新潟ジャンプステークス2025の過去10年の傾向・消しデータ集!

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。
2025年8月16日土曜はJGⅢ・新潟ジャンプステークス。
派手さより“当てにいける読み”が効く番組だ。
ここは馬の近況と並び、そして買い方までを一枚で繋げた人が強い。
名前で決め打つと外すが、走りの中身とポジションを素直に拾えば道は見えるはずだ。
レースの行方が気になるなら、対策はシンプルに“どこで差がつくか”を押さえて、そこに資金を寄せるだけだろう。
そこでこの記事では新潟ジャンプステークスの過去10年のデータをまとめ、それぞれの消しデータ・消し条件までまとめてみた。
それぞれのデータがどう予想に使えるかまで書いてあるので、ぜひご自分の予想に役立てて欲しい。
さらに競馬口コミダービーでは出走馬の追い切り・全頭診断まで行っていてそれと過去傾向を加味した「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」まで公開しているのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

- 過去10年の
新潟ジャンプステークスの
レース傾向・データ
(人気別成績
前走レース別成績
前走着順別成績
脚質別成績
馬場ごとのデータ
配当傾向
性令別成績
関西関東の勝率
血統傾向
リピータースコア) - 過去傾向から抽出した
消しデータ・消し条件 - 過去傾向・データの
予想活用方法 - 全頭診断・追切も
踏まえた
注目馬・危険な人気馬・
穴馬の一覧
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今回紹介している新潟ジャンプステークスの過去傾向データまとめとは別にぜひ一度目を通してみてくれ。
集計している競馬予想提供者のジャンルは以下の3ジャンル。

集計対象
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順位 名前 | 概要 | 成績 的中率 | 利益 平均利益 回収率 | 投資金額 平均投資 |
---|---|---|---|---|
1位 | AIが | 32戦18勝14敗 的中率56.3% | +1,088,400円 440.1% | 320,000円 |
2位 | ワイドで 的中を量産! | 13戦10勝2敗 的中率84.6% | +136,300円 200.2% | 136,000円 |
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新潟ジャンプステークスの過去10年の傾向早見表!
細かく過去の傾向を紹介していくが、新潟ジャンプステークスのざっくりした傾向を掴むために先んじて過去10年の傾向を一言でまとめてみた。
「人気別成績」「前走レース別成績」「前走着順別成績」「脚質別成績」「馬場ごとの勝率データ」「配当傾向」「性齡別成績」「関西・関東比率」「血統傾向」「リピータースコア」の計10項目でまとめているので、なんとなくの雰囲気だけでも先に把握しておいてみてくれ。

傾向まとめ
-
人気別成績:3人気軸、4〜6人気の頭は薄い。
-
前走レース別成績:前走G3>OPが王道、G1/G2直行は過信禁物だ。
-
前走着順別成績:前走1〜2着が堅実、4〜9着は頭消しだ。
-
脚質別成績:逃げ先行が圧倒、差し追込は連下止まりだ。
-
馬場ごとのデータ:良・稍重でも“前×上位人気”基調、重不良サンプルなしだ。
-
配当傾向:中荒れ基調、指数低年は人気決着・高年は相手穴で跳ねる構図だ。
-
性齡別データ:5歳中心+騙馬は連対率良好だ。
-
関西関東の勝率成績:西優勢、単系は西・連系で東拾いだ。
-
血統傾向:父サンデー系が軸、Mr.P系は相手向きだ。
-
リピータースコア:リピーターの再現性高、過去好走馬は強気で買いだ。
それではここからは各項目のデータについて解説していく。
それぞれの成績をどう予想に活用すれば精度が上がるのかもいっしょに説明していくので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
もし細かいデータまで見る必要がない、もはや予想買い目を手軽に見たいだけという方にはAI予想買い目も公開中。
そちらの記事もぜひ確認してみてほしい。
【人気別成績】
新潟ジャンプステークスの過去10年で、何番人気が上位入線しているのかをまとめてみた。
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人気帯 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 平均 着順 | 最頻 着順 | 期待値スコア 〈単勝回収率〉 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 11.1% | 44.4% | 55.6% | 4.7 | 着外 | 27% |
