チャンピオンズカップ2025のAI予想!買い目・展開・穴馬まとめ

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

2025年12月7日日曜はG1・チャンピオンズカップ。

ダート中距離の頂上決戦、舞台はアップダウンがきつく直線も長い中京ダート1800mで、前に行く馬が有利と言われつつも、ペースひとつで差しも突っ込んでくるクセのあるコースだ。

前走JpnⅠ組と、このレースを走り慣れた“リピーター”が強いのも特徴で、今年は3歳王者候補ナルカミ、悲願のタイトルを狙うウィルソンテソーロ、芝GⅡ馬からダート転戦中のシックスペンス、勢い十分のダブルハートボンドやルクソールカフェなど、顔ぶれもかなり濃い。

この一戦をどう読み解くかで、当日の馬券の攻め方も大きく変わってくるはずだ。

そこでこの記事では過去の傾向や出走馬のデータのすべてをAIに投じ、論理的に考えてベストの予想買い目を公開。

その時に使ったデータまですべて公開しているので、予想に丸乗りでもご自身の予想の参考でも自由に使ってみてくれ。

この記事でわかること
  • AIが完全予想!
    注目馬
    危険な人気馬
    穴馬
  • 予想印
    予想買い目
    (順当決着・穴決着対応)
  • 距離・当該重賞別!
    かんたんな
    レース傾向一覧
  • 登録馬の
    全頭診断付き!
    チャンピオンズカップの
    出馬表!
  • 過去10年の
    傾向早見表!
  • チャンピオンズカップで
    有利な脚質・馬も
    丸わかりの
    展開予想!

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

安定して稼げる競馬予想サイトを探すために、ユーザーからの口コミを基に検証を続けている。

今まで検証してきた予想サイトの数は1,000サイト以上。
その結果が実を結び、検証したサイトの的中率ランキングページをグーグル検索で「競馬予想サイト 的中率」の検索結果1位に表示させることに成功した。

現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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チャンピオンズカップ対策!無料で参考にできる予想集!

今回紹介する予想を出力しているAIシステムには、チャンピオンズカップに関する過去から現在までの膨大なデータを投入している。

それにより的中率・回収率ともに1番高い期待値で予想を出力するように設定しているので、少しでも競馬をかじったことがある人なら絶対に納得するだろうと疑っていない。

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出走馬・過去傾向・追い切りなど膨大な情報から弾き出したAIの予想とは?

それでは改めてAIの弾き出したチャンピオンズカップの予想を公開していく。

競馬口コミダービーのAI予想は今回の出走馬のポテンシャルや、過去10年に及ぶデータのすべてのデータ、そして1週間前から最終までのすべての追い切り情報まで踏まえて弾き出している。

予想の丸乗りでも、ご自分の予想の情報元としても参考にしてみてくれ。

公開している内容はこちら。

AIの
予想内容まとめ
  • 注目馬
    危険な人気馬
    穴馬まとめ
  • 順当決着想定
    穴決着想定
    それぞれの
    予想印
  • 順当決着想定の
    予想買い目
  • 穴決着想定の
    予想買い目

手っ取り早く、推奨の馬や買い目を知りたい人でもわかりやすく解説していく。

その後、その根拠まで徹底的に調べたい方にも、データ・情報まとめを掲載してあるのでぜひ参考にしてみてくれ。

チャンピオンズカップの注目馬・危険な人気馬・穴馬一覧

いきなり予想買い目を紹介する前に、ここではレースを整理するために注目馬・危険な人気馬・穴馬を整理していく。

過去10年の傾向や追い切り評価などから、出走する馬のそれぞれの評価がこちら。

※右にスクロール可能

カテゴリ 馬名
注目馬 ナルカミ
注目馬 ウィルソンテソーロ
注目馬 シックスペンス
注目馬 ダブルハートボンド
危険な人気馬 ルクソールカフェ
危険な人気馬 メイショウハリオ
危険な人気馬 ペプチドナイル
穴馬 アウトレンジ
穴馬 ラムジェット
穴馬 テンカジョウ
穴馬 ハギノアレグリアス

短評:3歳世代の頂点クラスで、データと調教と枠順がほぼ全部噛み合っている本命候補だろう。

3歳でジャパンダートクラシックを完勝してきた臨戦過程、前走Jpn1組が圧倒的に強いという過去傾向、3〜6歳牡馬が中心という性齢データ、どれを取ってもこのレース向きのプロフィールだ。

