーでは出走馬の追い切り・全頭診断まで行っていてそれと過去傾向を加味した「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」まで公開しているのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

- 過去10年の
セントウルステークスの
レース傾向・データ
(人気別成績
前走レース別成績
前走着順別成績
脚質別成績
馬場ごとのデータ
配当傾向
性令別成績
関西関東の勝率
血統傾向
リピータースコア) - 過去傾向から抽出した
消しデータ・消し条件 - 過去傾向・データの
予想活用方法
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今回紹介しているセントウルステークスの過去傾向データまとめとは別にぜひ一度目を通してみてくれ。
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---|---|---|---|---|
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セントウルステークスの過去10年の傾向早見表!
細かく過去の傾向を紹介していくが、セントウルステークスのざっくりした傾向を掴むために先んじて過去10年の傾向を一言でまとめてみた。
「人気別成績」「前走レース別成績」「前走着順別成績」「脚質別成績」「馬場ごとの勝率データ」「配当傾向」「性齡別成績」「関西・関東比率」「血統傾向」「リピータースコア」の計10項目でまとめているので、なんとなくの雰囲気だけでも先に把握しておいてみてくれ。

傾向まとめ
-
人気別成績:
1番人気が強く、
3〜9番人気の単勝は弱い、
二桁人気は一撃狙いだ。 -
前走レース別成績:
前走G1・G2が本線、
G3は相手、
L/OP/3勝直行は
頭が厳しい。 -
前走着順別成績:
前走1着と3着が頭候補、
6〜9着の頭は消し寄りで
10着以下は点で拾う程度だ。 -
脚質別成績:
逃げは頭で狙え、
先行が軸、
追い込みは基本消し寄りだ。 -
馬場ごとのデータ:
良前提で先行有利、
上位人気が勝ちやすい流れだ。 -
配当傾向:
3連単は万馬券が多く、
“頭は人気+相手荒れ”で
組むのが基本だ。 -
性齡別データ:
勝ち筋は4・5歳、6歳は相手、
7歳以上の頭は消し寄りだ。 -
関西関東の勝率成績:
関西が広く堅実、
関東は大将格だけ頭候補だ。 -
血統傾向:
ミスプロ×テスコボーイ×サンデーが柱で、
ロベルトや欧州NDスタミナ型は
相手までだ。 -
リピータースコア:
勝ち馬は初出走が多数で、
例外的な王者格だけ
連覇級の筋がある。
それではここからは各項目のデータについて解説していく。
それぞれの成績をどう予想に活用すれば精度が上がるのかもいっしょに説明していくので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
もし細かいデータまで見る必要がない、もはや予想買い目を手軽に見たいだけという方にはAI予想買い目も公開中。
そちらの記事もぜひ確認してみてほしい。
【人気別成績】
セントウルステークスの過去10年で、何番人気が上位入線しているのかをまとめてみた。
※右にスクロール可能
人気帯 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 平均 着順 | 最頻 着順 | 期待値スコア 〈単勝回収率〉 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 70.0% | 80.0% | 80.0% | 1.3 | 1着 | 179% |
2番人気 | 10.0% | 50.0% | 60.0% | 4.3 | 2着/ 着外 (同数) | 64% |
3番人気 | 0.0% | 0.0% | 10.0% | 4.9 | 着外 | 0% |
4〜6番人気 | 0.0% | 10.0% | 26.7% | 7.4 | 着外 | 0% |
7〜9番人気 | 0.0% | 3.3% | 13.3% | 7.8 | 着外 | 0% |
10番人気以下 | 3.3% | 4.9% | 4.9% | 10.6 | 着外 | 約263% |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
1番人気は軸に据える。
勝率70%・回収179%で
“強いのに妙味も残る”。
該当候補:
トウシンマカオ(総合力最上位)、
対抗でママコチャが来ても整合的。 -
2番人気は相手本線。
連対50%・複勝60%で軸寄りだが
単勝回収は64%と落ちる。
該当候補:
ママコチャ
カンチェンジュンガの想定どちらか。 -
3番人気の単勝は原則消し。
過去10年で0勝・回収0%。
買うならワイド/三連複の相手扱いまで。
該当注意:
カンチェンジュンガや
アブキールベイがここに収まる想定なら
“頭固定”は割に合わない。 -
4〜6番人気の単勝は消し寄り(0勝)。
ただし複勝26.7%はあるので
紐・穴の2〜3列目で価値。
該当の拾い:
テイエムスパーダ
モズメイメイ
ジャスティンスカイ。 -
7〜9番人気は単勝消し(0勝)で、
拾うなら3連系の抑え。
該当の拾い:
グランテスト
ティニアなど先行でロス少ないタイプ。 -
10番人気以下は
単勝の一撃狙いが成立(回収約263%)。
勝った2例はいずれも
逃げ・先行の電撃型。
該当の穴目:
人気が二桁まで落ちるなら
グランテスト
レッドアヴァンティ
デュガの“前に行ける馬”を点で刺す。 -
まとめの消し条件:
「3人気〜9人気の単勝」は原則切り。
買い目で関与させるなら、
複勝・ワイド・三連系の
相手に切り替える。
【前走レース別成績】
過去10年のセントウルステークスに出走した馬を、前走の格(クラス)別に成績を集計してみた。
※右にスクロール可能
前走 レース | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G1 | 21.1% | 31.6% | 42.1% | 4 | 2 | 2 | 11 |
G2 | 60.0% | 60.0% | 60.0% | 3 | 0 | 0 | 2 |
