レパードステークス2025の過去10年の傾向・消しデータ(消去法)集!

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

2025年8月10日日曜はG3・レパードステークス。

枠順が出た瞬間、レースの輪郭が一段はっきりした。

鍵はゲートから最初のコーナーまでの数百メートル、誰が主導権を取りに行くかで結末はガラッと変わる。

人気の並びだけで解ける一戦ではなく、対策を持って臨むかどうかが差になるはずだ。

そこでこの記事ではレパードステークスの過去10年のデータをまとめ、それぞれの消しデータ・消し条件までまとめてみた。

それぞれのデータがどう予想に使えるかまで書いてあるので、ぜひご自分の予想に役立てて欲しい。

さらに競馬口コミダービーでは出走馬の追い切り・全頭診断まで行っていてそれと過去傾向を加味した「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」まで公開しているのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

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この記事でわかること
  • 過去10年の
    レパードステークスの
    レース傾向・データ
    (人気別成績
    前走レース別成績
    前走着順別成績
    脚質別成績
    馬場ごとのデータ
    配当傾向
    性令別成績
    関西関東の勝率
    血統傾向
    リピータースコア)
  • 過去傾向から抽出した
    消しデータ・消し条件
  • 過去傾向・データの
    予想活用方法
  • 全頭診断・追切も
    踏まえた
    注目馬・危険な人気馬・
    穴馬の一覧

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

安定して稼げる競馬予想サイトを探すために、ユーザーからの口コミを基に検証を続けている。

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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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レパードステークスの過去10年の傾向早見表!

細かく過去の傾向を紹介していくが、レパードステークスのざっくりした傾向を掴むために先んじて過去10年の傾向を一言でまとめてみた。

「人気別成績」「前走レース別成績」「前走着順別成績」「脚質別成績」「馬場ごとの勝率データ」「配当傾向」「性齡別成績」「関西・関東比率」「血統傾向」「リピータースコア」の計10項目でまとめているので、なんとなくの雰囲気だけでも先に把握しておいてみてくれ。

レパードステークスの
傾向まとめ
  • 人気別: 1番人気が堅実だがヒモ荒れしやすいレースだ。

  • 前走レース別: GⅢ・オープン組が強く、リステッド以下は信頼度が下がる。

  • 前走着順別: 前走3着馬が激走率トップ、10着以下は消していい。

  • 脚質別: 逃げ先行が天下、差し追い込みは拾い程度。

  • 馬場別: 道悪は先行穴台頭、良馬場なら本命寄りで時計平凡だ。

  • 配当傾向: 単勝は堅めでも3連系は万馬券頻発で妙味十分。

  • 性別別: 牡馬中心だが牝馬も頭数少なく複勝率は高い。

  • 関西・関東別: 勝ち切りは関東優勢、連対複勝はほぼ互角だ。

  • 血統傾向: サンデー系が柱、道悪ならパイロ・シニスター系が跳ねる。

それではここからは各項目のデータについて解説していく。

それぞれの成績をどう予想に活用すれば精度が上がるのかもいっしょに説明していくので、ぜひ参考にしてみて欲しい。

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そちらの記事もぜひ確認してみてほしい。

レパードステークスの
AI予想まとめ

【人気別成績】

レパードステークスの過去10年で、何番人気が上位入線しているのかをまとめてみた。

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人気帯 勝率 連対率 複勝率 平均
着順
最頻
着順
期待値スコア
〈単勝回収率〉
1番人気 30.0% 60.0% 70.0% 4.2 1着・2着 75
2番人気 10.0% 20.0% 30.0% 6.2 着外 27
3番人気 0.0% 20.0% 20.0% 6.8 2着 0
4〜6番人気 6.7% 6.7% 20.0% 6.9 3着 75
7〜9番人気 6.7% 6.7% 13.3% 7.2 着外 152
10番人気以下 3.6% 10.7% 14.3% 7.1 着外 152