6枠12番からなら、被され過ぎずに2〜4番手の好位を取りに行きやすく、展開予想で一番おいしい“好位外〜中”のポジションを取りやすい。

追い切りも1週前から当週まで高いレベルで安定していて、「ここがピーク」という仕上がり方をしているのも心強い。

リピーターではないので歴史的な裏付けはまだだが、それ以外のファクターがほぼ全部プラス側に揃っているので、馬券ではまずここから組み立てる、という発想でいいだろう。

短評:2年連続2着のコース巧者で、今年も展開と枠順が大きく崩れていない安定軸候補だ。

このレースで2年連続2着という実績は、リピーターレースという傾向を考えると最大級の武器になる。

一度好走した馬が何度も馬券になっているレースなので、「この舞台で走る感覚」を馬自身がつかんでいるのは非常に大きい。

4枠8番から好位外目を取る形は過去2年とほぼ同じイメージで、展開面でも好位〜2列目が有利という予想とピッタリ噛み合う。

前走Jpn1ローテ、6歳牡馬という年齢的なピーク、先行できて終いも止まらない脚質、どれも中京1800に相性が良い。

1週前の調教はやや物足りなかったが、最終でしっかり整えてきており大きな不安までは感じない。

オッズ面ではやや買われ過ぎる可能性はあるが、それでも「消す理由より買う理由の方が多い」タイプで、連軸としてはかなり信用していいと思う。

短評:芝G2馬のダート挑戦組だが、調教と近走内容からここでも通用するだけの地力が見えている。

芝の重賞馬で、ダートはまだ2戦目という立場なので、データだけを見れば「前走ダートG1組」のナルカミやウィルソンテソーロほどの裏付けはない。

ただ、南部杯2着でいきなりダートトップクラスに顔を出した内容は評価して良いし、芝1800で無敗という距離適性もこのレースにはプラスになる。

6枠11番から中団〜好位外目で脚をためて、3〜4コーナーから長く脚を使う形がハマれば、芝で見せた切れとダートで見せた持続力の両方が活きる。

追い切りでは坂路で馬なり自己ベスト級の時計を出していて、仕上がり面だけならメンバー中トップレベル。

ダート実績という意味で本命まで強気に押すかは好みが分かれるが、「能力と状態と騎手」を総合すれば、印はかなり上に置きたい一頭だ。

短評:みやこSのレコード勝ちで一気に評価を上げた4歳牝馬で、勢いと完成度では最上位クラスだろう。

重賞でレコード勝ちを決めている4歳牝馬ということでインパクトはかなり強い。

前走が中央G3という点だけを見ると過去データ的には“頭までは一枚落ちるゾーン”だが、みやこS自体のレベルと勝ち方を考えると、その枠組みだけで評価を下げるのは危険だと思う。

1枠2番から好発なら番手〜3列目の内でロスなく立ち回れ、展開予想で有利とした“好位〜3列目イン”に自然とハマる形になりやすい。

牝馬・初GI・相手強化というリスクはあるが、近走の充実度、先行しても控えても競馬ができる自在性、追い切りでの上昇度を考えると、「買わない理由を探す方が難しい」側の人気馬だ。

ナルカミやウィルソンと並べるか、その一段下で相手本線にするかは配当と相談だが、予想の中で軽く扱うのはやや怖い存在だろう。

短評:能力と勢いは一級品だが、「大外枠×初GI×中京1800」の条件を考えるとオッズほど盤石とは言いづらいタイプだ。

武蔵野Sの圧勝や血統背景を見れば、いずれダートGIを勝ってもおかしくない器だと思う。

ただ、今回は大外16番から初の中京1800、しかも3歳で古馬一線級との初対戦というリスクが一気に重なっている。

展開予想的にも、外から前に出したい馬が複数いる構図で、前半である程度脚を使わされる可能性が高い。

スムーズに2〜4番手の外目に収まれば理想だが、出負けしてしまうと外々を回されてロングスパート戦に付き合う形になり、最後に甘くなるパターンが見えやすい。

調教は良く、馬自体のデキは高いと見ているので軽視はしないが、“軸”にするには枠順リスクが大きく、妙味も薄い。

馬券的には「相手には取るが、頭の一点本命にはしづらい」危うさを持つ人気馬だろう。

短評:実績とネームバリューで売れやすいが、年齢と舞台適性、脚質と展開を冷静に見ると買い過ぎたくはないタイプだ。

交流Jpn1をいくつも勝っている実績はメンバー随一で、ラストランというストーリーもあって人気を集めやすい立場だと思う。

ただ、過去のこのレースで大きく負けていること、中京1800というコース自体が「差しの直線一気型」にはそこまで優しいコースではないこと、そして8歳という年齢を考えると、オッズほどの信頼は置きづらい。