G3 | 3.2% | 11.7% | 18.1% | 3 | 8 | 6 | 77 |
リス テッド | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0 | 0 | 1 | 4 |
オープン | 0.0% | 0.0% | 4.8% | 0 | 0 | 1 | 20 |
3勝 クラス 以下 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 4 |
予想への活用方法と消しデータ

消去法まとめ
-
G2からの臨戦は率が突出(複勝60%)。
軸候補に据える。
該当:
トウシンマカオ
(京王杯SC1着→ここ)、
カンチェンジュンガ
(京王杯SC7着→ここ)。 -
G1からの臨戦は
安定して強い(複勝42.1%)。
「叩き」でも
相手以上・本線で扱う。
該当:
ママコチャ
(高松宮記念3着→ここ)、
ショウナンザナドゥ
(NHKマイルC→ここ)。 -
G3からの臨戦は
頭は出にくい(勝率3.2%)が、
ヒモとしては厚い層(複勝18.1%)。
該当:
テイエムスパーダ
ヨシノイースター
アブキールベイ
(いずれも北九州記念組想定)。 -
リステッドは
3着がやっと(複勝20.0%、勝ちゼロ)。
単勝・頭固定は避ける。
該当しやすい馬:
夏のL経由ならティニア
(青函S→安達太良Sルート)を
紐評価止まりに落とす。 -
オープン(非L)は
ほぼ消し(複勝4.8%、勝ちゼロ)。
単勝と馬連相手は基本切り、
買うなら三連系の押さえ極小。
該当:
ジャスティンスカイ
(モルガナイトS勝ち→ここ)、
レッドアヴァンティ
(韋駄天S→ここ)。 -
3勝クラス以下直行は消し(3着内ゼロ)。
該当:
直近が3勝の
ワンダーキサラは
人気でも評価を落とす。 -
補足の使い分け:
「G1/G2(本線)」→
「G3(相手)」→
「L/OP/3勝(基本消し)」の序列で
券種配分を変える。
単の妙味は
G2の小数サンプルか
G1の人気過小、
穴はG3先行勢の
位置取り補正で拾う。
【前走着順別成績】
過去10年の前走での着順別に振り分け、それぞれの勝率をまとめてみた。
※右にスクロール可能
前走 着順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 | 勝率- 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 13.6% | 27.3% | 36.4% | 3 | 3 | 2 | 14 | -13.6pt |
2着 | 9.1% | 36.4% | 36.4% | 1 | 3 | 0 | 7 | -27.3pt |
3着 | 18.2% | 27.3% | 36.4% | 2 | 1 | 1 | 7 | -9.1pt |
4~9 着 | 3.4% | 6.8% | 15.3% | 2 | 2 | 5 | 50 | -3.4pt |
10着 以下 | 4.8% | 7.1% | 11.9% | 2 | 1 | 2 | 37 | -2.4pt |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータまとめ
-
前走1着は買い。
勝率13.6%・複勝36.4%で
“順当かつ妙味”。
該当馬:
トウシンマカオ
(京王杯SC1着)、
エコロジーク
(驀進特別1着)。 -
前走2着は
「頭より相手本線」。
連対36.4%は高いが
勝率9.1%。
該当馬:
テイエムスパーダ
(アイビスSD2着)、
ヨシノイースター
(北九州記念2着)、
デュガ
(朱鷺S2着)。 -
前走3着は一撃注意。
勝率18.2%は全帯で最も高い。
該当馬:
ママコチャ(高松宮記念3着)、
ウイングレイテスト(アイビスSD3着)、
アブキールベイ(北九州記念3着)。 -
前走4〜9着は「基本は頭消し・相手薄」。
複勝15.3%で紐扱いが妥当。
該当馬:
カルチャーデイ(CBC賞5着)、
カンチェンジュンガ(京王杯SC7着)、
ジャスティンスカイ(CBC賞8着)、
ティニア(安達太良S5着)、
グランテスト(CBC賞9着)。 -
前走10着以下は激走稀(勝率4.8%)だが
ゼロではない。
展開と枠が噛み合う先行型の
一発だけを点で拾う。
該当馬:
モズメイメイ(北九州記念15着)、
ショウナンザナドゥ(NHKマイルC16着)、
レッドアヴァンティ(韋駄天S13着)。 -
追加の消し条件メモ:
元データの内訳では
「前走6〜9着」は過去10年【0勝】。
この帯に入る馬の単勝は原則切り
(相手に残すなら3連系の押さえだけ)。
【脚質別成績】
過去10年のセントウルステークスの脚質別に成績を振り分け、まとめてみた。
※右にスクロール可能
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝率- 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 40.0% | 50.0% | 50.0% | -10.0pt | 4 | 1 | 0 | 5 |
先行 | 8.3% | 22.2% | 30.6% | -22.3pt | 3 | 5 | 3 | 25 |
差し | 5.7% | 9.4% | 20.8% | -15.1pt | 3 | 2 | 6 | 42 |
追込 | 0.0% | 4.3% | 6.5% | -6.5pt | 0 | 2 | 1 | 43 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
逃げは“頭”で狙える。
勝率40%・複勝50%。
まずここから馬券を組む。
逃げ候補:テイエムスパーダ。 -
先行は複勝30.6%で軸・相手の中核。
先行想定:
ママコチャ/モズメイメイ/
ヨシノイースター/グランテスト/
レッドアヴァンティ/ジャスティンスカイ/
ティニア/ウイングレイテスト/
ワンダーキサラ。 -
差しは“力の裏づけ”がないと
頭までは届きにくい。
例外扱いで評価を上げる差しタイプ:
トウシンマカオ/
カンチェンジュンガ
(1400実績やG1/G2実績で補正)。
軽量の差しで伸び盛りという観点では
アブキールベイも相手本線。 -
追込は消し寄り。
複勝6.5%で信頼に乏しい。
後方一手に回ると割引:
ショウナンザナドゥ/デュガ。
展開と馬場が極端に向いた場合だけ