2番人気 | 20.0% | 50.0% | 50.0% | 4.8 | 着外 | 75% |
3番人気 | 55.6% | 66.7% | 77.8% | 2.9 | 1着 | 297% |
4〜6番人気 | 0.0% | 6.9% | 20.7% | 6.9 | 着外 | 0% |
7〜9番人気 | 3.3% | 6.7% | 16.7% | 7.1 | 着外 | 175% |
10番人気以下 | 2.6% | 2.6% | 5.3% | 7.7 | 着外 | 109% |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- ・基本は上位人気中心で組みたい。3番人気の軸価値が高く、ここ10年で五勝+単回収約300%相当。該当しやすいのは近走の障害実績が明確なタイプ。→ホッコーメヴィウスがこのゾーンに収まるなら最優先だ。
- ・2番人気も連対率50%で堅い。馬連・ワイドの相手軸として強い帯。→ホッコーメヴィウスが1〜2人気なら、相手は同じく上位人気見込みの実績馬に寄せる。
- ・4〜6番人気は単勝ゼロ勝。ここは「連系の相手まで」に留めるのが無難。該当しそうな実績中堅や昇級初戦は評価を一段落とす。→アサクサゲンキ、マイネルエール、フレッチアあたりがこの帯なら“ヒモ評価”だ。
- ・7〜9番人気は一撃が年1回(2015年8人気が勝利)。三連系で点を薄く拾う枠として残すのはあり。→人気が落ちる障害慣れタイプ(マイネルエールなど)がここに入るなら三連複の押さえ。
- ・10番人気以下は基本消し寄り。ただし2021年に10人気が勝っているので、超軽めの単ワンコインや三連単の端で遊ぶ枠を作るのはあり。→人気が極端にない叩き良化型が該当なら、買い目の“端”だけ。
- ・消し条件の目安:4〜6番人気で平地実績だけが買い材料、障害実績が乏しいタイプは評価を落とす/上位人気でも近2走で障害落馬や大失速が続く馬は軸から外す。コース相性と近走内容を上に取る。
- ・馬券の組み方は「3人気→1・2人気→広め(7〜9含む)」のダイヤ形がハマりやすい。配当妙味は3人気頭固定の三連単/三連複フォーメ。
【前走レース別成績】
過去10年の新潟ジャンプステークスに出走した馬を、前走の格(クラス)別に成績を集計してみた。
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前走 レース | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G1 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0 | 1 | 0 | 4 |
G2 | 6.3% | 18.8% | 31.3% | 1 | 2 | 2 | 11 |
G3 | 17.9% | 32.1% | 46.4% | 5 | 4 | 4 | 15 |
リス テッド | ー | ー | ー | 0 | 0 | 0 | 0 |
オープン | 6.3% | 13.9% | 22.8% | 5 | 6 | 7 | 61 |
3勝 クラス 以下 | ー | ー | ー | 0 | 0 | 0 | 0 |
予想への活用方法と消しデータ

消去法まとめ
- ・買い強化:前走G3(特に東京JS)直行は複勝率が最も高い → 該当(想定):ホッコーメヴィウス、サイード。根拠は東京JS〔5-4-4-15〕と重賞組全体の好成績。
- ・相手本線:前走オープン特別の連対・好内容は連下以上で押さえる → マイネルエール(OP勝ち上がり)、ドゥラモンド(OP勝ち)、ローディアマント(OP好走)、フレッチア/フェーレンベルク(OPで善戦)。裏付けは過去のOP経由上位例が多数(2019・2020・2023年など)。
- ・様子見上位:前走G2は複勝率は悪くないが勝率はG3に劣る → ヒートオンビートが今後G2経由なら評価は連下中心。
- ・割引:前走G1直行はサンプル少・勝ち切り薄(連対まで) → インプレスは地力最上位だが“人気で妙味薄”の扱いが妥当。
- ・消し条件:前走L/3勝クラス以下直行は実質的に該当ゼロで評価対象外(障害番組の性質上)。
- ・補足:前走が新潟の障害や東京(=東京JS)は舞台適性の後押しになりやすい点も加点材料だ。
【前走着順別成績】
過去10年の前走での着順別に振り分け、それぞれの勝率をまとめてみた。
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前走 着順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 | 勝率- 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 12.5% | 22.5% | 27.5% | 5 | 4 | 2 | 29 | -10.0pt |
2着 | 14.3% | 21.4% | 28.6% | 2 | 1 | 1 | 10 | -7.1pt |
3着 | 20.0% | 20.0% | 20.0% | 2 | 0 | 0 | 8 | 0.0pt |