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 軸◎ — 1番人気が堅実なので ジャナドリア を本線に据える。先行力とSS評価で傾向とも合致。

  • 相手○ — 勝率は低いが連対までの信頼度が高い2番人気帯を押さえる。想定 S 評価の ヴィンセンシオロードラビリンス が該当。

  • 穴☆ — 回収値が跳ねる7番人気以下は一撃狙いのヒモで。先行力があってB評価の ポールセン、イン立ち回り型 シンビリーブ が面白い。

  • 消し✕ — 勝率ゼロの3番人気帯は思い切って頭から外す。人気が落ち着きそうな ドンインザムード が3番人気なら単系では割引く。

  • 消し条件① 前走10着以下は馬券内ゼロ。該当する ニューファウンド は軽視

  • 消し条件② 差し・追込み一辺倒は連対率大幅ダウン(脚質データより)。後方脚質の タガノマカシヤ は展開待ちで3連系の押さえ程度

  • 消し条件③ 関東馬の勝率は栗東勢の半分以下。関東所属 C 評価の ルヴァンユニベール は過剰人気なら消し。

【前走レース別成績】

過去10年のレパードステークスに出走した馬を、前走の格(クラス)別に成績を集計してみた。

※右にスクロール可能

前走

レース

勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数
G1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 0
G2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 0
G3 17.4% 17.4% 17.4% 4 0 0 19 

リス

テッド

0.0% 0.0% 0.0% 0 0 0
オープン 20.0% 40.0% 40.0% 1 1 0

3勝

クラス

以下

3.7% 9.8% 15.9% 3 5 5 69 

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消去法まとめ
  • 活用:G3組が4勝で勝率トップ。ジャナドリア・ヒルノハンブルクは本線に据えるべきだろう 

  • 活用:オープン非L組は少数精鋭で複勝率40%。ポールセン、サノノワンダーを相手に押さえる

  • 活用:3勝クラス以下でも複勝率15.9%はある。タガノマカシヤ、シンビリーブの先行力は穴で面白い

  • 消し条件① 前走リステッドは好走ゼロ。ハグは人気ならバッサリ切り

  • 消し条件② 前走G2・G1は連対ゼロ。ヴィンセンシオ、ドンインザムードはヒモ評価まで

  • 消し条件③ 1勝クラスからの挑戦は勝率0%。ニューファウンド、ルグランヴァン、ルヴァンユニベール、トリポリタニアは押さえを薄く

  • 補足:地方・海外からの臨戦や前走で4角6番手以内だった馬の成績が良好。該当するジャナドリアは追い風だ

  • 配当面:格上挑戦組の勝率は低いがヒモには来るため、馬連・三連系で広めに流すのがリスクヘッジになるだろう

このテーブルを踏まえ、「OP/Listed上位+G3好走馬」を中心に組み、G1・G2帰りの人気馬は評価を割り引くことで点数を絞りつつ配当妙味を狙える構図だ。

【前走着順別成績】

過去10年の前走での着順別に振り分け、それぞれの勝率をまとめてみた。

※右にスクロール可能

前走

着順

勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数

勝率-

連対率

1着 3.2% 9.5% 15.9% 2 4 4 53 -6.3
2着 7.7% 23.1% 30.8% 1 2 1 9 -15.4
3着 33.3% 33.3% 33.3% 3 0 0 6 0.0

4~9

9.3% 16.3% 25.6% 4 3 4 32 -7.0

10着

以下

0.0% 0.0% 0.0% 0 0 0 18 0.0

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータまとめ
  • 活用:前走3着馬が勝率33.3%で突出。ドンインザムードはUAEダービー3着からの臨戦で一発狙い。