三連系の押さえにとどめる。 -
まとめの消し条件:
「追込一辺倒」は原則切り。
「差し」でも実績裏づけが弱いなら
単勝は避けて相手まで。
逆に「逃げ・先行」は
枠とスタートで前を取れる見込みが
立つ限り評価を落とさない。
【枠順別成績】
過去10年のセントウルステークスでどの枠に入った馬がどれだけの結果を挙げているかを成績でまとめてみた。
※右にスクロール可能
枠順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 7.1% | 7.1% | 14.3% | 1 | 0 | 1 | 12 |
2枠 | 0.0% | 12.5% | 12.5% | 0 | 2 | 0 | 14 |
3枠 | 5.9% | 5.9% | 5.9% | 1 | 0 | 0 | 16 |
4枠 | 10.0% | 15.0% | 30.0% | 2 | 1 | 3 | 14 |
5枠 | 10.0% | 20.0% | 25.0% | 2 | 2 | 1 | 15 |
6枠 | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 1 | 0 | 0 | 19 |
7枠 | 0.0% | 4.8% | 19.0% | 0 | 1 | 3 | 17 |
8枠 | 13.0% | 30.4% | 39.1% | 3 | 4 | 2 | 14 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
8枠は本命サイド。
勝率13.0%、複勝39.1%で最上位。
外で被されずに
加速できる先行〜好位を優先。
該当候補:
テイエムスパーダ/ママコチャ/
トウシンマカオ/ヨシノイースター/
モズメイメイ/グランテスト/
レッドアヴァンティ/
ジャスティンスカイ/ティニア。 -
4〜5枠は軸向き。
複勝率30.0%(4枠)、
25.0%(5枠)。
ロスが少ないうえに進路も取りやすい。
該当候補:トウシンマカオ/ママコチャ/
テイエムスパーダ/カンチェンジュンガ/
アブキールベイ/カルチャーデイ。 -
1枠は前に行けるなら評価維持、
差し専は割引。
内で包まれると脚を余しやすい。
前受けなら残せる。
該当候補(前受け想定):
テイエムスパーダ/モズメイメイ/
ヨシノイースター/グランテスト/
レッドアヴァンティ/ティニア。 -
消し条件①=2枠の“頭固定”。
10年で勝ちゼロ(0-2-0-14)。
差し・追い込みはさらに割引。
注意馬:
カンチェンジュンガ/
ショウナンザナドゥ/
デュガ。 -
消し条件②=7枠の単勝。
勝ちゼロ(0-1-3-17)。三連系の相手まで。
注意馬:
アブキールベイ/ティニア/グランテスト(先行でロスを抑えられるなら押さえ)。 -
消し条件③=6枠の差し・追い込み。
成績が薄い(1-0-0-19/複勝5%)。
注意馬:
カンチェンジュンガ/ショウナンザナドゥ/
デュガ。 -
まとめ方針=
「8枠(本線)→4〜5枠(強)→
1枠(前受けのみ可)→
2・6・7枠は頭消し」。
枠が出たら、
ここに各馬をはめ込み直すだけで
序列を即更新できる。
【馬場ごとのデータ】
過去10年のセントウルステークスでの馬場状態ごとに結果がどうなったかをまとめてみた。
※右にスクロール可能
馬場 状態 | 先行馬の 複勝率 | 差し馬の 複勝率 | 1~3番人気の 勝率 | 4番人気以下の | 平均走破 タイム |
---|---|---|---|---|---|
良 | 30.6% | 20.8% | 77.8% | 22.2% | 1:07.3 |
稍重 | ― | ― | ― | ― | ― |
重 | ― | ― | 100% | 0% | 1:08.8 |
不良 | ― | ― | ― | ― | ― |
予想活用方法と消しデータ

-
良前提で組み立てる。
先行の複勝率が30.6%と高く、
基本は前を中心に据える。
逃げ・先行で押し切る青写真が立つ馬は
テイエムスパーダ/ママコチャ/
ヨシノイースター/モズメイメイ/
グランテスト/レッドアヴァンティ/
ジャスティンスカイ/ティニア。 -
良でも“格の裏付けを持つ差し”は
通用ゾーン。
差しの複勝率は20.8%だが、
G1/G2実績や近走の高速上がりがあるなら
評価を落とさない。
適合馬はトウシンマカオ/
カンチェンジュンガ。 -
良の人気傾向は1〜3番人気の勝率77.8%。
頭固定はトウシンマカオ/ママコチャの
二強想定が合理的。
ヒモ荒れはテイエムスパーダ/
モズメイメイの残り目や、
前に張れるグランテスト/
レッドアヴァンティの食い込みで拾う。 -
消し条件①:
良で追い込み一辺倒は割引。
過去10年トータルでも
追い込みの複勝率は一桁。
該当注意はショウナンザナドゥ/
デュガ
(展開・内外・風が極端に向く日にだけ
三連系の押さえ)。 -
消し条件②:
良で差しの“格不足”は単勝消し。
差しでもG1/G2の裏付けがないなら
頭は分が悪い。
警戒解除はトウシンマカオ/
カンチェンジュンガのみ。 -
重が来た場合(稀)でも
“極端な評価転換”はしない。
2018は1人気勝利+勝ち時計1:08.8。
パワーと道悪巧者の資質を上方修正し、
テイエムスパーダ(前)/
ヨシノイースター(前)を本線強化、
トウシンマカオは地力で維持。
ショウナンザナドゥは
渋化の直線だけで届かせる絵が薄く、
相手まで。 -
稍重・不良は10年にサンプルなし。
もし当週の雨で渋るなら、
前優勢の原則は維持しつつ
「内の荒れ具合と風」で前残り or
外差しの微修正をかける。
【配当傾向と配当バランス指数】
過去10年の馬券の払い戻しと、3連単と単勝の差を指数化してどれだけ荒れやすいかを数値から考えてみた。
※右にスクロール可能
年度 | 3連単 | 3連複 | 馬単 | 馬連 | 単勝 |
---|---|---|---|---|---|
2024 | 47,820 | 9,640 | 4,010 | 2,050 | 640 |
2023 | 978,840 | 93,130 | 72,050 | 34,820 | 11,260 |
2022 | 13,980 | 4,120 | 2,080 | 1,610 | 170 |
2021 | 5,320 | 1,790 | 890 | 590 | 190 |
2020 | 88,430 | 13,680 | 15,420 | 11,990 | 300 |