追い切りの動きは素晴らしく、「年齢なり」以上に動いているのは確かだが、それでも最後のひと押しが足りない場面が増えてきている。

展開予想では好位〜3列目が有利と見ていて、この馬はどうしても中団以降からの競馬になりやすい。

馬券で押さえるのはもちろんアリだが、“本命固定”にするとリスクの方が大きい人気馬だと考えている。

短評:フェブラリーS馬という肩書きで名前は売れるが、近走の内容と調教、枠と展開を合わせて考えると、ここで強く買う根拠が薄い。

GI馬という実績ゆえに、オッズ的には中穴くらいには支持されるはずだが、フォームや結果を見る限りここ1年は完全に下降線に入っている印象が強い。

外寄りの7枠14番から前に出していく形になると、先行勢が多い今回の並びでは前半から脚を使い過ぎるリスクが高い。

しかも調教内容が今ひとつで、併せ馬で2歳相手に見劣ったり、最後の踏ん張りが効いていなかったりと、「本来のペプチドナイル」には戻り切っていないように見える。

馬場や展開が極端に向けば掲示板くらいはあってもおかしくないが、GI実績と名前だけで買われるほど、美味しい馬ではないだろう。

むしろ「今回は様子見寄り」に評価を落としておきたい人気タイプだ。

短評:平安S勝ちの実績馬で、前走だけで評価を落とすならむしろ妙味が出てくる中距離型の先行馬だ。

平安Sや浦和記念など、1900m前後のタフな中距離戦で結果を出してきたのがこの馬の強みだ。

みやこSの凡走は馬場と展開の影響が強く、実力そのものが大きく落ちたとは見ていない。

5枠9番で好位外目を取りやすく、展開予想で有利とした“2〜4番手の外〜中”に自然に入りやすい並びだ。

さらに、1週前・最終追い切りともに動きが良く、調教評価も高い。

前走の負けで人気が適度に落ちるようなら、「好位から押し切り/粘り込み」の穴パターンとしてかなり狙いが立つ一頭だと思う。

短評:派手な実績はないが、調教の上昇度と枠、脚質を総合すると一発の可能性が見えてくるタイプだ。

これまでの戦績だけを見ると、人気上位の馬ほどの裏付けはないが、ここにきて調教内容が一気に良化しているのが印象的だ。

1週前の鬼時計に加え、最終追いでも坂路で自己ベスト級の時計を出しており、「今がキャリアの中で一番動けている」と言ってもいいくらいのデキに映る。

4枠7番で好位を取りやすく、展開予想と枠順の相性も悪くない。

前がやり合い過ぎず、平均〜やや速め程度に収まる形なら、好位からの早めスパートで粘り込むシーンは十分あり得る。

人気は中位〜やや下くらいになりそうなので、3連系で相手を広げるときにぜひ組み込みたい穴候補だ。

短評:地方牝馬というだけで甘く見られがちだが、末脚と調教内容を考えれば人気以上に走る余地は大きい。

JBCレディスクラシックで古馬牝馬のトップクラス相手に2着と好走しているように、地方牝馬の枠におさまり切らないだけの実力がある。

4歳牝馬でまだ伸びしろがあり、近走の充実度も高い。

5枠10番から中団〜やや後ろのポジションを取りやすく、平均〜やや速めのペースなら前が多少止まる流れにもなりやすい。

追い切りでは強い相手と併せて見劣らない動きをしており、状態面も非常に良さそうだ。

牡馬の一線級相手にどこまでやれるかは未知数だが、その分オッズはかなり甘く出るはずで、「3着まで」のイメージで穴に忍ばせるにはちょうどいいタイプだろう。

短評:年齢と近走だけ見て切ってしまうと、中京コース適性の高さと内目の枠の利を見落としやすいタイプだ。

8歳という年齢と近走のやや物足りない成績で人気はかなり落ちるだろうが、この馬は“中京ダ1800巧者”というはっきりした強みを持っている。

3枠6番からロスなく立ち回れれば、差し馬の中では一番ロスの少ない競馬ができる。

展開予想では“好位〜3列目”が有利としつつも、中団内でためて3〜4コーナーからじわじわと外に持ち出すタイプもまだ戦えると見ていて、その条件に一番近いのがこの馬だと思う。

調教も年齢の割にはしっかり動けており、「極端に悪い」という印象はない。

勝ち切りまではさすがに高望みかもしれないが、人気を考えれば3連複や3連単の3列目に入れておく価値は十分にある穴馬だろう。

順当決着想定の予想と戦略

まず順当決着シナリオのAIが弾き出した予想印はこちら。

順当決着想定の
予想印
  • ◎ ⑫ナルカミ

  • ○ ⑧ウィルソンテソーロ

  • ▲ ⑪シックスペンス

  • ☆ ②ダブルハートボンド

  • △ ⑦ラムジェット

  • △ ⑨アウトレンジ

  • △ ⑬サンライズジパング

  • △ ⑮ペリエール

この予想印をもとにさらに買い目の戦略を出力。

その推奨予想買い目はこちら、横にスクロールして「券種」「買い目」「点数」「1点あたりの推奨投資金額」「投資総額」「戦略メモ」が確認できる。

※右にスクロール可能

券種 構造の概要 点数 投資金額 戦略1口メモ
3連複

フォーメーション①:

1列目◎、

2列目○▲☆、

3列目○▲☆+△勢

15点

7,500円

(1点500円)
※調整可能

本命ナルカミ軸で

「人気どころ+中穴」

決着を拾う土台

3連複

フォーメーション②:

1列目○、

2列目◎▲☆△(一部)、

3列目◎〜△広め

14点

4,200円

(1点300円)

※調整可能

ナルカミ飛びのパターンで

ウィルソン中心の順当〜

やや荒れ用

馬連

◎−○▲☆○▲

ボックス寄り

(実際は4点)

4点

6,000円

(1点1,500円)

※調整可能

1〜3番人気ゾーンの

組み合わせを

厚めに押さえておく

単勝 ◎、○ 2点

5,000円

(⑫に3,000円、

⑧に2,000円)

本命と対抗の

勝ち抜けパターンで

取り返しを太くする

合計22,700円(調整可能)

3連複フォーメーション①の買い目詳細

1列目:
⑫ナルカミ

2列目:
⑧ウィルソンテソーロ
⑪シックスペンス
②ダブルハートボンド

3列目:
⑧ウィルソンテソーロ
⑪シックスペンス
②ダブルハートボンド
⑦ラムジェット
⑨アウトレンジ
⑬サンライズジパング
⑮ペリエール

※3連複なので組み合わせは15点

3連複フォーメーション②の買い目詳細

1列目:
⑧ウィルソンテソーロ

2列目:
⑪シックスペンス
②ダブルハートボンド
⑦ラムジェット
⑨アウトレンジ

3列目:
⑪シックスペンス
②ダブルハートボンド
⑦ラムジェット
⑨アウトレンジ
⑬サンライズジパング
⑮ペリエール

3連複の組み合わせ14点

馬連の買い目詳細

馬連(各1,500円)