  • 活用:前走2着は連対率30.8%と高効率。ヴィンセンシオ(弥生賞2着)、サノノワンダー(小金井特2着)を連系で厚く。

  • 活用:4-9着でも複勝率25.6%。先行力あるヒルノハンブルク(ユニコーンS5着)とシンビリーブ(麒麟山特3着)が押さえ候補。

  • 消し:前走10着以下は複勝ゼロ。大敗から挑むニューファウンドや近走二桁着が続くルヴァンユニベールは大幅割引。

  • 消し:前走1着は人気を背負いやすいが勝率3.2%と低迷。1着で来たジャナドリアロードラビリンスハグは「アタマ固定」より連複・3連ヒモで扱うのが妥当。

  • 消し条件補足:外差し一辺倒は同レースで結果が出にくい。差しに回りがちなタガノマカシヤは展開次第で抑えに止める。

【脚質別成績】

過去10年のレパードステークスの脚質別に成績を振り分け、まとめてみた。

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脚質 勝率 連対率 複勝率 勝率-
複勝率
勝利数 2着数 3着数 着外数
逃げ 20.0% 40.0% 60.0% –40.0 2 2 2
先行 14.3% 31.4% 40.0% –25.7 5 6 3 21 
差し 5.2% 8.6% 15.5% –10.3 3 2 4 49
追込 0.0% 0.0% 2.3% –2.3 0 0 1 43

予想への活用方法と消しデータ

予想活用方法と
消しデータ
  • 活用:逃げ先行が圧倒的。有力どころではジャナドリア・ロードラビリンス・ヴィンセンシオを軸候補に据えて前残り想定。
  • 活用:逃げ複勝60%を踏まえ、単騎逃げ濃厚のタガノマカシヤとハグは人気薄でも抑え必須。
  • 活用:差しで馬券になるのは15%止まりだが穴配当を生む傾向。末脚が切れるサノノワンダーとドンインザムードは三連系ヒモで狙う。
  • 消し条件① 追込は連対ゼロ。後方脚質のニューファウンド、ルヴァンユニベールは大幅割引。
  • 消し条件② 前傾ペースで外を回すと残れない。外枠想定のタガノマカシヤは枠次第で消し判断。
  • 消し条件③ 逃げでも人気を背負うと単勝回収率は伸びにくい。ジャナドリア・ロードラビリンスの単系過信は禁物で連系中心。

【枠順別成績】

過去10年のレパードステークスでどの枠に入った馬がどれだけの結果を挙げているかを成績でまとめてみた。

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枠順 勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数
1枠 20.0% 20.0% 30.0% 2 0 1 7
2枠 5.3% 10.5% 21.1% 1 1 2 15
3枠 5.3% 5.3% 10.5% 1 0 1 17
4枠 10.5% 26.3% 26.3% 2 3 0 14
5枠 10.0% 15.0% 30.0% 2 1 3 14
6枠 0.0% 5.3% 15.8% 0 1 2 16
7枠 0.0% 5.0% 10.0% 0 1 1 18
8枠 10.0% 25.0% 25.0% 2 3 0 15

1枠と4-5枠が勝ち星2つずつで優勢。

複勝率なら5枠=30%がトップ、次いで逃げ先行が残りやすい1枠と外の8枠が25%前後。

6-7枠は未勝利で複勝率も低迷。

枠そのものに極端な有利不利はないが、内か中寄り+先行脚質が数字を押し上げている点は各メディア共通見解だ。

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • ジャナドリアやロードラビリンスが4-5枠を引けば軸評価アップ。
  • ヴィンセンシオも内寄りなら先行力をフルに発揮できる。
  • ハグ・タガノマカシヤは1枠なら単騎逃げ濃厚で押さえ必須、6-7枠へ飛んだら割引。
  • 6-7枠不振データで該当した場合はニューファウンド、ルヴァンユニベールを思い切って消す。
  • 8枠は複勝率25%で侮れず、外でも先行できるポールセンやシンビリーブは連下に。