2019 | 19,570 | 4,060 | 3,380 | 2,220 | 270 |
2018 | 15,660 | 4,010 | 1,400 | 730 | 340 |
2017 | 36,810 | 7,570 | 4,500 | 3,090 | 310 |
2016 | 15,990 | 5,050 | 840 | 490 | 210 |
2015 | 405,590 | 40,700 | 29,740 | 11,010 | 4,800 |
年度 | 配当バランス指数 ((3連単÷単勝配当)×100) |
---|---|
2024 | 7,471.9 |
2023 | 8,693.1 |
2022 | 8,223.5 |
2021 | 2,800.0 |
2020 | 29,476.7 |
2019 | 7,248.1 |
2018 | 4,605.9 |
2017 | 11,874.2 |
2016 | 7,614.3 |
2015 | 8,449.8 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
まず“型”を決める。
3連単は過去10年のうち9回が万馬券で、
単勝人気が固くても
相手が崩れて跳ねやすい年が多い
(指数が高い年=2020/2017/2023)。
今年はトウシンマカオ/ママコチャが
上位支持だろうから、
単勝は1点~2点集中+3連系で
“相手荒れ”を拾うのが基本線だ。 -
指数が低いゾーン(~5,000目安)は
“人気通りにまとまりやすい”年のサイン。
該当年は2018(4,605.9)/
2021(2,800.0)。
今年、この気配が事前の前哨戦レベルや
枠並びで強くなるなら、
3連単は1→2固定の相手薄に寄せて
資金を厚く。
該当馬:
1着軸=トウシンマカオ/
対抗=ママコチャ、
相手の筆頭はテイエムスパーダ/
ヨシノイースター。 -
指数が中域(7,000~9,000)は
“頭は人気通り+2・3着に中穴”の年。
該当年は2015/2016/2019/2022/2024。
ここは1(トウシンマカオ)-
2(ママコチャ)固定の2段構えに
3着は広めが効く。
3着候補の具体名:
テイエムスパーダ/モズメイメイ/
グランテスト/レッドアヴァンティ/
ジャスティンスカイ/ティニア
(いずれも前でロスが少ない想定)。 -
指数が極端に高い(1万超)=
「勝ち馬は堅いのに2・3着が崩壊」の年。
代表は2017/2020。
今年このシナリオで組むなら、
1着=トウシンマカオ固定、
2・3着は二桁人気寄りの先行まで拾う。
穴の名指し:
グランテスト/
レッドアヴァンティ/デュガ
(位置を取れたとき)。 -
消しデータ・消し条件は
数と脚質傾向の“合わせ技”で決める。
①「指数低め」を示す前日オッズ構造+
内有利濃厚なら追い込み一辺倒は
単勝・馬単から切り。
注意馬:ショウナンザナドゥ/デュガ。
②「指数中域~高域」で前が手薄なら、
差しの格不足の頭固定は禁止。
カンチェンジュンガは相手本線まで、
アブキールベイは3歳斤量利でも
“頭”は無理にいらない。
③ 二桁人気の単勝多点買いは非効率。
指数が高い年でも
“勝ち馬の単勝”は
上位人気が握る年が大半だ。
単で狙うならトウシンマカオ/ママコチャに絞る。
④ 3連単の買い分けは
「1→2→広」と「1→広→2」の両持ちが
基本。
頭“2”想定(=ママコチャが先行抜け)も
保険で1~2割だけ残す。 -
まとめると、
今年は単勝(トウシンマカオ本線、
ママコチャ押さえ)+
3連単は“1-2固定+3着広め”が起点。
指数が高めに振れそうな並びや
前日オッズなら3着にテイエムスパーダ/
モズメイメイ/グランテスト/
レッドアヴァンティ/ジャスティンスカイ/
ティニアを厚め。
指数が沈むと読めたら
3連単の点数を圧縮して、
ワイド・馬連は本線2点で十分だ。
【性齢別成績】
過去10年のセントウルステークスの性別・年齢別の成績をまとめてみた。
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性別 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利 数 | 2着 数 | 3着 数 | 着外 数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
牡馬 | 7.1% | 13.1% | 19.2% | 7 | 6 | 6 | 80 |
牝馬 | 5.8% | 13.5% | 21.2% | 3 | 4 | 4 | 41 |
騙馬 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 0 |
年齢 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利 数 | 2着 数 | 3着 数 | 着外 数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4歳 | 16.7% | 20.0% | 23.3% | 5 | 1 | 1 | 23 |
5歳 | 10.8% | 18.9% | 27.0% | 4 | 3 | 3 | 27 |
6歳 | 0.0% | 5.0% | 15.0% | 0 | 2 | 4 | 34 |
7歳 | 0.0% | 4.5% | 9.1% | 0 | 1 | 1 | 20 |
8歳 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 5 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
頭の軸は「4–5歳」。
勝率は4歳16.7%・5歳10.8%で、
このレースの“勝ち筋”は若い古馬だ。
登録でここにハマるのは
カンチェンジュンガ(5)/ティニア(5)/
グランテスト(5)/モズメイメイ(5)/
カルチャーデイ(4)。
なかでも4歳のカルチャーデイは
“年齢優位”が明確で、
逃げ・先行寄りの立ち回りが取れれば
頭まである。 -
牝馬は「相手として強い」。
複勝率は牝21.2%で
牡の19.2%をわずかに上回る。
ママコチャ(牝6)/
テイエムスパーダ(牝6)/
モズメイメイ(牝5)/