⑫ナルカミ − ⑧ウィルソンテソーロ
⑫ナルカミ − ⑪シックスペンス
⑫ナルカミ − ②ダブルハートボンド
⑧ウィルソンテソーロ − ⑪シックスペンス

単勝の買い目詳細

単勝

⑫ナルカミ 3,000円
⑧ウィルソンテソーロ 2,000円

見解(順当シナリオ)

順当シナリオでは、データと枠と調教が一番素直に揃っている⑫ナルカミを軸に据える。

3歳Jpn1勝ちのローテ、3〜6歳牡馬中心という年齢データ、先行しても控えても競馬ができる脚質、6枠12番から好位に入りやすい枠順、どれを取っても今回の条件に噛み合う。

1週前・最終追い切りの内容も良く、状態の不安もほとんどないので、3連複・馬連・単勝すべての土台として扱っていい本命だろう。

対抗の⑧ウィルソンテソーロは、チャンピオンズC2年連続2着というリピーター性が最大の強みだ。コース形態と展開を理解している馬で、4枠8番からならいつもの“好位外目から長く脚を使う競馬”に持ち込みやすい。

前走Jpn1組、先行脚質、6歳牡馬という点もデータ的な後押しになっている。

3連複では⑫を1列目に据えつつ、フォーメーション②で「⑧が勝って⑫が飛ぶ」パターンも多少拾っているので、順当ゾーンの中での波乱にも対応している形だ。

⑪シックスペンスと②ダブルハートボンドは、「実績と勢いは十分だが、GIでどこまで」という感じの準主役格と見る。

⑪は芝GI級の地力に調教の良さが加わり、ダート2戦目の上積みも期待できる。②はみやこSのレコード勝ちが衝撃的で、内枠からロスなく先行できれば3連系で外しづらい。

△勢の⑦⑨⑬⑮は、好位〜中団でロスなく立ち回れば普通に掲示板〜3着を狙えるメンバーで、順当シナリオでもこのあたりまでが3連複の守備範囲になるイメージだ。

券種としては、的中率と期待値のバランスを考えて3連複を主軸に置きつつ、馬連と単勝で人気筋の決着を厚めに拾っておく構成にした。

3連複フォーメーション①②で「⑫絡み」「⑧絡み」のパターンを広めにカバーしつつ、馬連と単勝で本命〜対抗の勝ちパターンを太く取る狙いだ。

オッズレンジとしては、3連複で20〜80倍付けば十分、馬連は10〜30倍帯を中心、単勝は3〜6倍程度のゾーンで「当たりながら、どこかでしっかりプラスに振れる」イメージを持っている。

穴決着想定の予想と戦略

まず穴決着シナリオのAIが弾き出した予想印はこちら。

穴決着想定の
予想印
  • ◎ ⑨アウトレンジ

  • ○ ⑦ラムジェット

  • ▲ ⑩テンカジョウ

  • ☆ ⑥ハギノアレグリアス

  • △ ⑫ナルカミ

  • △ ⑧ウィルソンテソーロ

  • △ ⑪シックスペンス

  • △ ②ダブルハートボンド

  • △ ⑬サンライズジパング

  • △ ⑮ペリエール

この予想印をもとにさらに買い目の戦略を出力。

その推奨予想買い目はこちら、横にスクロールして「券種」「買い目」「点数」「1点あたりの推奨投資金額」「投資総額」「戦略メモ」が確認できる。

※右にスクロール可能

券種 構造の概要 点数 投資金額 戦略1口メモ
3連複

フォーメA:

1列目◎、

2列目○+人気2頭、

3列目印広め

15点

6,000円

(1点400円)

※調整可能

アウトレンジ本線の

穴目決着を厚めに狙う

3連複

フォーメB:

1列目○、

2列目◎+人気2頭、

3列目印広め

15点

6,000円

(1点400円)

※調整可能

ラムジェット本線で⑨と

役割を分けるセカンドシナリオ

3連複

フォーメC:
1列目▲、

2列目◎○+人気2頭、

3列目印広め

18点

3,600円

(1点200円)

※調整可能

テンカジョウ激走パターン用の

薄めフォロー

単勝 ◎○▲☆ 4点

5,000円

(⑨2,000円、

⑦1,500円、

⑩1,000円、

⑥500円)

※調整可能

本命〜穴本線の

勝ちパターンを太く拾う

ワイド ◎絡み5点 5点

4,000円

(1点800円)

※調整可能

⑨絡みの中〜穴決着を

広く押さえる安全網

馬連

◎−○▲、

◎−人気2頭

3点

3,000円

(1点1,000円)

※調整可能

穴本線×人気筋の

中荒れゾーンを押さえる

3連複フォーメーションA(軸:⑨アウトレンジ)

1列目:
⑨アウトレンジ

2列目:
⑦ラムジェット
⑫ナルカミ
⑧ウィルソンテソーロ

3列目:
⑦ラムジェット
⑫ナルカミ
⑧ウィルソンテソーロ
⑪シックスペンス
②ダブルハートボンド
⑩テンカジョウ
⑬サンライズジパング

3連複15点(具体的な組み合わせ例)

3連複フォーメーションB(軸:⑦ラムジェット)

1列目:
⑦ラムジェット

2列目:
⑨アウトレンジ
⑫ナルカミ
⑧ウィルソンテソーロ

3列目:
⑨アウトレンジ
⑫ナルカミ
⑧ウィルソンテソーロ
⑪シックスペンス
②ダブルハートボンド
⑩テンカジョウ
⑬サンライズジパング

3連複15点(例)