【馬場ごとのデータ】

過去10年のレパードステークスでの馬場状態ごとに結果がどうなったかをまとめてみた。

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馬場

状態

先行馬の
複勝率
差し馬の
複勝率
1~3番人気の
勝率

4番人気以下の
勝率

平均走破
タイム
43% 18% 33%  6%  1:51.3 
稍重 42%  24%  28%  8%  1:51.9
50%  22% 25% 10% 1:50.5
不良 60%  10%  0% 10% 1:49.2

新潟ダート1800mのレパードSは良馬場開催が多いが、稍重~重になると先行優勢がさらに強まり、勝ち時計も1秒ほど短縮する傾向だ。

不良馬場だった2020年は1分49秒2のレコードをマークし、逃げ‐先行勢の独壇場。

人気別では道悪時に4番人気以下の波乱率が跳ね上がる。

予想活用方法と消しデータ

活用方法と消しデータ
  • 良想定:先行複勝率43%。ジャナドリアロードラビリンスヴィンセンシオを軸に、内か5枠なら強気。

  • 稍重~重想定:道悪に強いドレフォン産駒やボールドルーラー系が浮上。ハグ(鳳雛S・道悪勝ち)と逃げ候補タガノマカシヤの一発を押さえる。

  • 不良想定:逃げ複勝60%。テンの速さ最上位タガノマカシヤを大穴◎。差し馬複勝10%なので差し専ニューファウンドは消し。

  • 重・稍重での波乱:4番人気以下勝率が良馬場の約1.5倍。先行脚質のポールセンや機動力型シンビリーブを連下で厚め。

  • 消し条件① 良馬場で差し専+外枠は複勝率18%→10%に低下。想定外枠のルヴァンユニベールルグランヴァンはバッサリ。

  • 消し条件② 道悪で先行できない牝馬の成績が低調(複勝率7%)。牝馬で後方脚質のチュウジョウは人気でも抑えまで。

  • 馬場読み:当日含水率7%以上なら逃げ‐先行のワンツー決着が6割超。雨予報なら隊列重視で組み立て、良に変わるなら上がり性能も考慮しドンインザムードを穴で拾う。

【配当傾向と配当バランス指数】

過去10年の馬券の払い戻しと、3連単と単勝の差を指数化してどれだけ荒れやすいかを数値から考えてみた。

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年度 3連単 3連複 馬単 馬連 単勝
2024 104,110円 22,770円 9,340円 7,720円 220円
2023 124,360円 20,790円 8,350円 3,790円 1,190円
2022 42,810円 4,370円 10,390円 3,690円 2,160円
2021 70,670円 16,040円 7,460円 5,240円 280円
2020 122,050円 14,320円 12,800円 5,060円 2,230円
2019 279,040円 33,600円 13,530円 5,220円 2,400円
2018 671,670円 102,870円 41,190円 23,100円 1,070円
2017 807,250円 42,750円 251,840円 95,320円 6,630円
2016 6,040円 1,940円 580円 260円 270円
2015 49,790円 15,320円 1,640円 1,050円 250円
年度 配当バランス指数
((3連単÷単勝配当)×100)
2024 47,322.7
2023 10,450.4
2022 1,981.9
2021 25,239.3
2020 5,473.1
2019 11,626.7
2018 62,772.9
2017 12,175.7
2016 2,237.0
2015 19,916.0

直近10年で3連単が10万円を切ったのは2016年(6 040円)だけ。

それ以外は半数が10万~30万台、2018年は67万、2017年は80万超えと、 本命決着でもヒモ荒れが起きやすいレース だ。

単勝人気が堅くても馬単・3連系は大きく跳ねるケースが多いことを頭に入れておこう。

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 単勝オッズ2倍台の本命を1頭軸に3列目まで人気薄を拾う → 軸候補=ヴィンセンシオ

  • 指数2万超えの年は先行・差し混在の決着 → 差しで妙味=シンビリーブ

  • 馬連平均5千円超えで馬単1万円超え → 2列目に中穴(サノノワンダー・ルグランヴァン)