グランテスト(牝5)/
カルチャーデイ(牝4)/
ショウナンザナドゥ(牝3)/
アブキールベイ(牝3)/
ワンダーキサラ(牝6)は
三連系で厚めに拾う価値がある。 -
6歳は“頭を嫌って相手で評価”が基本。
6歳の複勝15.0%は悪くないが勝率0%。
トウシンマカオ(牡6)/
ママコチャ(牝6)/
テイエムスパーダ(牝6)/
レッドアヴァンティ(牡6)/
ジャスティンスカイ(牡6)は
単勝より馬連・ワイド・三連系で厚く。
特にトウシンマカオは総合力最上位だが
「年齢ロジック」での単一点勝負は
過信禁物、相手厚め前提で組む。 -
7歳以上は“頭消し寄り”。
7歳の連対4.5%、
8歳は連対・複勝とも0%。
ヨシノイースター(7)/
ウイングレイテスト(8)の単勝・馬単の
“1着固定”は原則切り。
買うなら三連複・三連単の
2–3着薄で押さえるだけ。 -
3歳は妙味の塊=相手本線。
年齢別で3歳は連対26.7%・複勝33.3%
(※参考値)で“軽量+上昇度”が効く帯。
登録のアブキールベイ(牝3)/
ショウナンザナドゥ(牝3)/
エコロジーク(牡3)は相手本線に昇格。
とくにアブキールベイは
“軽量×先行力”を取れたときの
残り目が強い。 -
消し条件まとめ
(性別×年齢のハイブリッド)
① 8歳の単勝・頭固定は消し。
(勝率・連対・複勝すべて0%)→
ウイングレイテストは“人気なら嫌う”。
② 7歳の頭固定も基本消し。
(勝率0%/連対4.5%)→
ヨシノイースターは“相手の厚い列”まで。
③ 6歳の単勝厚張りは非効率。
(勝率0%)→
トウシンマカオ/ママコチャ/
テイエムスパーダは連軸・相手厚めで
妙味を作る。
④ 騙馬の激走期待は捨てる。
(10年で馬券圏内ゼロ)→
デュガ(せん6)は
展開ドンピシャのときだけ三連系の押さえ。
⑤ 牝馬の“人気薄相手”を侮らない。
(牝の複勝率は21.2%)→
グランテスト/モズメイメイ/
カルチャーデイの“前受け組”は、
8枠・内先行バイアス次第で厚めに。
【所属別成績と成績比率】
過去10年のセントウルステークスにおける、関東馬(美浦所属)と関西馬(栗東所属)の成績をまとめて、どちらが優勢かに関してもわかるようにしてみた。
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所属 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
関西馬 | 6.5% | 13.7% | 21.8% | 8 | 9 | 10 | 97 |
関東馬 | 7.4% | 11.1% | 11.1% | 2 | 1 | 0 | 24 |
指標 | 比率 (関西馬 ÷ 関東馬) | 関西馬 | 関東馬 |
---|---|---|---|
勝率 | 0.88倍 | 6.5% | 7.4% |
連対率 | 1.23倍 | 13.7% | 11.1% |
複勝率 | 1.96倍 | 21.8% | 11.1% |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータまとめ
-
関西は量の優位+安定。
複勝率21.8%が示すとおり、
連軸・相手の厚い層は
関西中心で組むのが得策。
該当の厚め候補:ママコチャ/
テイエムスパーダ/カンチェンジュンガ/
カルチャーデイ/モズメイメイ/
グランテスト/ジャスティンスカイ/
ティニア/ヨシノイースター/
ショウナンザナドゥ/アブキールベイ/
ワンダーキサラ/エコロジーク/
デュガ(いずれも栗東)。 -
関東は
勝率が見かけ上やや上(7.4%)だが、
母数が少ない。
実際に10年で勝ったのは2頭で、
いずれも能力上位の関東馬だった。
トウシンマカオ(美浦)は
ここに合致する“例外的な勝ち筋”で、
単勝・1着固定の本線として扱える。
関東のもう2頭はウイングレイテスト/
レッドアヴァンティ(ともに美浦)で、
相手・穴の列で評価。 -
買い分けの型は
「関西厚め+関東の大将格だけ頭」。
単勝・馬単の1着は
トウシンマカオを起点に、
相手列は関西を広く
(前向き脚質を優先)。
三連系は1着(トウシンマカオ)→
2・3着に関西の先行勢を多層化。 -
消しデータ・消し条件
① 関東の人気薄“深追い”は避ける。
近年データでは関東の7番人気以下は
馬券絡み無しという消極材料が出ており、
関東の二桁人気の単勝多点は非効率。
対象ならウイングレイテスト/
レッドアヴァンティの
単勝・頭固定は切り、
三連系での“薄い列”に限定。
② 関西でも“後方一辺倒”は割引。
本レースは先行優位の地力戦になりやすく、
差し専の頭固定は基本的に避ける。
関西の中でも
差し専タイプは相手までに落とす。
③ 関西の先行勢は評価を落とさない。
テイエムスパーダ/モズメイメイ/
グランテスト/レッドアヴァンティ/
ジャスティンスカイ/ティニアのように
前を確保できる関西馬は、
枠とスタートが決まる限り“残り目”が高い。
④ まとめ=
頭:トウシンマカオ(関東の大将格)、
相手厚め:関西の先行・好位群。
関東の人気薄は
相手の薄い列だけに限定して
点数を節約する。
【血統別傾向成績】
過去10年のセントウルステークスにおける主な父系統別の成績をまとめてみた。
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血統傾向(父系クラスター) | 勝利 数 | 連対 数 | 複勝 数 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
ミスタープロスペクター系 (Kingmambo/ Gone West/ End Sweepなど、 ロードカナロア直系を含む) | 4 | 6 | 9 | 2017・2018ファインニードル、2019タワーオブロンドン、 2020ダノンスマッシュで“4勝”。 2・3着にもロードカナロア産駒が複数。 1200mの高速適性と“前後半の均衡型”に強い。 |
サンデーサイレンス系 (ダイワメジャー/ ディープ/ リアルインパクト/ ミッキーアイル等) | 2 | 3 | 7 | 2021レシステンシア、2022メイケイエール。 勝ち切りは5歳以下が中心で、上位人気の安定感が高い。 差しでも“格”が裏付くと届く。 |
