ビッグドリームの次のレースの出走予定は?なんJでの評価や血統・主戦騎手などを徹底解説!

どうも。競馬口コミダービーの管理人の木口順一だ。

今回は2024年の最優秀短距離馬の候補筆頭と言われている「ビッグドリーム」を紹介しよう。

馬名 ビッグドリーム / Big Dream
生年月日 2021年3月18日
鞍上経験 幸英明
成績 [1-0-1-1]
脚質 先行
生産者 バンブー牧場
調教師 西園正都(栗東)
獲得賞金総額 720万円
POG指名数 220
ビッグアーサー
アンナペレンナ
母父 Tales of Ekati
近親馬 ビッグシーザー

サクラバクシンオーの孫、ビッグアーサーの子供と聞くだけで競馬ファンなら期待値の高さを感じ取ってもらえるだろう。

今回はそんな産駒のポテンシャルだけでなく、様々な角度からビッグドリームの今後の可能性を独自の視点から解説していく!

この記事でわかること
  • 次走の出走予定・ローテ
  • なんJでの評価からわかること
  • 主戦騎手は誰になるか
  • 産駒・血統から見るポテンシャル
  • 勝因・敗因から見る今後の展望
  • 調教師・馬主から見える可能性

兄のビッグシーザーは短距離路線でオープン3連勝を決めているが、このビッグドリームはそれ以上の逸材と呼ばれている。

その理由を含め徹底的に調べてみたのでぜひ最後までご覧いただきたい。

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

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ビッグドリームの次走の予定は?(2023年11月13日更新)

それでは改めてビッグドリームの紹介をしていこう。

2023年12月16日の芝1200m左回り、中京2歳Sに出走予定。

このレースは去年に半兄のビッグシーザーが勝利している。

ビッグアーサーはここまでこのビッグシーザーを超える逸材として考えられてきたので、かなり意識していることは間違いないだろう。

今のところ出走を発表している馬に目ぼしいライバルはいないが、ビッグドリーム自身ここまで4着、3着と結果は出しているがあと一歩勝利に届いていない。

この血統ゆかりあるレースで、化けて欲しいところだ。

なんJなど掲示板での評価は新馬戦から急上昇!

ビッグドリームは競馬ファンからどのように評価されているのか。

競馬好きの集まる5ch(旧2ちゃんねる)のなんでも実況版、通称なんJのビッグドリームに言及されているスレッドを確認してみた。

ビッグドリームの
なんJでの評価まとめ
  1. ビッグシーザーより走るかも
  2. 西園厩舎はやっぱ短距離だよな
  3. 調教師が良くないけど差し引いても期待できる
  4. この世代のスプリントは当たり
  5. バクシンオーの血を繋いでほしい
  6. ビッグアーサーの夢、ここで潰える
  7. 持ち上げられすぎたな
  8. まだまだこれから
  9. ゆっくり仕上げて欲しいな
  10. 先物買い過ぎたんだよ
  11. 初戦ほど仕上がってなかっただけ
  12. シーザーはまだ未勝利だったよ9月
  13. 調教で切ったけど4着かよ
    強いわ