(AとBで「⑨軸」「⑦軸」の両パターンを厚く押さえるイメージ)

3連複フォーメーションC(軸:⑩テンカジョウ)

1列目:
⑩テンカジョウ

2列目:
⑨アウトレンジ
⑦ラムジェット
⑫ナルカミ
⑧ウィルソンテソーロ

3列目:
⑨アウトレンジ
⑦ラムジェット
⑫ナルカミ
⑧ウィルソンテソーロ
⑪シックスペンス
②ダブルハートボンド
⑬サンライズジパング

3連複18点(中穴テンカジョウ激走パターン用)。

単勝の買い目詳細(穴シナリオ)

単勝

⑨アウトレンジ 2,000円
⑦ラムジェット 1,500円
⑩テンカジョウ 1,000円
⑥ハギノアレグリアス 500円

ワイドの買い目詳細

ワイド(各800円)
⑨アウトレンジ − ⑦ラムジェット
⑨アウトレンジ − ⑩テンカジョウ
⑦ラムジェット − ⑩テンカジョウ
⑨アウトレンジ − ⑫ナルカミ
⑨アウトレンジ − ⑧ウィルソンテソーロ

馬連の買い目詳細

馬連(各1,000円)

⑨アウトレンジ − ⑦ラムジェット
⑨アウトレンジ − ⑫ナルカミ
⑦ラムジェット − ⑫ナルカミ

見解(穴シナリオ)

穴シナリオでは、順当シナリオで軸にした⑫ナルカミと⑧ウィルソンテソーロを“相手側”に回し、⑨アウトレンジと⑦ラムジェットを前面に出す。

どちらも「中京1800の持久戦」「平均〜やや速めの流れ」「好位〜2列目」という条件が揃った時に、一気に期待値が跳ね上がるタイプだと見ている。

⑨アウトレンジは平安Sなどタフな中距離重賞で結果を残してきたタイプで、みやこSの凡走で人気が落ちるならむしろ買い時だ。

5枠9番から好位の外目を取りやすく、展開予想で一番おいしいゾーンに自然と入っていける。

調教も1週前・当週ともに動きが良く、「前走だけで見限るのは早い」と感じる内容だった。

⑦ラムジェットは戦績の派手さでは一歩譲るが、坂路の鬼時計が示す通りデキの良さでは上位に入る。

4枠7番から前に出して行ければ、こちらも先行勢の一角として残り目が十分ある。

▲⑩テンカジョウと☆⑥ハギノアレグリアスは、「展開が向いた時に人気以上に走りそうな差し・マクリ勢」として拾う。

⑩はJBCで見せた末脚が魅力で、中央のペースに慣れていない分だけオッズが甘くなりやすい。

⑥は年齢で嫌われて人気が落ちるが、中京巧者というはっきりとした強みがあり、内枠からロスなく運べれば3着圏内のシーンは十分ある。

券種は、穴シナリオでもやはり3連複を主軸にしている。

ただし順当シナリオと違い、1列目を⑨・⑦・⑩に分散させて、「中穴頭+人気筋相手」「中穴頭+中穴相手」の両方を狙っている点がポイントだ。

単勝とワイド、馬連で⑨と⑦を厚めに押さえておくことで、3着に人気馬が来て配当がそれほど伸びなかった場合でも、全体としてプラスに持っていける可能性を残している。

ざっくりイメージとしては、

⑨ or ⑦が1〜2着

相手に⑫⑧⑪②あたりの人気馬が絡みつつ、3列目にもう一頭の穴または中穴

というパターンを中心に据えている。

順当シナリオでは人気サイドを軸に「大きくは外さない」狙い、穴シナリオでは⑨・⑦・⑩・⑥を本線に据えて「当たれば一気に大きい」ゾーンを狙う形なので、印の重心と券種の重心がちゃんとずれるようにはしてあるつもりだ。

チャンピオンズカップ対策!無料で参考にできる予想集!

ここまで初心者でもわかるチャンピオンズカップの予想から、勝負の参考にできる情報まで紹介してきた。

ただ情報に関してはあくまで参考程度で、まだこれでは対策が足りないと思う方もいるだろう。

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チャンピオンズカップの基本情報

ここからは紹介した推奨馬や買い目に至ったデータをまとめていく。

上記で予想した馬や買い目を、ご自分でアレンジしてさらに勝率を上げたい人は参考にしてみてくれ。

まずは基本情報と傾向をまとめてみた。

基本情報まとめ
  • 日時

    2025年12月7日(日)

  • 開催・レース番号/発走時間

    中京競馬場
    第5回中京2日目
    11R


    発走予定時刻:
    15時40分前後
    (番組と各種情報サイトの現時点の記載ベース)

  • 条件・グレード

    サラ系3歳以上

    国際競走
    指定競走
    オープン


    負担重量:定量
    (3歳57kg〔12月1日以前開催なら56kg〕、
    4歳以上58kg、
    牝馬は各2kg減)


    格付け:国際GⅠ

  • 賞金(本賞金)

    1着 1億2000万円

    2着 4800万円

    3着 3000万円

    4着 1800万円

    5着 1200万円
    (2025年時点の番組発表)

  • コース(ダート or 芝・距離)

    中京競馬場 ダート 左回り 1800m

    ダートコースは1周1530m、
    直線約410.7m、
    高低差は約3.4mとされていて、
    JRAダートの中でも直線が長く起伏も大きい部類に入る。