テスコボーイ系 (サクラバクシンオー直系= ビッグアーサー、 ショウナンカンプ系) | 2 | 3 | 4 | 2016ビッグアーサー、2024トウシンマカオ。 先行押し切りの再現性が高い。 2・3着でもショウナンカンプ産駒などが顔を出す。 |
ストームキャット系 (Statue of Liberty/ Scat Daddy/ Caravaggio 等) | 1 | 3 | 4 | 2015アクティブミノルが勝利。 瞬時の加速と前半のダッシュで好走。 2着にジョハネスブルグ系、3着にScat Daddy系の年あり。 |
ヘイロー系 (サンデー除く) (タイキシャトル= Devil’s Bag系など) | 1 | 2 | 2 | 2023テイエムスパーダが勝利。 道中の先行力とコース取りが噛み合うと強い。 |
ロベルト系 (スクリーンヒーロー/ モーリス) | 0 | 1 | 2 | 2021はモーリス産駒ピクシーナイトが2着、同父系が3着。 勝ち切りまでは一歩足りない傾向。 |
欧州ノーザンダンサー “スタミナ型” (サドラーズウェルズ/ ガリレオ/ フランケル等) | 0 | 1 | 1 | 2020にサドラー系(オペラハウス系)から2着が1回。 勝ち馬には不在で“相手まで”の色合い。 |
デピュティミニスター系 (クロフネ=Vice Regent) | 0 | 1 | 1 | 2024にクロフネ産駒が2着。 馬場や枠次第で“相手本線”に浮上。 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
まず“軸の血統”はミスプロ系×テスコボーイ系×サンデー系の三本柱だ。
本線(頭~連軸):
テスコボーイ系=トウシンマカオ(ビッグアーサー)/カンチェンジュンガ(ビッグアーサー)…当レースで計2勝の直系、先行押し切りの再現性が高い。
ミスプロ系=グランテスト(ロードカナロア)/レッドアヴァンティ(ドゥラメンテ=Kingmambo)/ヨシノイースター(ルーラーシップ=Kingmambo)/カルチャーデイ(ファインニードル=End Sweep系)/アブキールベイ(ファインニードル)/エコロジーク(Twirling Candy=Candy Ride)…勝ち負けに絡む“量と質”がともに揃う。
サンデー系=ママコチャ(※父はクロフネだが自身は先行でサンデー系の好走形に寄せやすい)/モズメイメイ(リアルインパクト)/ショウナンザナドゥ(キズナ)/ジャスティンスカイ(キタサンブラック=ブラックタイド)…“格持ち×先行力”なら頭まで。 -
相手妙味(中~穴の厚め)はストームキャット系とヘイロー(サンデー除く)。
具体馬:デュガ(Practical Joke=Into Mischief系=Storm Catライン)/ティニア(Frankelで“欧州ND型スピード”だが、道中の位置を取れるなら)/テイエムスパーダ(レッドスパーダ=タイキシャトル系)…“前を取れるか”が鍵。 -
消しデータ・消し条件は血統×脚質×人気の合わせ技で決める。
① ロベルト系の“頭固定”は薄め(過去10年【0勝】)。該当:ロベルト系の差し脚質は相手まで。
② 欧州ノーザンダンサー“スタミナ型”の単勝厚張りは避ける(過去10年【0勝】)。該当:ティニアは“3連系の押さえ”に降格。
③ ストームキャット系は“二段目評価”。勝ち筋はあるが近年は連対・複勝寄り。デュガは前を確保できないなら点数を絞る。
④ テスコボーイ系は評価を落とさない。トウシンマカオ/カンチェンジュンガは“内~中枠×先行”で頭想定まで素直に買う。
⑤ ミスプロ系は広く厚く。グランテスト/レッドアヴァンティ/ヨシノイースター/カルチャーデイ/アブキールベイ/エコロジークは“前に行ける並び”なら3連系の2・3列目を厚く。
⑥ 牝のサンデー系は相手本線。モズメイメイ/ショウナンザナドゥは斤量利と開幕週のスピードで浮上。
⑦ デピュティミニスター系は“馬場+枠”で評価上下。ママコチャは内でロス少なく運べるなら“1~2列目固定”が作戦だ。
【リピータースコア】
過去10年のリピータースコアをまとめた。
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区分 | 勝利 数 | 勝ち馬例 |
---|---|---|
初出走 (当該レース1回目) | 9 | 2015アクティブミノル/ 2016ビッグアーサー/ 2017ファインニードル/ 2019タワーオブロンドン/ 2020ダノンスマッシュ/ 2021レシステンシア/ 2022メイケイエール/ 2023テイエムスパーダ/ 2024トウシンマカオ |
2回目以降 (リピーター) | 1 | 2018ファインニードル (連覇) |
項目 | 件数/ 割合 | 該当馬 |
---|---|---|
同レースで 複数年“上位(1〜3着)” | 1頭/ 30席=3.3% | ファインニードル (2017=1着 → 2018=1着) |
同レース “連覇” | 1例 | ファインニードル(2017→2018) ※歴代でもゴールデンキャスト (2004→05)との2例のみ |
馬名 | これまでの 出走回数 | 最良着順 | 該当年 |
---|---|---|---|
トウシンマカオ | 1 | 1着 | 2024 |
ママコチャ | 1 | 2着 | 2024 |
モズメイメイ | 1 | 3着 | 2024 |
テイエムスパーダ | 2 | 1着 | 2023 (=連覇3頭目の懸けは 未達/ 2024は16着) |
ヨシノイースター | 1 | 8着 | 2024 |
上記以外 (アブキールベイ/ カンチェンジュンガ/ カルチャーデイ/ グランテスト/ ジャスティンスカイ/ ティニア/ デュガ/ レッドアヴァンティ/ ウイングレイテスト/ ショウナンザナドゥ/ エコロジーク/ ワンダーキサラ など) | 0 | — | — |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータまとめ
-
基本線は「頭=初出走」だが、“例外の王者格”は別扱い。 過去10年の勝ち馬は初出走が9/10。ただしトウシンマカオは前年の勝ち馬で、ファインニードル型の“例外ルート”を取れる地力。単勝・1着固定の本線に据える価値がある。
-
“前年上位→翌年も来る”は信頼度が高い。 ママコチャ(前年2着)とモズメイメイ(前年3着)は、開幕週・前受け優勢の条件で連軸〜相手本線。人気が割れて指数が高めに振れるなら、3連単は1(トウシンマカオ)→2(ママコチャ)固定+3着広めが合理的。