新馬戦での内容が良かった分、4着で終わった小倉2歳Sからの走りで評判を落としてしまったようだ。

しかし、元々調教で怪しんでいる内容を投稿している競馬ファンも多く単に調教不足なだけで馬のポテンシャルとしてはまだまだこれからと言う見立ても強い。

鞍上の幸騎手も「これから良くなってくると思います」と悲観的ではないコメントを残していることから、次走が重要になってきそうだ。

先行好位から6馬身差で快勝した新馬戦

ビッグドリームのデビューは2023年7月2日の芝1200mの福島6R。

好スタートを切り折り合いを付け、逃げ馬を行かせると3番手から勝機を伺う形に。

勝負どころ直線でさっくり抜け出すとそのままスピードを保ち、6馬身差で圧勝した。

新馬戦1着のビッグドリーム

肩ムチのみで、いっぱいに追わず終われているのでかなり好内容。

折り合いが付くのも早く、仕掛けにいく時の素直さからも期待を感じざるを得ない。

陣営もこの結果にかなり満足していて、西園調教師もこのようにコメント。

肩ムチだけでこの勝ち方。能力がある馬で大事に育てていきたい。上(ビッグシーザー)より掛からないし、距離の融通も利きそう

-西園調教師のコメントより

全兄のビッグシーザーは初勝利まで3レースかかっていて、結果や時計などを見ても当時の兄の記録は完全に超えている。

来年からの活躍どころか2023年の秋からの再始動で早めのビッグタイトル制覇も夢ではないかもしれない。

ビッグドリームは短距離適性!父親の記録を超えられるか

父親ビッグアーサーの特徴と兄妹馬を合わせて比較してみよう。

割り出した産駒や血統の傾向からビッグドリームの今後について推察していく。

まずは父親の特徴から。

ビッグアーサーの特徴
  1. 短距離適性
  2. 成長タイプは普通
  3. 右回りが得意
  4. 芝適性

短距離で無類の強さを誇り、2016年の高松宮記念でのレコードタイム「1:06:7」は未だに破られていない。

ビッグドリームにはこの無類の短距離の強さを受け継ぎでもらい、高松宮記念だけではなく父親の勝ちきれなかったスプリンターSも制覇できるような馬になってもらいたい。

その可能性を更に深掘りして考察するべく、兄妹馬の今までの経歴を確認してみた。

馬名 性別 距離適性 主な勝鞍 生年 母父 獲得賞金総額
トウシンマカオ 牡馬 短距離 22’京阪杯(G3) 2019年 ユキノマーメイド スペシャルウィーク 1億3,612万円
クリノマジン 牡馬 短距離 23’淀屋橋S(1600万下) 2019年 トリンカファイブ ステイゴールド 7,272万円
ビッグシーザー 牡馬 短距離 23’マーガレットS(L) 2020年 アンナペレンナ Tale of Ekati 7,200万円
ブトンドール 牝馬 短距離 22’函館2歳S(G3) 2020年 プリンセスロック スウィフトカレント 5,469万円
グットディール 牡馬 短距離 22’3歳上1000万下 2019年 マリアヴァレリア サンデーサイレンス 5,239万円
ネレイド 牝馬 短距離 22’飛翼特別(2勝クラス) 2019年 ナイアード ワイルドラッシュ 4,627万円
クリーンジーニアス 牝馬 短距離 23’4歳以上2勝クラス 2019年 アクアブルーハート エンパイアメーカー 3,967万円
ウインモナーク 牡馬 短距離 22’雪うさぎ賞(500万下) 2019年 コスモメリー アドマイヤジャパン 3,767万円
ブーケファロス 牡馬 短距離 22’黒松賞(500万下) 2020年 クラウンデュナミス ダンディコマンド 3,664万円
グランアリエル 牡馬