4~9 着 | 0.0% | 8.2% | 18.4% | 0 | 4 | 5 | 40 | -8.2pt |
10着 以下 | 7.7% | 7.7% | 23.1% | 1 | 0 | 2 | 10 | 0.0pt |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータまとめ
- ・活用方法:前走1~2着は複勝率が約28%前後で安定、勝ち切り率もまずまず。頭で買うならこのゾーン中心が王道だ。該当=スコラーリ(前走未勝利1着)、ドゥラモンド(前走OP1着)、ヒートオンビート(前走OP1着)、フレッチア(前走未勝利1着)、マイネルエール(前走OP1着)、サイード(前走J-G3 2着)、フェーレンベルク(前走OP 2着)、ローディアマント(前走OP 2着)。
- ・活用方法:前走3着は母数10で少ないが勝率20%と尖り。人気との兼ね合いで妙味が乗りやすい。該当=アサクサゲンキ(前走OPソレイユJS3着)、インプレス(前走J-G1中山GJ3着)。過信しすぎず相手本線扱いが良いだろう。
- ・消し条件:前走4~9着は【0-4-5-40】で勝ちゼロ。頭固定や単勝候補からは基本外しでいい。該当=エコロマーベリック(前走OP8着)、ハーツシンフォニー(前走OP7着)、ヒルズカーン(前走OP7着)など。相手のヒモに薄く回すならあり。
- ・消し条件:前走10着以下は勝率7.7%で信頼薄。勝ち切り狙いからは外しやすい。該当=ブルメンダール(前走OP14着)。
- ・注意点:前走中止(ホッコーメヴィウス)は今回の分類外。データ上は買い要素が弱いレンジ扱いになるが、障害はアクシデント要素も絡むので調教や再出走間隔の確認を前提に取捨だ。
【脚質別成績】
過去10年の新潟ジャンプステークスの脚質別に成績を振り分け、まとめてみた。
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脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝率- 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 7.7% | 23.1% | 38.5% | -30.8pt | 1 | 2 | 2 | 8 |
先行 | 27.3% | 51.5% | 63.6% | -36.3pt | 9 | 8 | 4 | 12 |
差し | 0.0% | 0.0% | 8.5% | -8.5pt | 0 | 0 | 4 | 43 |
追込 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0pt | 0 | 0 | 0 | 34 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- ・使い方:基本は「前」で決め撃ち。勝ち馬10/10が逃げor先行、複勝率も先行が63.6%で突出だ。隊列が落ち着くと前残りが濃くなる構図だろう。
- ・使い方:逃げも1勝ある。単騎で運べるなら頭まで視野。該当候補=ホッコーメヴィウス(昨年は通過①①①①の逃げ切り)、マイネルエール(直近OPで通過①①①①)、ローディアマント(新潟OPで逃げ候補に挙げられるタイプ)。
- ・使い方:先行は“買いの中心”。長い直線でもリズム良く跳べる先行型を優先。該当候補=ヒートオンビート(先行して粘る形が最適)、フェーレンベルク(通過02-02-02-02の先行性能)。
- ・警戒:差しは複勝8.5%止まり。よほど流れが速くならない限り、連軸には据えにくい。該当注意=サイード(近走は差し〜追込寄りの運びが多い)。
- ・消し条件:追込は過去10年で3着内ゼロ。終い一辺倒のタイプは思い切って評価を下げる。該当注意=サイード(脚質傾向が差し→追込寄りが続く)。
- ・補足:直近の同舞台OPでも“前”優勢の示唆あり。フレッチアは未勝利でハナ→押し切り。こうした前受け実績は加点だ。
【枠順別成績】
過去10年の新潟ジャンプステークスでどの枠に入った馬がどれだけの結果を挙げているかを成績でまとめてみた。
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枠順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 10 |
2枠 | 20.0% | 30.0% | 30.0% | 2 | 1 | 0 | 7 |
3枠 | 7.7% | 7.7% | 23.1% | 1 | 0 | 2 | 10 |
4枠 | 12.5% | 12.5% | 18.8% | 2 | 0 | 1 | 13 |
5枠 | 0.0% | 0.0% | 11.1% | 0 | 0 | 2 | 16 |
6枠 | 22.2% | 27.8% | 27.8% | 4 | 1 | 0 | 13 |
7枠 | 5.0% | 30.0% | 50.0% | 1 | 5 | 4 | 10 |
