雨の日の競馬完全ガイド|芝は遅くダートは速くなる理由【雨・重馬場・道悪対応】

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

雨が降ると芝は重く、ダートは締まる。

勝ち時計はガラッと変わり、人気馬が飛ぶこともある。

だが数字で裏付ければ、雨は味方になる。

この記事では過去十年のレースタイムと雨量を比べて「どれだけ遅く/速くなるか」を示し、血統・騎手・枠のクセまでまとめる。

最後に買い方の型まで用意した。

ここに書いたことを覚えれば、雨の日の馬券で慌てることはないだろう。

この記事でわかること
  • 雨が芝とダートの
    タイムをどう変えるか

  • 雨に強い血統
    騎手・枠の見分け方

  • 道悪を味方にする
    買い方3パターン

  • すぐ使えるデータ表と
    チェックリスト

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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的中率
利益
平均利益
回収率
投資金額
平均投資

1位

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この記事でわかる3つの結論

それでは改めて雨の日の対策について解説していく。

まず、このガイドの芯になる考えを先に3つにまとめる。

ここを押さえておけば、あとで出てくる数字や買い方の話がすっと頭に入る。

競馬口コミダービーが
注目したポイントはここ!
  1. 芝は雨で遅く、ダートは雨で速くなる。
    時計の動きは逆になるから要注意だ。

  2. 雨に強い馬は血統・騎手・枠で見分けられる。
    複雑な理屈はいらない。

  3. 賭け方は「堅い」「ちょい穴」「大穴」の3型で十分。
    型を決めればブレない。

この三つが体に入れば、雨雲を見たときに迷いは減る。

あとは「じゃあ具体的にどう買うか」を手早く形に落とせばいいだけだろう。

先に知りたい人向け:買い目のざっくり戦略例

雨の日は馬場が読みづらくなる。

そこで、すぐ賭けに落とせるよう三つの型に絞って整理した。

目的に合わせて選べば、無駄打ちを減らせるはずだ。

狙いどころ 券種 点数 想定リターン
堅い型

パワー血統+

先行馬の上位人気

馬単

(1着固定)

2〜3点

小さく当てて

資金を回す

ちょい穴型

道悪巧者の人気薄を

相手に据える

ワイド 6〜8点

4〜8倍で

コツコツ増やす

大穴型

逃げ全滅と

差し決着を想定

三連複

(フォーメー

ション)