-
“勝っているリピーター”は買い落とすな。 テイエムスパーダは2023年の勝ち馬。昨年は崩れたが、外目先行を奪える並び×軽い馬場なら“再浮上”の目が立つ。相手厚めで押さえる。
-
“前年着外の高齢勢”は頭を嫌う。 リピーターでも7歳以上の頭固定は割に合わない。ヨシノイースター(7)は3連系の相手まで。
-
初出走の中で“格と先行力”を持つ馬を厚く。 近10年は初出走が勝ちを多数占める。カンチェンジュンガ/カルチャーデイ/アブキールベイは枠とテンの位置で頭まで。
-
消し条件まとめ(点数圧縮のための線引き)
①「リピーターでも高齢+前年二桁着順」の“単勝・馬単1着固定”は原則消し。 該当注意:ヨシノイースター。
② 「初出走でも追い込み一辺倒」は頭を嫌う。 当該コースの脚質傾向と整合しない。該当注意:ショウナンザナドゥ/デュガ(展開極端時の三連系押さえ止まり)。
③ 「リピーターの人気薄を単で多点」も非効率。 連覇実績は極少。単はトウシンマカオ中心、相手はママコチャ/モズメイメイ/テイエムスパーダ/先行初出走組で厚く。
傾向まとめ
これで過去傾向に関してはすべて紹介したことになる。
どうしてもボリュームがあるので、おさらいがてら傾向を一言でまとめたものを貼っておくので再確認してみてくれ。
傾向まとめ
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人気別成績:1番人気が強く、3〜9番人気の単勝は弱い、二桁人気は一撃狙いだ。
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前走レース別成績:前走G1・G2が本線、G3は相手、L/OP/3勝直行は頭が厳しい。
-
前走着順別成績:前走1着と3着が頭候補、6〜9着の頭は消し寄りで10着以下は点で拾う程度だ。
-
脚質別成績:逃げは頭で狙え、先行が軸、追い込みは基本消し寄りだ。
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馬場ごとのデータ:良前提で先行有利、上位人気が勝ちやすい流れだ。
-
配当傾向:3連単は万馬券が多く、“頭は人気+相手荒れ”で組むのが基本だ。
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性齡別データ:勝ち筋は4・5歳、6歳は相手、7歳以上の頭は消し寄りだ。
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関西関東の勝率成績:関西が広く堅実、関東は大将格だけ頭候補だ。
-
血統傾向:ミスプロ×テスコボーイ×サンデーが柱で、ロベルトや欧州NDスタミナ型は相手までだ。
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リピータースコア:勝ち馬は初出走が多数で、例外的な王者格だけ連覇級の筋がある。
基本的な予想の活用方法に関してはこれで完璧。
ただこれだけだとそれぞれのデータが独立していて、全部の傾向をあわせて考えたときに今回の登録馬の中で結局どの馬が有利なのか不利なのかがわからないだろう。
そこでさらにここから過去傾向や消しデータを用いて、データ的にどの馬が有利なのかをランキング化していくことにする。
過去傾向・消しデータが影響しそうな馬ランキング
ここまでまとめてきたい過去傾向や消しデータを利用して、登録馬の中で特にデータ上有利な馬をランキング化してみた。
以下の表に、2025年セントウルステークスの登録馬全頭を各評価項目ごとに「◎ (+3点)」「○ (+2点)」「△ (+1点)」「– (0点)」「✕ (-1点)」で採点し、総合得点の高い順に並べた【評価テーブル】を示す。
また、テーブル後には今回予想で重視したポイントの優先順位とバランスについて解説する。

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人気 – 人気別成績(想定人気を考慮)
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前走R – 前走レース別成績(臨戦過程のレース傾向)
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前走着 – 前走着順別成績(直前の着順傾向)
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脚質 – 脚質別成績(展開適性)
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馬場 – 馬場適性(想定馬場への適性)
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配当 – 配当傾向(想定人気に絡む期待値)
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性齢 – 性齢データ(全馬3歳牡馬につき横並び)
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所属 – 関西・関東所属(調教拠点の傾向)
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血統 – 血統傾向(父系中心の分析)
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リピータ – リピータースコア(該当なしのため全馬横並び)
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馬名 | 合計点数 | 人気別成績 | 前走レース別成績 | 前走着順別成績 | 脚質別成績 | 馬場ごとのデータ | 配当傾向 | 性齡別データ | 関西関東の勝率成績 | 血統傾向 | リピータースコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トウシンマカオ | 43 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | − | ◎ | ◎ | ◎ |