8枠 | 0.0% | 15.0% | 20.0% | 0 | 3 | 1 | 16 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
・「外の安定、6枠の決定力」。6枠は勝率22.2%で最多勝。単騎〜楽先行を作りやすい枠だろう。6枠ならホッコーメヴィウス、ローディアマント、マイネルエールの“頭”評価を一段上げる。ホッコーメヴィウスは昨年の新潟JSを逃げ切り、ローディアマント・マイネルエールは直近OPで隊列①①①①の先行力を示している。
-
・「7枠は複勝50%で連系の軸」。外で包まれにくく、三着内の安定感が抜ける。7枠ならインプレス、フェーレンベルク、ヒートオンビートの複軸評価を強める。フェーレンベルクは先行安定(中山新春JSで通過02-02-02-02)、ヒートオンビートは新潟OPを勝ち切っている。
-
・「1枠は【0-0-0-10】」。内で捌きが難しく取りこぼしが出やすいレンジだ。1枠を引いた先行型は頭からは一段割引。ヒートオンビートは5/24新潟OPで内目を克服したが、当日の内荒れコメントも出ており“例外扱い”で見るのが筋だろう。
-
・「2枠は勝率20%で押さえの妙」。器用に先行できるタイプを素直に加点。2枠ならマイネルエールやローディアマントは展開利が乗りやすい。
-
・「5枠は勝ちゼロ」。連系の相手までは拾うが、頭固定ではリスク高め。該当ならドゥラモンドや差し寄りのタイプは評価を据え置き、勝ち切り期待は落とす。
-
・「8枠は連対15%・複20%」。外々でロスが出やすく、頭は狙いにくい。差し脚質が外に入った場合は“押さえ止まり”が妥当だろう。該当候補はサイードやドゥラモンド。
-
(メモ)枠は確定後にもう一度ひも付けを精緻化する。今は「この枠なら上げ/下げ」の事前方針として使えるはずだ。
【馬場ごとのデータ】
過去10年の新潟ジャンプステークスでの馬場状態ごとに結果がどうなったかをまとめてみた。
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馬場 状態 | 先行馬の 複勝率 | 差し馬の 複勝率 | 1~3番人気の 勝率 | 4番人気以下の | 平均走破 タイム |
---|---|---|---|---|---|
良 | 64.3% | 4.8% | 85.7% | 14.3% | 3分30秒2 |
稍重 | 66.7% | 3.7% | 66.7% | 33.3% | 3分30秒5 |
重 | — | — | — | — | — |
不良 | — | — | — | — | — |
予想活用方法と消しデータ

- ・良なら“前が正義”。先行複勝64%超で差しはほぼ届かない。前で運べる馬をコアに据えるのが基本線だ。該当:ホッコーメヴィウス/マイネルエール/ローディアマント/フレッチア/スコラーリ。好位で脚を温存できるサイード/インプレスも位置が取れれば強い。
- ・稍重でも前優勢は崩れにくい(先行複勝66.7%)。時計はさほど落ちず、道中のロスが少ない先団外〜好位が有利だ。該当:ホッコーメヴィウス/サイード/ヒートオンビート(中団→進出型でも早めに位置を取れる)。
- ・消し寄り:良で差し一辺倒×人気先行は割引。終い勝負専門は期待値が落ちる。該当注意:ドゥラモンド/フェーレンベルク(展開待ちの色が濃い時)。
- ・例外対応:当日雨で重・不良に振れた場合はサンプル外。人気一本軸の単系はリスクが跳ね上がるので、連系の面で先行+渋馬場に耐える持久型へシフトだろう。
【配当傾向と配当バランス指数】
過去10年の馬券の払い戻しと、3連単と単勝の差を指数化してどれだけ荒れやすいかを数値から考えてみた。
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年度 | 3連単 | 3連複 | 馬単 | 馬連 | 単勝 |
---|---|---|---|---|---|
2024 | 5,860円 | 1,330円 | 1,630円 | 800円 | 390円 |
2023 | 33,270円 | 6,810円 | 3,490円 | 1,710円 | 590円 |
2022 | 13,130円 | 2,170円 | 2,290円 | 880円 | 600円 |
2021 | 281,650円 | 25,900円 | 29,930円 | 10,550円 | 4,130円 |
2020 | 6,620円 | 1,860円 | 1,410円 | 950円 | 240円 |
2019 | 9,400円 | 2,800円 | 890円 | 440円 | 330円 |
2018 | 46,880円 | 9,700円 | 5,970円 | 3,550円 | 360円 |
2017 | 29,860円 | 8,400円 | 1,570円 | 750円 | 400円 |
2016 | 290,540円 | 52,790円 | 5,140円 | 2,590円 | 750円 |
2015 | 92,510円 | 5,200円 | 20,270円 | 7,510円 | 5,260円 |