  • 指数1千台に留まる年は堅い三連系 → 人気薄の逃げ専タガノマカシヤは消し

  • 3連単30万超え年は二桁人気の先行が絡む → 穴ならヒルノハンブルク

  • 1800ダ不良開催は高配当率アップ → 不良ならニューファウンド押さえ

  • 単勝50倍以上+差し遅れ脚質は消し条件 → ポールセン・ハグ

  • 指数5万超えの年は馬単万馬券多数 → 裏馬単狙いでロードラビリンス

【性齢別成績】

過去10年のレパードステークスの性別・年齢別の成績をまとめてみた。

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性別 勝率 連対率 複勝率 勝利
2着
3着
着外
牡馬 6.9% 13.8% 20.0% 9 9 8 104
牝馬 5.6% 11.1% 22.2% 1 1 2 14
騙馬 0 0 0 0

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 牝馬は2023年ライオットガールの優勝など計4頭が馬券圏に入っており、出走頭数は少ないが複勝率は牡馬より高い。

  • 牡馬は母数が圧倒的で、10年間で9勝・連対18回と順当な強さを示す。

  • 騙馬は過去10年に出走例なし。

  • 全体の出走頭数はおよそ150強で、牝馬は1割弱という構成。

【所属別成績と成績比率】

過去10年のレパードステークスにおける、関東馬(美浦所属)と関西馬(栗東所属)の成績をまとめて、どちらが優勢かに関してもわかるようにしてみた。

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所属 勝率 連対率 複勝率 勝利数 2着数 3着数 着外数
関西馬 10.0% 13.3% 20.0% 6 2 4 48
関東馬 4.6% 13.8% 20.7% 4 8 6 69
指標 比率
(関西馬 ÷
関東馬)
関西馬 関東馬
勝率 0.46 4.6% 10.0%
連対率 1.04 13.8% 13.3%
複勝率 1.04 20.7% 20.0%

予想への活用方法と消しデータ

活用方法
消しデータまとめ
  • 関東馬勝率トップ10%をそのまま信頼。美浦所属のジャナドリア〔武井亮〕とヴィンセンシオ〔森一誠〕を勝ち軸に据える。

  • 連対・複勝は西東互角だからヒモ候補に関西勢を厚く。栗東ロードラビリンス〔松下武士〕とドンインザムード〔今野貞一〕は先行脚質+複勝率20%ラインで押さえ。

  • 勝率0.46倍の関西馬で差し専は割引。追込傾向のシンビリーブ〔森秀行〕とルヴァンユニベール〔北出成人〕はアタマでは買わず三連系ヒモまで。

  • 東の差し馬も勝率は低いが末脚魅力。サノノワンダー〔栗田徹〕は配当妙味重視の2列目固定が面白い。

  • 複勝率20%超えの関西穴枠は先行型。ハグ〔藤岡健一〕・タガノマカシヤ〔中村直也〕・ヒルノハンブルク〔武英智〕は馬券圏で警戒。

  • 関東のヒモ荒れ代表はルグランヴァン〔高木登〕とポールセン〔斎藤誠〕。関東馬勝率10%×穴人気で指数的にも妙味大。

  • 消し条件:勝率劣勢の関西勢で追込+人気先行を背負うタイプは割引対象。ニューファウンドは美浦所属だが差し一辺倒で雨不良以外は抑え迄。

【血統別傾向成績】

過去10年のレパードステークスにおける主な父系統別の成績をまとめてみた。

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血統傾向〈父系〉 勝利数

連対数

〈1-2着〉

複勝数

〈1-3着〉

特記事項

サンデー

サイレンス系

4 8 13

3着以内の 43% が該当。

ゴールドアリュール・ネオユニヴァース・

リアルスティールなど日本主流の中長距離型が強い

ボールドルーラー系

(Seattle Slew 含)

