ベラジオボンドの次のレースの出走予定は?なんJでの評価や血統・主戦騎手などを徹底解説!

どうも。競馬口コミダービーの管理人の木口順一だ。

今回は最近徐々に頭角を現している「ベラジオ」の名前を冠った競走馬の中でも注目株の「ベラジオボンド」について紹介したいと思う。

馬名 ベラジオボンド
Bellagio Bond
生年月日 2021年2月15日
鞍上経験 岩田望来
脚質 先行
生産者 社台ファーム
馬主 林田祥来
調教師 上村洋行 (栗東)
成績 [1-0-0-1]
獲得賞金総額 720万円
POG獲得ポイント 720
ロードカナロア
ダンサーディスティネイション
母父 Dubai Destination
近親馬 サトノポエルセウス、ツキノサバク

この世代のロードカナロア産駒の中でも「やってくれる感」はかなり持っている期待のホープだ。

そこで今回はこのベラジオボンドになぜ注目しているかを、独自の見解とともにわかりやすく紹介していく。

この記事でわかること
  • 次走予定・ローテ
  • なんJでの評価からわかること
  • 産駒・血統からわかる
    ベラジオボンドの
    ポテンシャル
  • 主戦騎手は誰か
    乗り替わりの可能性はあるのか
  • 馬主・オーナーの経歴から
    ベラジオボンドの
    今後の可能性を探る

ベラジオになぜ注目すべきか、そしてその中でもこのベラジオボンドが注目されている理由とは何か。

その全てを掲載しているのでぜひご覧いただきたい。

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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ベラジオボンドの次走は?(2023年3月12日更新)

それでは改めてベラジオボンドの紹介をしていこう。

次走の出走予定は3月23日阪神11Rの芝1800mG3毎日杯だ。

例年順当決着で決まりやすいレースで、現在出走が決まっている中で注目はベラジオボンドはここまで無敗のノーブルロジャーや新馬戦圧勝のニュージーズあたり。

その次に人気しているベラジオボンドなら毎日杯でも勝てる可能性は十分にあり、今後のG1戦線に名乗りを上げるためにもここで結果を出して欲しいところだ。

陣営から発表があり次第更新していくので次走報は見逃さないようにしよう。

ベラジオボンドはここまで3戦1勝!

ベラジオボンドの今までの成績をまとめた一覧はこちら。

日付会場 レース名
距離
人気 着順 騎手 勝馬
(2着馬)
2023年12月28日
阪神5R

2歳新馬戦

芝1800m

1番
人気
1着 岩田望来 エボルヴィング
2024年2月11日
東京11R

【G3】共同通信杯

芝1800m

5番
人気
6着 岩田望来 ジャスティンミラノ

現在2戦1勝。

注目は新馬戦のベラジオボンドが負かした馬の勝ち上がり率だ。

デビューが遅めだった割に、新馬戦のライバルはすでに3頭勝ち上がりを果たしていて2着エボルヴィングも未勝利戦でも2着を維持。

レースの内容も良かったことを考えると共同通信杯の6着は新馬戦と違い、戦略を変えたことが仇になったのではという見方が強い。

この見立ての成否も次の毎日杯で変わってくるので注目しておこう。

父親は短距離が主戦場だったロードカナロア!マイル以上を走れる可能性は?