年度 | 配当バランス指数 ((3連単÷単勝配当)×100) |
---|---|
2024 | 1,502.6 |
2023 | 5,639.0 |
2022 | 2,188.3 |
2021 | 6,819.6 |
2020 | 2,758.3 |
2019 | 2,848.5 |
2018 | 13,022.2 |
2017 | 7,465.0 |
2016 | 38,738.7 |
2015 | 1,758.7 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
・近10年の3連単中央値は約3.2万円。低配当(1万未満)が3/10、3〜5万円ゾーンが4/10、10万円超の大荒れが2/10(15年は9.3万で中荒)という分布だ。基本線は「頭人気+相手に中穴」を第一想定に置くとブレにくい。
-
・指数が1,500〜3,000台の年(19・20・24年型)は頭もヒモも人気寄りになりやすい。3連単は1〜2番人気の1着固定→相手4〜6頭の“相手絞り”で十分だろう。軸候補は障害オープン実績がある組。例:ハーツシンフォニー(近走OP勝ち実績あり)、ヒルズカーン(OP出走歴)、マイネルエール(直近OP勝ちあり)
-
・指数が7,000超(16・17・18・21年型)は“頭は順当でも相手が穴”で跳ねやすい。3連複・ワイドは中穴〜人気薄を2〜3頭混ぜるのが効率的。相手穴としては、新潟障害での実績や近走で障害経験を積んでいる組を厚めに拾っておきたい。例:マイネルエール、ヒルズカーン。
-
・“消し”条件はオッズではなく型で決めるのが安全だ。①指数が低い年の買い目で人気薄3頭同居の3連単(頭〜相手まで全部大穴)はバッサリ。②指数が高い年に「人気薄の頭固定」は基本切り(頭は人気寄りに収まりやすい)。③障害経験が浅い平地実績馬が一本かぶりなら過信禁物。該当の可能性があるのは平地重賞歴のある・平地色の濃い登録馬(ヒートオンビート、インプレス、ドゥラモンド、フレッチア、ブルメンダールなど)。障害実戦の蓄積や直近の飛越内容が伴わないなら、頭固定からは外して相手評価までに落と
【性齢別成績】
過去10年の新潟ジャンプステークスの性別・年齢別の成績をまとめてみた。
※右にスクロール可能
性別 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利 数 | 2着 数 | 3着 数 | 着外 数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
牡馬 | 6.7% | 13.3% | 23.3% | 6 | 6 | 9 | 69 |
牝馬 | 25.0% | 25.0% | 37.5% | 2 | 0 | 1 | 5 |
騙馬 | 6.7% | 20.0% | 20.0% | 2 | 4 | 0 | 24 |
年齢 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利 数 | 2着 数 | 3着 数 | 着外 数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4歳 | 6.3% | 12.5% | 18.8% | 1 | 1 | 1 | 13 |
5歳 | 7.6% | 13.9% | 21.5% | 6 | 5 | 6 | 62 |
6歳 | 3.0% | 7.5% | 10.4% | 2 | 3 | 2 | 60 |
7歳 | 4.4% | 8.9% | 13.3% | 2 | 2 | 2 | 39 |
8歳 | 6.5% | 6.5% | 12.9% | 2 | 0 | 2 | 27 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- ・軸は“年齢の母数が厚い”5歳→複勝率21.5%。登録想定では5〜6歳層を優先して組み立てるとブレにくい(例:インプレス=6歳想定、ドゥラモンド=7歳想定、ブルメンダール=7歳想定)。
- ・6歳は勝率3.0%と控えめだが連対7.5%は拾える層。人気を被らないなら相手筆頭に置きやすい。該当候補:インプレス。
- ・7歳は“勝率4.4%・複勝13.3%”でヒモ寄り評価。単勝より連系で押さえる。該当候補:ドゥラモンド、ブルメンダール。
- ・8歳は勝率6.5%あるが連対6.5%止まりで“頭固定”の妙味は薄い。ヒモ想定が無難。該当注意:ヒートオンビート(8歳想定)。
- ・騙馬は勝率こそ6.7%だが連対20%と“2着以内”の粘りが目立つ。相手評価で厚めに拾う価値はある。該当:ホッコーメヴィウス、アサクサゲンキ。
- ・牝馬は母数が極小ながら10年で2勝。出走があれば“人気薄でも軽視しすぎない”のがセオリー。今回登録に牝馬が見当たらないなら該当なし扱いでOK。
- ・消し寄り条件は「4歳で人気先行(母数16頭で信頼度が低い)」「7〜8歳の単勝厚張り」。4歳は穴なら押さえ、人気なら割引く。7〜8歳は相手内で十分。
【所属別成績と成績比率】
過去10年の新潟ジャンプステークスにおける、関東馬(美浦所属)と関西馬(栗東所属)の成績をまとめて、どちらが優勢かに関してもわかるようにしてみた。