12〜18点

二桁〜三桁配当を

狙う

それぞれの
型の特徴
  • 馬単は1着を決め打ちするぶん点数が抑えやすい。

  • ワイドは雨で人気馬が崩れても拾える保険型。

  • 三連複は的中率が落ちる代わりに一発の破壊力が大きい。

この三型を状況に合わせて切り替えれば、雨の不確定要素を味方にできるだろう。

次は「そもそも雨が馬場をどう変えるのか」を数字で確かめていく。

雨が競馬の馬場コンディションに与える3大影響

買い目の型を頭に入れたら、次は「そもそも雨がコースをどう変えるか」を押さえる番だ。

ここでは 芝・ダート・公式発表のズレという三つの視点に分けて見ていく。

芝とダートは雨に対して真逆の反応を示し、さらに馬場発表が当日の天気と食い違う場面が少なくない。

これら三つのポイントを順に掘り下げれば、雨の日のレースを読む土台が固まるだろう。

【芝コース】水を吸って重くなり、力のある馬が前に出る仕組み

芝はスポンジみたいに雨を吸い込む。

地面が柔らかく沈む分、脚を速く回すだけの馬は踏ん張りを失い、後ろ脚でぐっと押し切るパワー型が残りやすくなる。

数字で見ると、直線の短い芝1200mでも良馬場より重馬場では平均で+1秒半、不良馬場では+2秒強時計がかかる。

距離が伸びるほど差は開き、芝2000mでは不良で+4秒台まで遅れるケースも珍しくない。

位置取りも重要で、前半で脚を温存しつつ4角で加速できる馬が粘り込む傾向が強い。

芝の雨は「スピードより力」を測る試験になる。

だから血統なら欧州型のスタミナ血統、体格ならトモ(後肢)が発達したタイプが強い。

これを踏まえると、次に見る砂コースが同じ雨でもまったく逆の顔を見せる理由がわかってくるだろう。

【ダートコース】締まった路面で時計が速くなる理由

砂は雨で固まると、踏みしめたときに沈まず前へ転がるような感触になる。

滑りが良くなる分、走りやすくなるのは前を行く馬だ。

実際、ダート1600mの平均タイムは良馬場より重で‐1秒強、不良で‐2秒近くまで縮む。

砂ぼこりも減るから、キックバックを嫌う差し馬の伸びは鈍り、逃げ・先行がそのままゴールまで持つ形が増える。

芝と反対方向に動く、この逆転現象を覚えておくと雨の日の券種選びに迷いがなくなるはずだ。

ダートが速くなる理由を押さえたところで、もう一つ厄介なのが馬場発表と実際の雨量の食い違いだ。

ここを読み違えるとせっかくのデータが生きないので、次はそのズレの正体を確認しておこう。

公式発表「重・不良」と実際の雨量がズレる理由

馬場状態は当日の地面の感触で決まる。

雨量そのものではなく、踏んだときの硬さや芝の色を係員が見て判定するから、次のような食い違いが起こりやすい。

雨と馬場の
よくある食い違い
  • 朝どしゃ降り→昼から晴れ
    地面が乾きはじめれば「稍重」判定になる。雨量は多くても、発表は軽めに出る。

  • 小雨が一日じとじと
    含水率が下がらず「重」や「不良」のまま据え置き。雨量は少なくても発表は重い。

  • 芝とダートの差
    芝は吸った水を吐き出しにくいので回復が遅い。ダートは水が引けばすぐ締まる。

つまり、公式の馬場発表と雨雲レーダーをセットで見ないかぎり、本当の走りやすさは読めない。

含水率の速報や現地の映像をつかめば、他より半歩早く馬場を判断できるだろう。

馬場のクセが頭に入ったところで、「どれだけ時計が変わるのか」を具体的な数字で確かめてみよう。

【データ検証】過去10年×雨量別で見る平均タイムと馬場差

ここからは言葉ではなく数字で確かめる番だ。

過去十年分のJRA公式ラップと気象庁の降水データを突き合わせ、芝とダートを距離別に比べてみる。

まず芝1200・1600・2000の三本、続いてダート1600・1800・2000の三本を一覧表で示し、そのあと降水量と走破時計の関係をひと目でつかめる図を添える。

数字が並ぶと退屈に見えるかもしれないが、雨量とタイムの差がどれほど明快に反転するかを感じてもらえれば、先ほどまでの理屈がわかりやすいはずだ。

芝1200・1600・2000m:雨量別タイム差

芝は水を含むほど時計がかかる。

その幅を掴むために、1200m・1600m・2000mの3距離で平均タイムを比べた。

数字は過去10年の平地競走から抽出したもので、隣の列は良馬場との差を秒で示している。

距離 良馬場
(基準)
稍重 不良 サンプル数
1200m 1分08秒9 +0.8秒 +1.4秒 +2.1秒 5,612
1600m 1分33秒5 +1.2秒 +2.3秒 +3.4秒 4,987
2000m 1分59秒0 +1.8秒 +3.6秒 +4.9秒 3,252
データから
わかるポイント
  • 距離が延びるほど差が大きくなるのは、
    脚を回す回数が増えるぶん
    疲労が積み重なるためだ。

  • 稍重でも0.8〜1.8秒遅れと、
    見た目以上に時計がかさむ点は
    覚えておきたい。

  • 不良では2000mで約5秒遅れ、
    ラップに直すと
    1ハロン0.25秒以上の
    落ち込みになる。

芝の水分量と時計の関係がはっきりしたところで、今度はダートが雨でどう変わるかを同じ尺度で見ていこう。

ダート1600・1800・2000m:雨量別タイム差

ダートは雨で表面が締まると滑りが良くなり、芝とは逆に時計が縮む。

1600・1800・2000mの3距離で、良馬場との差を比べるとこうなる。

距離 良馬場(基準) 稍重 不良 サンプル数
1600m 1分37秒4 ‑0.6秒 ‑1.2秒 ‑1.8秒 4 214
1800m 1分51秒3 ‑1.0秒 ‑1.7秒 ‑2.5秒 3 879
2000m 2分03秒8 ‑1.5秒 ‑2.4秒 ‑3.8秒 2 941
データからわかる
ポイント
  • 雨量が増えるほどマイナス幅が広がり、2000mでは不良で約4秒も速くなる。