ベラジオボンドがなぜこれまでの結果を出せたのかを血統から深掘りし、さらに今後どんな走りを見せてくれるか、その可能性についても紹介したいと思う。

まずは血統の主要要素になる父ロードカナロアの特徴をまとめてみた。

ロードカナロアの
特徴
  1. 1200mは無敵
  2. 脚質自在
  3. 両周り得意
  4. 早熟で
    長く走れた

サクラバクシンオー以上の短距離を代表する名馬と言われていて、現役時代は短距離で珍しく年度代表馬にも輝いているのがこのロードカナロアだ。

他を寄せ付けぬ短距離の強さ、キャリア後半では結果の出せなかったマイルでも無双していてこれ以上ないほどの血筋。

もしこの特徴が受け継がれれば、スピード、そしてパワーに関しては申し分のない子どもが生まれるだろう。

さらに深堀りして分析するために、今までのロードカナロア産駒を獲得賞金順でまとめてみた。

馬名 性別
生年
距離適性 主な勝鞍 母父 獲得賞金総額
アーモンドアイ 牝馬
2015年
短中距離・中距離・中長距離 18’ジャパンC(G1) フサイチパンドラ サンデーサイレンス 15億1,956万円
ダノンスマッシュ 牡馬
2015年
短距離 21’高松宮記念(G1) スピニングワイルドキャット ハードスパン 5億8,435万円
サートゥルナリア 牡馬
2016年
短中距離・中距離・中長距離 19’皐月賞(G1) シーザリオ スペシャルウィーク 5億2,358万円
ダイアトニック 牡馬
2015年
短距離・短中距離 22’阪神C(G2) トゥハーモニー サンデーサイレンス 4億6,043万円
レッドルゼル 牡馬
2016年
短距離・短中距離 JBCスプリント フレンチノワール フレンチデピュティ 2億4,833万円(中央)
1億1,000万円(地方)
ステルヴィオ 牡馬
2015年
短距離・短中距離 18’マイルCS(G1) ラルケット ファルブラヴ 3億5,244万円
ファストフォース 牡馬
2016年
短距離 23’高松宮記念(G1) ラッシュライフ サクラバクシンオー 3億1,172万円(中央)
212万円(地方)
パンサラッサ 牡馬
2017年
短中距離・中距離 22’中山記念(G2) ミスペンバリー モンジュー 3億170万円
ダノンスコーピオン 牡馬
2019年
短中距離 22’NHKマイルC(G1) レキシールー Sligo Bay 2億3,190万円
ケイデンスコール 牡馬
2016年
短中距離 21’読売マイラーズC(G2) インダクティ ハーツクライ 2億1,952万円

やはり基本的には短距離を得意とする馬が多く、走れてもマイルまでかなという感じ。

ここで注目したいのはその中でも例外にはあたるがアーモンドアイやサートゥルナリアあたり。

この2頭に関してはダービーやジャパンカップでも結果を出せているので、父親の適性とは別に実はこの産駒は十分クラシックでも走れる血筋。

ベラジオボンドは今のところ1800では結果を出せることがわかっているので、この2頭のように皐月賞などの中距離以上でも結果を出せることを期待したいところだ。

残念ながら母父は短中距離までの適性しか見せておらず血統で見るポテンシャルで言うとそこまで可能性が高いわけではない。

それでも今のところはロードカナロア産駒の中でも例外的な走りは見せれているのでベラジオボンドには期待したいところだ。

主戦騎手は岩田望来さん

岩田望来騎手

父親は現役騎手の岩田康誠さん。

父親譲りの実力で200名近くいるJRAの騎手の中でも直近のランキングには10位以内に入っている実力派だ。

まだ6年目ということもあり、重賞勝利数こそ少ないものの有力な調教師からの騎乗依頼もこなして掲示板内に連れて行った数はかなりの数なのでその実力を疑う競馬ファンはいないだろう。

ベラジオボンドは大手陣営が管理しているというわけでもないのでこの岩田望来騎手が乗っているという事実がそもそものこの馬のポテンシャルや期待を表している。

このまま乗り替わりになることもなく、さらなる大舞台へ岩田騎手が連れて行ってくれることを期待しよう。

調教師は上村洋行さん

ベラジオボンドを担当する調教師は杉山晴紀さん。

これまで管理してきた競走馬をまとめてみたので確認してみてくれ。

馬名 性別
生年
主な勝鞍 賞金総額
アリストテレス 牡馬
2017年
21’アメリカジョッキークラブC(G2) 2億2,223万円
アイアンバローズ

牡馬

2017年

23’ステイヤーズS(G2) 2億1,512万円
ウィリアムバローズ

牡馬

2018年

24’東海S(G2) 1億9,673万円
ベラジオオペラ

牡馬

2020年

23’フジテレビ賞スプリングS(G2) 1億8,671万円
エイシンティンクル

牝馬

2013年

18’豊明S(1600万下) 1億236万円
アームズレイン

牡馬

2020年

23’りんくうS(OP) 9,938万円
トライン

牡馬

2015年

20’キタサンブラックメモリアル(3勝クラス) 8,428万円
サヴァ

牡馬

2018年

23’六甲S(L) 7,740万円
モズリッキー

牡馬

2019年

24’門松S(1600万下) 7,395万円
ハリーバローズ

牡馬

2017年

22’別府S(3勝クラス) 7,008万円

こちらもまだ7年目ながら重賞勝利馬をそれなりに輩出していて、まだまだこれからといった調教師と言っていいだろう。

同じ馬主からはスプリングSで勝利したベラジオオペラも輩出していて、この馬の父親はベラジオボンドと同じくロードカナロアだ。

明らかにベラジオオペラに陣営が重ねていることもわかり、ベラジオボンドの陣営の期待値の高さの裏づけにもなっている。

まだベラジオオペラも現役だが、ベラジオボンドにはG2以上で勝利してもらいさらなる結果を生み出してくれることを期待しよう。

管理・馬主は林田祥来さん

林田さんはパチンコメーカーでも知られるベラジオコーポレーションの社長。

馬主として経験はまだ4年目だが、すでに先程紹介したベラジオオペラなどを輩出している注目株と言っていいだろう。

重賞でこそ勝てる馬を出しているものの、G1での勝利は未だゼロ。

ベラジオオペラもそうだが、今後ベラジオボンドの力の入れようを見ていると今後、林田さんに初G1勝利をもたらすのはこのベラジオボンドかもしれない。

ベラジオボンドの未来は?

競走馬ベラジオボンド

ここまでの血統や成績、騎手やオーナーなど様々な面で紹介してきた。

いまだその真価は未知数だが、それぞれの要素からやってくれるのではという期待値はビシビシ感じる。

まずは共同通信杯からのこの毎日杯の結果に期待しよう。

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