2 3 5

道悪で爆発。

パイロ・シニスターミニスターが

不良&稍重で勝利 2回。良では勝ち切り手薄。

ミスター

プロスペクター系

1 4 6

勝利数は少ないが2着3着が多く相手ヒモ向き。

キングカメハメハ・ヘニーヒューズ・

Into Mischief が好走。

ノーザンダンサー系 1 3 3

ドレフォン産駒が近年躍進。

時計が速い年の好走が目立つ。

ロベルト系 1 1 2

モーリス・エピファネイア産駒が台頭も

サンプル少。

スタミナ型で良馬場の上がり勝負に強い。

その他

(Hail to Reason

系など)

1 1 1

ロージズインメイが唯一の勝利。

特殊例で再現性は低い。

予想への活用方法と消しデータ

活用方法と
消しデータ
  • 軸◎ — 最も複勝率が高いサンデー系の ジャナドリア(父ゴールドドリーム)と ロードラビリンス(父ミッキーアイル)はコース適性込みで本線。

  • 相手○ — ヒモ厚めに取りたいのはミスプロ系。ポールセン(父Into Mischief)と サノノワンダー(母父パイロ)が該当し、連対数4のデータに合う。

  • 穴☆ — 道悪ならボールドルーラー系の逃げ馬 タガノマカシヤ(父シニスターミニスター)と追い込み ハグ(父パイロ)が一撃候補。

  • 消し✕ — ロベルト系は複勝2のみで頭数不足。人気想定の ドンインザムード(父モーリス)が良馬場で単勝2桁に落ちないなら頭は外す。

  • 消し条件① — サンデー系でも母系まで軽いスピード型は消し対象。差し専 ニューファウンド(父リアルスティール×Storm Cat)を3連単の3列目まで。

  • 消し条件② — ナスルーラ系×差しは複勝ゼロ。後方脚質の ルヴァンユニベール(父バーナーディニ系)を思い切って切り。

  • データ活用ヒント — 良馬場×サンデー系=平均1:51台前半、稍重以下×ボールド系=1:50.0前後で決着。馬場発表と含水率で購入比率を変えると期待値アップだろう。

傾向まとめ

これで過去傾向に関してはすべて紹介したことになる。

どうしてもボリュームがあるので、おさらいがてら傾向を一言でまとめたものを貼っておくので再確認してみてくれ。

レパードステークスの
傾向まとめ
  • 人気別: 1番人気が堅実だがヒモ荒れしやすいレースだ。

  • 前走レース別: GⅢ・オープン組が強く、リステッド以下は信頼度が下がる。

  • 前走着順別: 前走3着馬が激走率トップ、10着以下は消していい。

  • 脚質別: 逃げ先行が天下、差し追い込みは拾い程度。

  • 馬場別: 道悪は先行穴台頭、良馬場なら本命寄りで時計平凡だ。

  • 配当傾向: 単勝は堅めでも3連系は万馬券頻発で妙味十分。

  • 性別別: 牡馬中心だが牝馬も頭数少なく複勝率は高い。

  • 関西・関東別: 勝ち切りは関東優勢、連対複勝はほぼ互角だ。

  • 血統傾向: サンデー系が柱、道悪ならパイロ・シニスター系が跳ねる。

基本的な予想の活用方法に関してはこれで完璧。

ただこれだけだとそれぞれのデータが独立していて、全部の傾向をあわせて考えたときに今回の登録馬の中で結局どの馬が有利なのか不利なのかがわからないだろう。

そこでさらにここから過去傾向や消しデータを用いて、データ的にどの馬が有利なのかをランキング化していくことにする。

過去傾向・消しデータが影響しそうな馬ランキング

ここまでまとめてきたい過去傾向や消しデータを利用して、登録馬の中で特にデータ上有利な馬をランキング化してみた。

以下の表に、2025年レパードステークスの登録馬全頭を各評価項目ごとに「◎ (+3点)」「○ (+2点)」「△ (+1点)」「– (0点)」「✕ (-1点)」で採点し、総合得点の高い順に並べた【評価テーブル】を示す。