※右にスクロール可能
所属 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
関西馬 | 11.9% | 20.3% | 33.9% | 7 | 5 | 8 | 39 |
関東馬 | 4.5% | 12.1% | 15.2% | 3 | 5 | 2 | 56 |
指標 | 比率 (関西馬 ÷ 関東馬) | 関西馬 | 関東馬 |
---|---|---|---|
勝率 | 2.64 | 11.9% | 4.5% |
連対率 | 1.68 | 20.3% | 12.1% |
複勝率 | 2.23 | 33.9% | 15.2% |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータまとめ
- ・基本線は“西>東”。複勝率は西が東の約2.2倍、単系で頭を固定するなら関西所属を第一候補に置くのが筋だ。該当候補:アサクサゲンキ、インプレス、サイード、ホッコーメヴィウス。
- ・相手は“東を広め”で対応。関東の勝率は低いが連対率12.1%は一定に出ている。馬券は連系で関東を拾い、単系の頭は控えめにするのが合うだろう。該当:ドゥラモンド、ブルメンダール、フレッチア、ハーツシンフォニー、ヒートオンビート、エコロマーベリック、スコラーリ、ヒルズカーン、フェーレンベルク、マイネルエール、ローディアマント。
- ・消し寄り条件は「単勝の軸を関東に置くケース」。過去10年の“頭”は西が7勝で東3勝だ。人気サイドの関東を頭固定にするなら、枠・展開・馬場で強い裏付けがある時だけに絞るべきだろう。
- ・妙味の取り方は「西の単系/東は連系」。関西の勝率2.64倍・複勝率2.23倍という差がそのまま期待値に出やすい。関西の人気薄が拾える番組なら、単勝・馬単の押し上げ効果が見込めるだろう。
【血統別傾向成績】
過去10年の新潟ジャンプステークスにおける主な父系統別の成績をまとめてみた。
※右にスクロール可能
血統傾向(父系) | 勝利数 | 連対数 | 複勝数 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
サンデーサイレンス系(ディープ・ダメジャ・ステイG・オルフェ系など) | 7 | 9 | 14 | 近10年7勝で軸。深い持続力と器用さが問われるこのコースで安定。近年はダイワメジャー産駒(ホッコーメヴィウス)やディープ系が複数回好走。 |
Mr. Prospector系(キングカメハメハ・ルーラーなど) | 2 | 6 | 8 | 勝ち切りは2回(19年マイブルーヘブン、23年サクセッション)だが連下にはしっかり来る。先行して長く脚を使えるタイプが合う。 |
Danzig系(ハービンジャー・ダンジリ等) | 0 | 2 | 3 | 上位には来るが頭は一枚足りない年が多い。良でも稍重でも複勝圏のイメージ。 |
Roberto系(モーリス=スクリーンヒーロー系等) | 0 | 1 | 1 | パワーは合うが数は多くない。紐評価が基本。 |
Halo系(サンデー除く/ロージズインメイ等) | 0 | 1 | 1 | 連下までの傾向。勝ち切り材料は薄め。 |
Grey Sovereign系(ジャングルポケット等) | 1 | 1 | 2 | 15年ティリアンパープルが勝利。例外的にハマる年はある。 |
Princely Gift系(サクラバクシンオー等) | 0 | 0 | 1 | 速力血統は「三着なら」の年が多い。 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
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・軸候補=父サンデー系がベースだ。該当:インプレス(キズナ)、サイード(キズナ)、ハーツシンフォニー(ハーツクライ)、エコロマーベリック(ハーツクライ)、ヒルズカーン(ダノンバラード)、ローディアマント(サトノダイヤモンド)、ホッコーメヴィウス(ダイワメジャー)。近10年7勝・複勝14/30の母集団で一貫して強い。
-
・相手本線=父Mr.Prospector系は「勝ち切り2・連対6・複勝8」。該当:ヒートオンビート(キングカメハメハ)、フェーレンベルク(エイシンフラッシュ)、ドゥラモンド(ドゥラメンテ)、スコラーリ(トゥザワールド)。頭固定よりは馬連・三連系の軸相手がハマりやすいだろう。
-
・押さえ評価=父Danzig系は連対2・複勝3で「三連系のヒモ向き」。該当:フレッチア(Dansili)。
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・押さえ薄め=父Roberto系は複勝1で点数を絞るなら割引。該当:ブルメンダール(モーリス=Roberto系)。
-
・単系で強気にしない=Halo系(サンデー除く)は連下止まりが多い。該当:マイネルエール(ロージズインメイ)。人気次第で評価を落とす判断が妥当だろう。