  • 出走頭数

    フルゲート(出走可能頭数):16頭

枠番 馬番 馬名 斤量 騎手 予想に関する一言
1枠 1番 ウィリアムバローズ 58.0 岩田望来

ロスなく先行できる最内で自分の形は作れそうだが、

年齢と地力の衰えをどこまで枠の利でごまかせるかがポイントだろう。

1枠 2番 ダブルハートボンド 56.0 坂井瑠星

みやこS勝ちの勢いに最内枠が噛み合えば一気の押し切りもあるが、

砂を被る展開になると脆さが出る可能性もあるので出脚が重要だ。

2枠 3番 メイショウハリオ 58.0 武豊

内目で脚をためやすくなったのは歓迎だが、

差し一辺倒の脚質なので前半でポジションを

下げ過ぎない乗り方ができるかどうかがカギになりそうだ。

2枠 4番 セラフィックコール 58.0 西村淳也

くじ運としては理想に近い枠で、

ロスなく回って直線で外に出せれば末脚は確実に生きるが、

中京1800の機動力勝負に対応できるかは半信半疑だ。

3枠 5番 ヘリオス 58.0 原優介

年齢と距離延長の両面で厳しい条件だが、

内寄りの偶数枠で前を取りにいける利はあるので、

思い切って行き切る形に持ち込めるかどうかだ。

3枠 6番 ハギノアレグリアス 58.0 岩田康誠

3枠なら立ち回りの巧さを生かせるが、

8歳になって決め手が一枚落ちている印象もあり、

内で脚を余すか一発ハマるかの極端な勝負になりそうだ。

4枠 7番 ラムジェット 58.0 三浦皇成

真ん中の偶数枠で出たなりに好位を取れそうで、

長く脚を使う持久力勝負に持ち込めれば

一気の台頭があってもおかしくない並びだ。

4枠 8番 ウィルソンテソーロ 58.0 川田将雅

ベストと言っていい中枠で、

いつものように好位から運べそうだし、

この枠なら昨年までの再現どころか頂点まで狙える配置だろう。

5枠 9番 アウトレンジ 58.0 松山弘平

自分のリズムで運びやすい真ん中の奇数枠で、

スタートさえ決まれば好位の外目でスムーズに回って

しぶとさを最大限生かせる展開を作れそうだ。

5枠 10番 テンカジョウ 56.0 国分優作

好位の内外どちらにも動ける枠順で、

牝馬らしい器用さを生かして内目でロスなく回れれば、

相手強化でも掲示板以上をうかがっていい条件だと思う。

6枠 11番 シックスペンス 58.0 C.ルメール

もう少し内が欲しかったが、スタートセンスと自在性があるので

外目の中枠なら道中のポジション取りで不利にはならず、

ルメールがどう乗るかが楽しみだ。

6枠 12番 ナルカミ 57.0 戸崎圭太

大本命候補としては理想的に近い中外枠で、

被され過ぎずに先行ポジションを取りにいけるし、

砂を嫌がるタイプでもないので素直にプラス評価でいい枠順だ。

7枠 13番 サンライズジパング 58.0 池添謙一

外目の偶数枠で前に出していきやすい並びだが、

コーナーでのロスは増えそうなので、

早めに好位に収められるかどうかで結果が大きく変わりそうだ。

7枠 14番 ペプチドナイル 58.0 藤岡佑介

先行力はあるが7枠からどこまで無理なくポジションを

取りにいけるかがポイントで、

外を回し続ける形になるとさすがに苦しく、思い切った出脚がほしい。

8枠 15番 ペリエール 58.0 佐々木大輔

中京ダ1800で8枠はデータ的に楽な配置ではなく、

先行して内に切れ込めるか、いっそ割り切って差しに回るか、

陣営と騎手の戦略がかなり重要になる枠だ。

8枠 16番 ルクソールカフェ 57.0 M.ジェルー

大外枠は明確な逆風だが、スタートとスピードで一気に好位外まで

押し上げられればまだ戦えるし、逆に出負けして外々を回されると

一気にノーチャンスになりかねない配置だ。

1. レイアウトと起伏

スタート地点はスタンド前の直線、上り坂の途中に置かれていて、ゲートを出てすぐ坂を登る形になる。

そこからゴール板を通過して1〜2コーナーへ向かうが、このあたりはカーブがきつめで、しかも緩い上りが続くので前半から一気にスピードが上がりにくい

向正面の中ほどから3コーナー手前まではゆるい下り。3〜4コーナーはスパイラルカーブ(入り口はゆるく、出口ほどきつくなるカーブ)で、ここから直線入口まで下りが続く。