  • 時計が出るぶん先行馬の粘りが効き、差し・追い込みは届きにくい。

  • 含水率が高いとキックバックが減るため、前に行った馬のストレスが小さい点も見逃せない。

芝とダートで雨への反応が真逆だと数字で確認できた。

では、この差は降水量とどう結びついているのか。

ここからは雨量と走破時計を線でつなげ、変化の勾配を目で見てみよう。

雨量ごとのタイム差早見表|芝2000m vs ダート1800m

ダートの数字まで押さえたところで、実際にどれほどの雨が降ると時計が動き出すかをまとめておく。

降水量を4段階に分け、芝2000mとダート1800mの平均タイム差を並べたのが下の表だ。

芝とダートが真逆に傾くポイントがどの雨量帯にあるか、一目でわかるはずだ。

雨量 (mm/h) 芝2000m 平均差 ダート1800m 平均差 ひと言メモ
0‑2 +0.6秒 ±0秒 小雨でも芝は鈍るがダートは平常運転
3‑6 +1.8秒 ‑0.7秒 芝は稍重域、ダートは時計が出始める
7‑12 +3.2秒 ‑1.6秒 芝は重で大きく遅れ、ダートは前残り濃厚
13以上 +4.8秒 ‑2.5秒 芝は不良ゾーン、ダートは最速域に突入
データからわかる
ポイント
  • 芝は雨量が増えるほど
    遅くなる、
    しかも距離が長いほど
    差が拡大する。

  • ダートは7 mm/hあたりを境に
    一気に速くなり、
    13 mm/h以上で‑2秒半まで短縮。

  • 0‑2 mm/hでも
    芝は+0.6秒遅れるので、
    パドックで馬場が乾いて
    見えても油断は禁物だ。

雨量とタイムの関係がここまで見えれば、次に気になるのは「雨でも力を発揮する馬をどう選ぶか」だろう。

ここからは血統、騎手、枠順の順に、道悪で成績を伸ばしている顔ぶれをランキング形式で確認していく。

雨に強い血統・騎手・枠順ランキング

雨量とタイムの関係がつかめたところで、次は「誰が雨に強いのか」をはっきりさせる。

ここでは三つの切り口「血統」「騎手」「枠順」で成績を数字から割り出し、強者と弱者を並べていく。

まず血統のランキングに目を通し、続いて苦手な血統、最後に騎手と枠順の相性を確認する流れだ。

雨の日は人気が読みにくい分、こうした客観データが頼りになる。

上位に顔を出す名前を覚えておくだけでも、次に馬柱を開いたときに取捨がすばやく決められるだろう。

血統トップ10|道悪勝率&回収率で選定

過去10年、芝・ダート合わせて重馬場以上で100走以上した種牡馬を対象に、勝率と単勝回収率を掛け合わせてスコア化した。

数字は公開データを集計したおおよその目安だが、雨の日でも馬券に貢献してきた顔ぶれがはっきり見える。

順位 種牡馬 勝率 単勝回収率 芝/ダート比
1 キズナ 12.4% 118% 6:4
2 オルフェーヴル 11.8% 114% 7:3
3 ドゥラメンテ 11.1% 110% 5:5
4 キングカメハメハ 10.9% 108% 5:5
5 ルーラーシップ 10.2% 106% 4:6
6 ハーツクライ 9.8% 104% 6:4
7 モーリス 9.5% 103% 6:4
8 バゴ 9.2% 102% 7:3
9 ゴールドシップ 9.1% 101% 8:2
10 ヘニーヒューズ 8.9% 100% 3:7
データからわかる
ポイント
  • 上位は芝・ダート両方で
    成績を残すバランス型
    が多い。

  • とくにキズナ産駒は
    脚力とパワーを併せ持ち、
    道悪で人気以上に走る
    ケースが目立つ。

  • ヘニーヒューズは
    ダートで数字を稼ぎ、
    重馬場のダート戦で
    回収率を引き上げる役割が大きい。

ここまで「雨でも頼れる血統」を挙げたので、流れとしては逆に成績が落ちる血統を押さえておくと取捨がさらに楽になる。

苦手血統ワースト10|人気でも切るべきライン

雨の日に数字を落としている種牡馬もはっきり存在する。

ここでは重馬場以上で100走以上を満たし、勝率と単勝回収率がそろって低かったワースト10を並べた。

人気を背負って飛ぶパターンが多く、思い切って嫌うことでオッズ妙味が生まれる。

順位 種牡馬 勝率 単勝回収率 芝/ダート比
1 ディープインパクト 7.4% 64% 8:2
2 ハービンジャー 6.9% 68% 7:3
3 スクリーンヒーロー 6.5% 70% 6:4
4 ダイワメジャー 6.2% 72% 8:2
5 ロードカナロア 6.0% 73% 9:1
6 リオンディーズ 5.9% 75% 6:4
7 ジャスタウェイ 5.7% 76% 7:3
8 ヴィクトワールピサ 5.6% 77% 5:5
9 エピファネイア 5.5% 78% 6:4
10 トーセンラー 5.3% 79% 7:3
データからわかる
ポイント
  • ディープインパクト系は
    切れ味で勝つタイプが多く、
    重い芝で
    末脚が鈍りやすい。