アブキールベイ | 37 | ◯ | △ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
ママコチャ | 36 | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | − | ◯ | ◯ | ◯ |
テイエムスパーダ | 32 | △ | △ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | − | ◯ | ◯ | ◯ |
カンチェンジュンガ | 31 | ◯ | ◎ | − | △ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
エコロジーク | 29 | − | ✕ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
カルチャーデイ | 29 | − | △ | − | ◯ | ◯ | △ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
グランテスト | 27 | − | △ | − | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
モズメイメイ | 25 | △ | △ | ✕ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ヨシノイースター | 24 | △ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ✕ | ◯ | ◯ | △ |
ウイングレイテスト | 20 | − | △ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ✕ | △ | − | ◯ |
ジャスティンスカイ | 19 | − | − | − | ◯ | ◯ | △ | − | ◯ | ◯ | ◯ |
ティニア | 19 | − | − | − | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | − | ◯ |
ワンダーキサラ | 19 | − | ✕ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | − | ◯ | − | ◯ |
レッドアヴァンティ | 16 | − | − | ✕ | ◯ | ◯ | △ | − | △ | ◯ | ◯ |
ショウナンザナドゥ | 14 | − | ◎ | ✕ | ✕ | − | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
デュガ | 12 | − | − | ◯ | ✕ | △ | △ | − | ◯ | ◯ | ◯ |

-
記号→点:◎=+3、◯=+2、△=+1、−=0、✕=−1。
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重み(今回の重賞=阪神芝1200m/開幕週想定):脚質×3、前走レース格×2、前走着順×2、人気帯×2、馬場×2、血統×2、性齡×2、所属(関西/関東)×1、リピーター×1、配当傾向順応度×1。
-
ねらいは「前を取れる能力+上位格>差し一辺倒」「5歳まで優勢、6歳は相手、7歳以上は頭薄い」「関西厚め、関東は大将格のみ頭可」「テスコボーイ/ミスプロ/サンデーの順で加点」「勝ち馬は初出走が多いが、前年1~3着は信頼度が高い」だ。

-
総合1位=トウシンマカオ。前走G2勝ち(日本レコード)で格面◎、昨年の当レース勝ち馬というリピーター利もあり、“人気サイドの頭”と過去配当傾向が一致する。脚質は差し~好位だが阪神1200の急坂に対して末脚の質が抜けており減点にはならない。
-
2~4位=アブキールベイ、ママコチャ、テイエムスパーダ。
アブキールベイは3歳の斤量利+先行+ファインニードル系で、相手本線~頭まで。
ママコチャは前走G1・3着の格で連軸最有力。先行でブレにくい。
テイエムスパーダは**逃げ◎**でコース適性が高い。前走は千直2着で鋭気十分。隊列主導権次第で3連単の“相手荒れ”の核になる。
-
中位=カンチェンジュンガ、カルチャーデイ、エコロジーク、グランテスト。
カンチェンジュンガは前走G2でも着順マイナスを抱えるため「頭で買い切る」より2~3着厚めが合理的。
カルチャーデイは4歳牝馬×先行×ミスプロ系で伸びしろがある。
エコロジークは前走1着だがクラスが低いので頭は過信禁物、相手に。
グランテストはロードカナロア系×先行で「残り目」の典型、3列目厚め。
-
下位グループは“買い方を限定”。
ヨシノイースターは前走好走でも7歳で頭薄い。相手まで。
ショウナンザナドゥ/デュガは後方一手の局面が多く、当該条件の頭像に合わない。極端な展開時だけ押さえ。
ウイングレイテストは8歳で頭薄いが、先行で位置を取れればヒモとしては残る。

-
今回の優先順位(固定):①脚質(逃げ・先行>差し>追込) ②前走格(G1/G2>G3>L/OP>3勝以下) ③人気帯(1番人気強く、3~9番人気の単は弱い) ④年齢(4・5歳>6歳=相手>7歳以上=頭薄い) ⑤血統(テスコボーイ/ミスプロ/サンデー>その他) ⑥リピーター(前年1~3着は信頼、初出走の勝率が高い)。
-
当週で上書きすべき可変要素:
枠順(本レースは8枠>4-5枠>1枠>2・6・7枠の傾向。8枠の先行は大加点)。
馬場コンディション(良前提だがクッション値と含水)(良×開幕週=前有利を強化)。
風向(向正面~直線の向かい風なら先行の粘り強化、追い風なら差し勢の伸びも出る)。
先行圧(逃げ・ハナ候補の並び。テイエムスパーダの単騎濃厚なら形が変わる)。
直前の気配(パドック・返し馬でのテンション、馬体減増)。
-
買い方の骨格:
単勝=トウシンマカオ中心、押さえでママコチャ。
馬連・ワイド=トウシンマカオ-(ママコチャ/テイエムスパーダ/アブキールベイ)。
3連単=1着〔トウシンマカオ〕固定→2着〔ママコチャ/テイエムスパーダ/アブキールベイ〕→3着広め(グランテスト/カルチャーデイ/カンチェンジュンガを厚く)。配当バランス指数的に“頭は人気+相手荒れ”が基本線だ。
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