直線は410m強とかなり長く、その前半に急坂があり、高低差は約2m前後。坂を登り切ってからもゴールまではまだ200mほど残っている。

全体として、アップダウンが多く、直線も長い「タフなダートコース」だと考えておくといい。

2. ペースと脚質傾向

過去の全レースをならして見ると、いわゆるミドルペースのレースが圧倒的に多い

ハイペースは少なく、極端なスローペースもそれほど多くない。

前半は坂とコーナーの影響で速くなりにくく、向正面の下りに入ってからペースが上がり、そこからゴールまでは長く脚を使う展開になりやすい。

脚質別のデータを見ると、勝ち切りやすいのは逃げ〜先行

差し・追い込みも数は来るが、勝率や連対率は逃げ・先行に比べて落ちる。

一方で、追い込みタイプは「来る回数は少ないが、来たときの配当が高くなりやすい」という傾向があり、穴なら後ろからの馬という考え方も成り立つ。

ざっくりまとめると、基本線は前目(逃げ・先行)から入る。穴狙いなら展開ハマり待ちの差し・追い込み、というコースだと言える。

3. 枠順の傾向

枠順ごとの成績を見ると、1〜2枠あたりの内寄りがわずかに良いというデータが出ている。

ただし外枠が極端に悪いわけではなく、7枠がやや数字を落としている以外はどの枠も大きな差はない。

要するに「内なら少しプラス評価、外だからといってそれだけで切るほどではない」というくらいのニュアンスで見ておくとバランスがいい。

4. 距離経験・前走距離の影響

中京ダート1800m全体のデータでは、前走も1700〜1900mあたりを走っていた馬が、勝率・連対率・複勝率ともに一番安定している。

1600m以下からの距離延長組や、2000m以上からの距離短縮組は、トータルで見ると数字が一段落ちる。

1800m前後の持久力勝負をすでに経験している馬のほうが、アップダウンのきついこのコースにも対応しやすい、というイメージでいいだろう。

5. 人気・信頼度のイメージ

コース別データでは、上位人気馬(特に1〜2番人気)の成績が比較的素直なコースとされている。

その一方で、前走も今走も人気薄だった馬がたまに一発をあけるケースもあり、人気と配当のバランス的には「本命は人気サイドから、ヒモに大穴を混ぜる」という組み方がハマりやすいタイプのコースだと考えられる。

このあたりを押さえておくと、

「タフなレイアウトで、前半はそこまで飛ばない」

「勝ち切りやすいのは前目の馬だが、直線が長いので地力とスタミナも必須」

「枠は内を少しプラス評価する程度」

「前走も1800m前後を走っている馬を基本軸にしやすい」

みたいな“コース前提”を、チャンピオンズカップ用の予想ノートにそのまま流用できるはずだ。

この前提を踏まえたうえで、次は個別馬やローテ、ラップの話に細かく踏み込んでいけばいいと思う。

チャンピオンズカップの登録馬・想定騎手・評価一覧

チャンピオンズカップの登録馬が発表された時点の、追い切りなどを含めない近況までの評価をまとめてみた。

勝ち負けに関わりそうな馬を評価ランク順としてまとめ、その他馬名・性齢・想定騎手・主な勝ち鞍・予想の評価コメントなどが見れるようにしたので確認してみてくれ。

※右にスクロール可能

評価ランク 馬名 性齢 騎手 主な勝ち鞍
SS ナルカミ 牡3 戸崎圭太

2025

ジャパンダートクラシック

JpnI

SS ウィルソンテソーロ 牡6 川田将雅

2024

JBCクラシック

JpnI

S ルクソールカフェ 牡3 M.ジェルー

2025

武蔵野ステークス

G3

S ダブルハートボンド 牝4 坂井瑠星

2025

みやこステークス

G3

S ラムジェット 牡4 三浦皇成

2024

東京ダービー

JpnI

S メイショウハリオ 牡8

(想定)

武豊

2025

川崎記念

JpnI

S サンライズジパング 牡4 池添謙一

2025

名古屋グランプリ

JpnII

S シックスペンス 牡4 C.ルメール

2025

中山記念

G2

A アウトレンジ 牡5 松山弘平

2025

平安ステークス

G3

A オメガギネス 牡5 岩田康誠

2025

グリーンチャンネルカップ L

A セラフィックコール 牡5 未定

2025

ダイオライト記念

JpnII

A テンカジョウ 牝4 国分優作

2025

エンプレス杯

JpnII

A ハピ 牡6 菱田裕二

2022

鳳雛ステークス

L

A ブライアンセンス 牡5

(想定)

高杉吏麒 or

岩田望来系

※現時点未定

2025

マーチステークス

G3

A ペプチドナイル 牡7 藤岡佑介

2024

フェブラリーステークス

G1

A ペリエール 牡5 佐々木大輔

2025

エルムステークス

G3

B ウィリアムバローズ 牡7 岩田望来

2024

東海ステークス

G2

B ハギノアレグリアス 牡8 富田暁

2023

名古屋大賞典

JpnIII

B ポッドロゴ 牡4 長岡禎仁

2025

福島民友カップ

L

B サントノーレ 牡4 横山典弘

2024

京浜盃

JpnII

B テーオードレフォン 牡6 未定

2024

名古屋城ステークス

OP

C テーオーパスワード 牡4 未定

名古屋城S

クラス前後の

3勝~OP特別

(オープン特別勝ち)

C ヘリオス セ9 原優介

東京スプリント

JpnIII

(1200mのスプリントGIII)

C メルト 牡6 細川智史

名古屋 ルビーオープン

A1a特別(

地方OP)

ざっくりまとめると、現時点のイメージは

本命ゾーン=SS(ナルカミ、ウィルソンテソーロ)+S上位勢

相手本線=S下位~A上位(ルクソールカフェ、ダブルハートボンド、ラムジェット、メイショウハリオ、サンライズジパング、シックスペンス、アウトレンジ、ペプチドナイル、ペリエール)

ヒモ・穴=A下位~B勢(オメガギネス、セラフィックコール、テンカジョウ、ハピ、ブライアンセンス、ウィリアムバローズ、ハギノアレグリアス、ポッドロゴ、サントノーレ、テーオードレフォン)