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・父ストームキャット系はこの重賞で父としての実績が乏しい。該当:アサクサゲンキ(Stormy Atlantic)。来るなら隊列・展開が嵌った時の相手候補まで、が基本線だ。
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※上の集計は競馬ラボ「過去10年(好走馬一覧)」の父系統表示(2015~2024年の各年1~3着×10年=全30頭)をベースにカウントしたものだ。個別馬の父系確認はJBIS・keibalab・netkeibaの血統ページで突合している。
傾向まとめ
これで過去傾向に関してはすべて紹介したことになる。
どうしてもボリュームがあるので、おさらいがてら傾向を一言でまとめたものを貼っておくので再確認してみてくれ。
傾向まとめ
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人気別成績:3人気軸、4〜6人気の頭は薄い。
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前走レース別成績:前走G3>OPが王道、G1/G2直行は過信禁物だ。
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前走着順別成績:前走1〜2着が堅実、4〜9着は頭消しだ。
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脚質別成績:逃げ先行が圧倒、差し追込は連下止まりだ。
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馬場ごとのデータ:良・稍重でも“前×上位人気”基調、重不良サンプルなしだ。
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配当傾向:中荒れ基調、指数低年は人気決着・高年は相手穴で跳ねる構図だ。
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性齡別データ:5歳中心+騙馬は連対率良好だ。
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関西関東の勝率成績:西優勢、単系は西・連系で東拾いだ。
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血統傾向:父サンデー系が軸、Mr.P系は相手向きだ。
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リピータースコア:リピーターの再現性高、過去好走馬は強気で買いだ。
基本的な予想の活用方法に関してはこれで完璧。
ただこれだけだとそれぞれのデータが独立していて、全部の傾向をあわせて考えたときに今回の登録馬の中で結局どの馬が有利なのか不利なのかがわからないだろう。
そこでさらにここから過去傾向や消しデータを用いて、データ的にどの馬が有利なのかをランキング化していくことにする。
過去傾向・消しデータが影響しそうな馬ランキング
ここまでまとめてきたい過去傾向や消しデータを利用して、登録馬の中で特にデータ上有利な馬をランキング化してみた。
以下の表に、2025年新潟ジャンプステークスの登録馬全頭を各評価項目ごとに「◎ (+3点)」「○ (+2点)」「△ (+1点)」「– (0点)」「✕ (-1点)」で採点し、総合得点の高い順に並べた【評価テーブル】を示す。
また、テーブル後には今回予想で重視したポイントの優先順位とバランスについて解説する。

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人気 – 人気別成績(想定人気を考慮)
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前走R – 前走レース別成績(臨戦過程のレース傾向)
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前走着 – 前走着順別成績(直前の着順傾向)
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脚質 – 脚質別成績(展開適性)
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馬場 – 馬場適性(想定馬場への適性)
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配当 – 配当傾向(想定人気に絡む期待値)
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性齢 – 性齢データ(全馬3歳牡馬につき横並び)
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所属 – 関西・関東所属(調教拠点の傾向)