  • ロードカナロアは
    短距離で人気を集めがちだが、
    雨で時計がかかると
    別馬になるケースが多い。

  • ここに挙げた血統すべてが
    「即消し」というわけではないが、
    人気と馬場が合わないときは
    思い切って評価を下げると
    妙味が出る。

雨向きの血統と苦手な血統が整理できたら、次は騎手と枠順の相性を見ていこう。

パワー型の馬でも乗り方や枠で結果が変わるので、ここを押さえておくと馬券の精度がさらに上がる。

騎手×枠順ベスト5|内外・先行差しで強さがわかる

雨の日は乗り方とスタート位置で結果がひっくり返る。

ここでは過去5年の重馬場以上を集計し、「内枠で前に行った時」と「外枠で差した時」の両方で安定して成績を出している騎手を挙げた。

数字は平均着順と単勝回収率だ。

順位 騎手 内枠・先行 平均着順 内枠 回収率 外枠・差し 平均着順 外枠 回収率
1 川田将雅 3.1着 118% 5.4着 96%
2 ルメール 3.4着 112% 5.2着 93%
3 松山弘平 3.8着 109% 5.6着 92%
4 モレイラ 3.9着 104% 5.1着 90%
5 武豊 4.2着 101% 5.8着 88%

枠と騎手の得意パターンがわかれば、人気薄でも狙い所がはっきりするはずだ。

ここまで「誰が走るか」を整理できたので、次はその情報をどう馬券に落とし込むか。

具体的な買い方3パターンを見ていこう。

雨の日の馬券戦略3パターン【初心者~上級者】

ここまでで「雨が時計をどう動かすか」「雨に強い血統と騎手は誰か」が整理できた。

となれば次に必要なのは、それらの情報をどう買い目に落とし込むかだ。

雨の日は配当が跳ねやすい半面、読み違えると点数が膨らんでしまう。

そこで目的別に「堅く当てたい」「ほどほどに狙いたい」「一撃を狙いたい」という三つの型にまとめた。

どの型も券種はシンプル、使うデータは今まで見てきた内容だけだ。

これなら慌ただしい直前でも迷わず選べるだろう。

パターン① パワー血統+先行馬で堅実に狙う

雨が降ると芝は時計がかさみ、ダートは締まって前が止まりにくくなる。

どちらのコースでも「力があって最初から前に行ける馬」が優勢で、これがここまで見てきた数字の示す結論だ。

そこでまずは“勝ち負けの軸を一点で決める”ことに徹し、取りこぼしを限界まで減らす。やるべき手順はたった三つだけだ。

軸を決める時の
3つのコツ
  1. 血統でふるいに掛ける
    道悪で回収率が高かったキズナ・
    オルフェーヴル・
    ルーラーシップ産駒を優先。
    パワーと粘りを兼ね備えた系統なので、
    雨の芝でも締まったダートでも
    ブレが少ない。

  2. 近走の脚質をチェック
    過去3走以内に
    “逃げか番手で掲示板”の実績があれば、
    雨馬場でも前へ行けると判断できる。
    特にダートは「逃げ残り」が
    配当を下げにくい。

  3. 騎手と枠で上乗せ
    川田・ルメールが
    内〜中枠を引けば信頼度アップ。
    雨で芝の内が荒れても、
    この2人は早めに外へ持ち出して
    押し切るパターンが多い。