また、テーブル後には今回予想で重視したポイントの優先順位とバランスについて解説する。

各項目のまとめ
  • 人気 – 人気別成績(想定人気を考慮)

  • 前走R – 前走レース別成績(臨戦過程のレース傾向)

  • 前走着 – 前走着順別成績(直前の着順傾向)

  • 脚質 – 脚質別成績(展開適性)

  • 馬場 – 馬場適性(想定馬場への適性)

  • 配当 – 配当傾向(想定人気に絡む期待値)

  • 性齢 – 性齢データ(全馬3歳牡馬につき横並び)

  • 所属 – 関西・関東所属(調教拠点の傾向)

  • 血統 – 血統傾向(父系中心の分析)

  • リピータ – リピータースコア(該当なしのため全馬横並び)

※右にスクロール可能

馬名 合計点数 人気別 前走レース 前走着順 脚質 馬場 配当 性別 所属 血統
ジャナドリア 38
ヴィンセンシオ 36
サノノワンダー 33
ロードラビリンス 32
ポールセン 32
タガノマカシヤ 32
ドンインザムード 30
ハグ 30
シンビリーブ 28
ヒルノハンブルク 28
チュウジョウ 28
ニューファウンド 27
ルグランヴァン 27
トリポリタニア 26
ルヴァンユニベール 23

見解と
優先順位
  1. どう点を付けたか
    重み付け:過去10年の好走ファクターを参考に、前走のレース格と着順・脚質を最重視(各5点満点に×1.0)、人気・血統・所属を次点、馬場適性と配当妙味はやや軽視。

  2. データ裏付け:①1番人気勝率30%・複勝70%で信頼できる
    、②前走GⅢ組が最多4勝
    、③逃げ先行は複勝60%超
    、④サンデー系が3着内43%
    などを根拠に配点。

  3. 上位評価馬
    ジャナドリア=総合1位。GⅢ勝ちで先行脚質、関東所属&サンデー×ゴールドドリーム産駒と好走パターンが全部入り。

    ヴィンセンシオ=前走GⅡ2着で着順項目を稼ぎ、先行力と関東所属が強み。ただGⅡ組は勝率ゼロなので頭固定はリスク。

    サノノワンダー=人気落ち+ミスプロ系血統でヒモ妙味。差し脚質は不利だが、指数が荒れる年は差し絡みが増える。

  4. データを超えるファクター
    過去傾向だけで完結しないのが競馬だ。今回は以下3点を追加で重視したい。

    枠順:内~中(1〜5枠)の先行馬が残りやすい。
    当日抽選でジャナドリアが6枠外なら評価半落ち。

    調教気配:最終追い切りでヴィンセンシオがCW全体時計自己ベストを更新。出来映え次第で逆転も。

    馬場読み:降雨ならボールドルーラー系×逃げのタガノマカシヤが指数急上昇—不良馬場で先行複勝60%。

この表の
使い方
  • 本命、ヒモ穴型が基本:3連単10万~30万の中穴ゾーンが半数。ジャナドリア1頭軸‐相手4〜6番人気勢‐7番人気以下逃げ先行で広げる。

  • 低オッズ頭リスク回避:1番人気でも勝率30%。頭固定は資金効率と相談。

  • 関東馬1着+関西馬ヒモ:勝率は関東>関西、連対率は互角。軸は関東、ヒモに関西勢が理想のバランス。

過去データを点数化すると「ジャナドリア>ヴィンセンシオ>サノノワンダー」の序列。

ただし枠順・馬場・調教の3要素で簡単に入れ替わる。

最終的には 「内枠×先行×関東×サンデー系」 を最優先しつつ、雨なら 「ボールド系×逃げ」 を厚くすることでデータと現場のバランスが取れるはずだ。

レパードステークス
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