短距離

22’HTB杯(2勝クラス) 2019年 メリーウェザー メジロベイリー 3,292万円

お父さんと同じく短距離が主戦場。

全兄にあたるビッグシーザーは、戦績も上々で今後スプリンターズSに挑戦する可能性が陣営から示唆されている。

ビッグドリームは新馬戦での内容も良かったことからも、兄同様に今後活躍してくれる可能性は高いだろう。

更にビッグドリームの陣営は「距離の融通も利きそう」とまでコメントしているので、もしかすると産駒初の短中距離G1まで手が届くかもしれない。

ビッグアーサー産駒の初年度は2019年度だが、未だにG1馬は出ておらずポテンシャルとして未知数な部分が多い。

ビッグドリームには兄以上の記録を出してもらい、ロードカナロアや先祖のバクシンオーなどと並ぶ名馬になってくれることを期待しよう。

小倉2歳Sの鞍上は幸英明騎手

スティルインラブで牝馬三冠を制覇したことで有名な幸英明騎手。

幸英明

年間騎乗数は競馬界でもトップクラスで、このことから各陣営からの信頼が厚いこともわかる。

幸騎手は安定感に定評があり、折り合いを教え込み切れ味を引き出す騎乗が特徴だ。

ビッグドリームの新馬戦を見る限りでも、先行しつつも折り合いをつけ最終的に伸び切った様子が確認できる。

弱点として逆にその安定感が無難な走りに繋がり大事な局面で攻めきれない部分もあるが、それでも年間勝率トップ10にも入る腕前にケチがつくほどではない。

小倉2歳Sでは直線で伸ばしきれなかった印象だが、課題を着実に解消し次走の鞍上にも期待したい。

調教師は西園正都

ビッグドリームを担当する調教師は西園正都さん。

これまでに管理してきた競走馬をまとめてみた。

馬名 生年 主な勝鞍 賞金総額
サダムパテック 2008年 12’マイルCS(G1) 4億665万円
シルポート 2005年 11’読売マイラーズC(G2) 3億9,732万円
ハクサンムーン 2009年 13’セントウルS(G2) 3億7,010万円
フィールドルージュ 2002年 08’川崎記念[指定交流](G1) 2億5,801万円 (中央) /1億1,200万円 (地方)
エーシンフォワード 2005年 10’マイルCS(G1) 2億9,739万円 (中央) /168万円 (地方)
ジュールポレール 2013年 18’ヴィクトリアマイル(G1) 2億3,940万円
タガノビューティー 2017年 23’コーラルS(L) 2億753万円 (中央) /3,125万円 (地方)
ホーマンベルウィン 1997年 03’エニフS(OP) 2億2,186万円 (中央) /440万円 (地方)
ヘリオス 2016年 21’グリーンチャンネルC(L) 1億4,772万円 (中央) /6,910万円 (地方)
ヒサコーボンバー 1993年 99’阪神ジャンプS(J.G3) 2億1,156万円 (中央) /508万円 (地方)

栗東坂路を活かした徹底したスピード調教が持ち味で短距離、短中距離の重賞で結果を出している馬が多いのが特徴だ。

一見して短距離適性の産駒であるビッグドリームにとって、これ以上ない調教師のように見える。

しかし、200名近くいる調教師の中で勝率ランキングはトップ10入る年もあったが、近年は63位で終わるなどそこまでの結果を出せていない。

全体で見ると地方競馬に転向している馬も多く、西園厩舎でなければ中央でもっと結果を出せていたかもしれないとされる馬も多い。

ビッグドリームの調教では手を緩めることなく、勝負どころで結果を出せる馬に仕上げてもらいたい。

管理は中辻明さん

京都の不動産の社長である中辻明さん。

これまでに保有してきた馬を一覧でまとめてみた。

馬名 生年 主な勝鞍 賞金総額
ビッグアーサー 2011年 16’高松宮記念(G1) 2億9,981万円
セキフウ 2019年 兵庫ジュニアグランプリ 4,769万円 (中央) /3,420万円 (地方)
トウセツ 2019年 23’灘S(1600万下) 7,413万円
ペガサス 2016年 20’3歳上1000万下 6,946万円
コクスイセン 2013年 17’雅S(1600万下) 4,525万円 (中央) /200万円 (地方)
タイソウ 2018年 22’白鷺特別(1000万下) 4,338万円
アンナペレンナ 2013年 17’4歳以上500万下 4,099万円
クレア 2019年 23’4歳以上1000万下 2,724万円
ムエックス 2018年 21’3歳以上2勝クラス 2,370万円
メラン 2016年 19’3歳以上1勝クラス 2,080万円

注目はなんと言っても、ビッグドリームのお父さんであるビッグアーサー。

唯一の獲得賞金億超えの保有馬なので、その息子であるビッグドリームでは同格以上の活躍を願っていることだろう。

2019年産駒のデビュー初年度から数えて中辻さんは12頭を保有しているが、今のところ大成できた馬はいない。

先行して結果を出せているビッグシーザーの全弟にあたるこのビッグドリームは、中辻さんにとってもかなり期待している馬だと言えるだろう。

今後も持てる力全てを使って、ローテや騎乗依頼を考えてくれるはずなので陣営からのコメントは要注目だ。

ビッグドリームの次走とまとめ

ビッグドリーム

ここまでビッグドリームの次走以降のポテンシャルを産駒、騎手、調教師、馬主それぞれの観点で考察してきた。

新馬戦から高いポテンシャルを発揮し、2024年の最優秀短距離馬までも狙えそうなポテンシャルを感じ期待値はかなり高い。

このまま父親のビッグアーサーや兄のビッグシーザーを超える名馬になってくれることを楽しみにしよう!

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