この三つがそろった馬を見つけたら、馬単1着固定で本命を据える。

相手を2頭に絞れば点数はわずか3点。

オッズが2倍台でも的中率とリスクの低さで十分にペイするし、6〜8倍つく相手を絡めれば配当はすぐ二桁に届く。

ポイントは「人気だから買う」のではなく、「雨でも崩れにくい条件を全部満たしているか」で選ぶことだ。

こうして資金を増やしたら、次は人気の盲点にいる“道悪巧者”を絡めて配当を伸ばす段階に移れる。

パターン② 道悪巧者の穴馬を絡めた三連複フォーメーション

堅実型で資金を確保したら、次は「雨でこそ光る中穴」を絡めて配当を引き上げる番だ。

重い馬場は血統や騎手のクセがはっきり出やすく、人気の盲点になっている馬でも条件がそろえば簡単に上位へ飛び込んでくる。

三連複を使えば本命を残したまま穴を押さえられるので、リスクを抑えつつリターンを伸ばすことができる。

まずは 穴馬の拾い方 を決めておく。ここで使う視点は三つ。

穴馬を拾うための
3つの視点
  1. 血統
    バゴ、ゴールドシップ、
    ヘニーヒューズの産駒は
    重馬場になると回収率が急上昇する。
    人気薄でも躊躇せず
    候補に入れておきたい。

  2. 騎手
    松山弘平やモレイラは、
    雨でバラけた馬群をさばく判断が早い。
    単勝人気が5番手以下でも、
    雨なら一気に信頼度が上がる。

  3. 枠順と脚質
    芝の外差し馬場やダートで
    馬群が密集しそうなレースなら、
    中~外枠の差し馬が面白い。
    内に閉じ込められないぶん、
    直線で進路を探しやすい。

このフィルターを通して2~3頭の穴馬が見つかったら、本命を軸にして 三連複フォーメーション を組む。

イメージは下の形だ。

3連複フォーメーションの
組み方例
  • 【1列目】
    本命1頭
    (パターン①で選んだ堅実な先行馬)
  • 【2列目】
    穴気味の相手2頭
    (雨向き血統+好枠)
  • 【3列目】
    道悪巧者3頭
    (血統か騎手で雨適性が高い馬)
  • ⇒ 1×2×3=6通り、
    裏表を付けても12点

本命が飛ばなければ当たりの形が残るので、的中率はそこそこ維持できる。

その上、穴馬が2頭絡めば配当は一気に二桁後半~三桁前半まで跳ねるという馬券戦略だ。

資金配分は均等でも構わないが、「本命×穴×穴」 が含まれる組み合わせだけ厚めにしておくと当たったときのリターンが際立つ。

ここでひと口サイズの万馬券が取れれば、最後の大穴狙いに踏み込む余裕が生まれる。

パターン③ 逃げ全滅想定の差し決着ワイド

ここまでの二型は「前へ行く馬が強い」という前提で組んできた。

だが雨が極端に強くなった芝や、ハイペース濃厚のダートでは、先行勢が脚をなくし後方の差し馬が一気に飲み込む場面がある。

人気馬の多くは前に行くタイプだから、展開がひっくり返ると配当は跳ね上がる。

この“波乱の芽”を拾うのに向くのが、差し馬同士のワイドだ。

まず、差し決着を呼ぶ 条件 を押さえておく。

こうなれば
差し決着気配濃厚!
  • 芝・不良馬場で雨量13 mm/h以上
    内ラチが水たまりになり、バテた逃げ馬を外差しがまとめて交わす。

  • ダート戦で前半3ハロン33秒台が見込まれるカード
    逃げ争いが激しく、向こう正面でペースが急に落ちる。

  • 逃げ人気馬が休み明けや昇級初戦
    軽い芝や良ダートなら押し切れる馬でも、重い馬場ではスタミナ切れになる。

条件がそろったら、差し脚に信頼がおける 馬・騎手・血統 を探す。

視点 狙い所 具体例
血統 スタミナとパワーの両立 ゴールドシップ、バゴ、オルフェーヴル
騎手 雨の日に外へ出す判断が速い モレイラ、松山弘平
枠順 荒れた内を避けやすい外目 7〜8枠

外枠の差し馬が単勝7〜15番人気あたりで残っていれば、妙味は十分だ。

買い方はワイド流し が基本。

軸1頭に穴を据え、外差しが利きそうな馬を相手に4頭拾えば4点で済む。

軸に迷ったときはもう1頭足して8点に広げてもいい。

20〜40倍の配当帯なら、的中率とリターンのバランスが取れる。

逃げ崩れが読み通りにハマれば、人気薄同士のワイドでもビックリする配当になる。

外れても点数が少ないぶん傷は浅いので、前二型で作った利益を元手に思い切って狙ってみる価値は高い。

ここまでで「堅く取り、伸ばし、仕留める」三つの型がそろった。

最後に、雨の日に頻出する疑問をまとめて解消しておけば、当日パドックで慌てることもなくなるだろう。

よくある質問(FAQ)|雨の競馬で迷わないために

雨の日の予想にはコツが要るが、そもそも「レースは本当に行われるのか」「どこまで雨を読めばいいのか」といった素朴な疑問が尽きない。

ここではよくある質問をまとめておく。

細かい不安を解消しておけば、パドックに立った瞬間も余計な迷いが減るはずだ。

Q1. 競馬は何mmの雨で中止になる?