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血統 – 血統傾向(父系中心の分析)
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リピータ – リピータースコア(該当なしのため全馬横並び)
※右にスクロール可能
馬名 | 合計点数 | 人気別成績 | 前走レース別成績 | 前走着順別成績 | 脚質別成績 | 馬場ごとのデータ | 配当傾向 | 性齡別データ | 関西関東の勝率成績 | 血統傾向 | リピータースコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヒートオンビート | 63 | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◯ | − |
ホッコーメヴィウス | 56 | ◯ | ◎ | ✕ | ◎ | ◎ | ◯ | ✕ | ◎ | ◎ | ◎ |
マイネルエール | 53 | △ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | △ | ◯ | △ | △ | − |
サイード | 49 | ◯ | ◎ | ◯ | ✕ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | − |
ローディアマント | 42 | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ◎ | △ | ◎ | − |
インプレス | 40 | ◯ | △ | ◯ | ✕ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | − |
ハーツシンフォニー | 37 | △ | ◯ | ✕ | ◯ | ◎ | △ | △ | △ | ◎ | − |
フェーレンベルク | 37 | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ✕ | ◎ | △ | ◯ | − |
ヒルズカーン | 35 | △ | ◯ | ✕ | ◯ | △ | △ | ◎ | △ | ◎ | − |
スコラーリ | 34 | ✕ | ✕ | ◎ | ◎ | △ | △ | ◯ | △ | ◯ | − |
ドゥラモンド | 28 | ✕ | ◯ | ◎ | ✕ | ◎ | ✕ | △ | △ | ◯ | − |
アサクサゲンキ | 25 | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ✕ | ✕ | ◎ | ✕ | ✕ |
エコロマーベリック | 24 | ✕ | ◯ | ✕ | △ | △ | △ | ◎ | △ | ◎ | − |
フレッチア | 24 | ✕ | ✕ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ✕ | △ | △ | − |
ブルメンダール | 0 | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | △ | △ | △ | △ | − |

優先順位
- 枠順と並び…このレースは内1枠の成績が低調、6〜7枠の好走比率が高い年が多い。逃げ・先行の取り口と枠の相性を最優先で見直す。
- 同型数とペース…逃げ候補が被ると“先行>逃げ”の差し替わりが起きる。逃げ単騎なら逃げ馬の頭期待値が一段上がる。
- 直前の馬場バイアス…良〜稍重なら“前×上位人気”が基本線。極端な荒れ・雨なら人気一本軸は危険寄り。
- 飛越の安定度…直近2走の飛越ミス・中止歴は重く見る。ホッコーメヴィウスのように舞台適性が圧倒的でも、直前の稽古やパドックでテンションが高すぎる場合は評価を一段落とす。
- 乗り替わり・主戦…障害のトップジョッキー騎乗は素直に加点。逆に手替わりでテン乗りなら、軸ではなく相手で様子見が無難。

使い方
-
今回の舞台は“前”優勢が芯。頭候補はヒートオンビートとホッコーメヴィウスが双璧だろう。前者は「人気×脚質×新潟実績」の三点で加点が重なる。後者は年齢と前走リスクで減点を食うが、舞台適性とリピーター補正が強烈にカバーする。
-
相手の主軸はサイードとマイネルエール。サイードは“前走G3直行+新潟実績”で軸相手最有力。マイネルエールは逃げ適性が点数を押し上げるタイプで、枠・同型次第では頭まである。
-
押さえ層はローディアマント、ハーツシンフォニー、フェーレンベルク。いずれも“前で運べる or 新潟実績あり”で連系の軸に向く。
-
ドゥラモンド、インプレスは“差し寄り”の分だけ単系の頭では割引。展開が流れれば一発はあるので連系で評価。
-
強めに下げたのはブルメンダール、フレッチア、エコロマーベリック。クラス実績や脚質、直近内容から“頭で買う根拠”が薄いレンジだ。
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