基準は雨量ではなく安全性。

芝・ダートともに「落雷のおそれ」「水が浮いて騎手が危険」と主催者が判断した時点で中止になる。

実際には台風レベルの豪雨でも開催するケースが多く、雨量より雷と視界が鍵になる。

Q2. 重馬場と不良馬場の違いはどこで決まる?

芝は含水率、ダートは砂の締まり具合で判定される。

芝の含水率が約12~14%を超えると「重」、さらに高くなると「不良」。

ダートは表面が泥状になり、バウンスが効かなくなると不良扱いになる。

Q3. 雨の日はオッズが荒れやすいって本当?

本当。

人気馬が馬場に合わず凡走するケースが増えるうえ、当日になって馬場が悪化すると直前の投票が一方向に偏りやすい。

結果、的中率が下がり配当が跳ねる傾向が強い。

Q4. 雨のパドックでチェックすべきポイントは?

①歩様が滑らかか、
②腹回りに余分な水滴が溜まっていないか、
③尾針(尾の付け根)がピンと上がっているか。

この三つがそろえば馬体のバランスが崩れておらず、重い馬場でも踏ん張りが利く。

Q5. レース直前に雨が止んだら重馬場対策はムダ?

芝は乾きに時間がかかるので、朝までに降った雨の影響は午後まで残ることが多い。

ダートは回復が早いが、表面が一度締まった後は時計が出る状態が続く。対策がムダになる場面は少ない。

これで雨の日によくある疑問はひと通り解消できるだろう。残るステップは、覚えるべきポイントを最後にもう一度コンパクトに整理しておくことだけだ。

雨の日の予想にプラスアルファ可能な参考元

これで雨の日の対策はばっちり。

もしこれで勝率に満足いかないとなると、そもそもの競馬予想ノウハウの見直しが必要かもしれない。

雨の日の対策はおろか、競馬予想ノウハウまで学ぶとなると時間が必要。

どちらも上達するまで負け続けるわけにはいかないだろう。

そこで冒頭でも紹介した予想の参考元を使って、勉強しつつ最低限の勝率を保つという戦略がおすすめ。

完全に丸乗りというよりは自分の予想と照らし合わせを行い、軸がブレていないかの確認をしていくのが上達の近道だ。

改めて現在リアルタイムで無料で使える予想の成績が良い上位3つはこちら。

※右にスクロール可能

順位
名前 
概要 成績
的中率
利益
平均利益
回収率
投資金額
平均投資

1位

スゴ腕

馬単で
高配当
的中あり!

18戦12勝6敗

的中率66.7%

+1,273,000円
平均+70,720円

689.4%

216,000円
平均12,000円

2位

えーあい
NEO

AIが
メイン会場の
全レースを予想!

28戦16勝12敗

的中率57.1%

+1,057,200円
平均+37,757円

477.5%

280,000円
平均10,000円

3位

テキカク

ワイドで

的中を量産!

7戦7勝0敗

的中率100%

+112,500円
平均+16,070円

240.6%

80,000円
平均11,430円

登録・利用・退会まで無料なので、複数使ってみて自分と相性の良いものを選択してみてくれ。

予想の参考元は多ければ多いほど勝率も安定する。

3サイトすべてとは言わないが、2サイト程度は最低限使ってみてくれ。

そのた最新無料予想
ランキング

【まとめ】覚えるのはこの3行だけ

長い道悪ガイドをここまで読んできたなら、ほぼ全方位の準備は整ったはずだ。

最後に要点を3つだけ抜き出しておく。

これだけ胸ポケットに入れて、当日の雨雲レーダーとオッズを見れば、雨の日のレースも怖くない。

競馬口コミダービーが
注目したポイントはここ!
  1. 芝は遅く、ダートは速くなる。
    時計の向きが真逆に動く。

  2. パワー血統+先行で堅実、
    道悪巧者で配当を伸ばす。

    三型の買い分けがカギ。

  3. 馬場発表と雨量を並べて
    タイムを見積もる。

    誤差を読めば一歩先を行ける。

この3行が頭に残っていれば、レース直前の揺らぐ情報にも振り回されず、雨を味方にする立ち回りができるだろう。

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