思い切って軽視寄り=C勢(テーオーパスワード、ヘリオス、メルト)

という感じだろうと思っている。

あとは実際の枠順と最終追い切りを重ねて、SS~Sの中でどこを頭に固定するか、A~Bの中からどの穴を拾うかを詰めていくイメージになる。

ナルカミは3歳でジャパンダートクラシックを完勝してきた王道の三冠路線組で、地方JpnIを含む4連勝の勢いを持ってこのレースに入ってくる。

左回りの中京は2戦目で取りこぼした舞台ではあるが、その時から体力もメンタルも別馬級に成長していて、今の完成度ならコース不安はだいぶ薄い。前走JpnI勝ち、3歳という伸びしろ、先行しても差してもいい自在性、そして今年のメンバー構成的に「格のある古馬が手薄」という背景まで含めると、総合点は頭ひとつ抜けていると見てSSに置いている。

ウィルソンテソーロは、このコースとこのレースに関しては「専用機」と言っていいレベルだ。

チャンピオンズカップ2年連続2着で、どちらも勝ち馬はレモンポップという怪物級マイラー。

中京ダ1800mのアップダウンと長い直線を2年続けて克服している実績は他馬とは比較にならないし、JBCクラシック制覇でタイトル面の不足も解消済み。

6歳でピークを過ぎた感じもなく、交流JpnIを含めて大崩れがほぼない安定感も武器だ。ナルカミがどれだけ強くても、ここは「ナルカミvsウィルソン」の構図をまず想定していいだろうし、馬券的には片方を本命、もう片方を連軸に据えるイメージになる。

この2頭はタイプが違うのも面白い。

ナルカミはまだ底を見せていない成長中の3歳で、一気に世代交代を起こす側。

ウィルソンテソーロはコース適性と完成度の高さで、世代トップの新星を受けて立つ側。

データ的にも、前走JpnI組とリピーター組が強いレースなので、その両方の条件をほぼ満たしているこの2頭がSSなのはかなり素直な結論だと思う。

ルクソールカフェは武蔵野Sを圧勝してきた3歳のマイル王候補で、米国血統らしいスピードと、渋っても時計を出せるパワーを持っている。

まだ1800mのG1を走ったことはなく、3歳で古馬一線級と初対戦という不確定要素はあるが、血統的にはマイル~1800mの持続ラップにかなり合う作り。

美浦の堀厩舎がきっちり仕上げてくる前提と、複数の評価サイトで高い追い切りジャッジが出ている点を合わせて「未知の上積み込みのS」と見ている。

ダブルハートボンドはみやこSをレコードでぶっ飛ばした4歳牝馬で、数字だけ見ればここでも勝ち負けレベル。

ただ、牝馬で56kg、初G1で相手強化、みやこSの反動というリスクも抱えているので、SSまでは上げずにS止まりにしている。

とはいえ中京ダ1800mに実績のある厩舎+坂井騎手の組み合わせは信頼できるし、先行して長く脚を使えるタイプなのでコース適性も高い。

勝ち負けゾーンに確実に置いていい一頭だろう。

ラムジェットとメイショウハリオは“格”の側でSに入れている。

ラムジェットは東京ダービーとユニコーンSを制した3歳時の実績に加え、今年は海外遠征も経験していて、4歳秋になって再び調子を上げてきたタイミング。

メイショウハリオは帝王賞連覇と川崎記念などJpnIを複数勝ってきた実績馬で、8歳という年齢だけが強い減点材料だ。

リピーターではないが、これまで戦ってきた相手レベルと、今年の相手関係を比べると、能力だけならまだまだトップクラスだろう。

サンライズジパングとシックスペンスは“距離と舞台へのフィット”でSに押し上げたタイプだ。

サンライズジパングは名古屋グランプリを含む長めの交流戦での実績があり、直線の長い中京でスタミナ勝負になればしぶとさが生きる。

シックスペンスは芝G2の中山記念をレコードで勝っているように地力が非常に高く、南部杯2着でダート適性も見せた。

芝での実績込みで「ダートG1もう一つ上を目指せる素材」だと評価して、未知の分はあるもののSランクに据えている。

Aランクの中心はアウトレンジとペプチドナイル、ペリエールあたりだ。

アウトレンジは平安Sと浦和記念で重賞2勝の実績があり、京都1900mのタフな平安Sを勝ち切っている点は中京ダ1800m向きの持久力を示している。

前走みやこSでは不完全燃焼な内容だったが、ローテと追い切りを見る限り、状態は平安Sに近いレベルまで戻っていそうだ。

ペプチドナイルはフェブラリーSの勝ち馬で、マイル~中距離のG1級の地力を持っているが、7歳でピークアウトの気配も少し出てきており、ローテも芝混じりで少しチグハグ。

それでもクラス実績だけでAには置いておくべき存在だろう。

ペリエールはエルムS勝ちで1700~1800mの重賞戦線を戦ってきた実績馬で、先行力としぶとさはここでも通用するが、前走みやこSでの大敗と、中京1800への適性をどこまで見るかで評価が分かれるタイプなので、ひとまずAに留めている。

オメガギネス、セラフィックコール、テンカジョウ、ハピ、ブライアンセンスのグループは「何か一つ足りないが、ハマれば一発あっていい」という意味でAに置いている。

オメガギネスはグリーンチャンネルC勝ちのLクラス馬で、マイル~1800mで安定した走りをしているが、まだG1で勝ち切る決定打は見せていない。

セラフィックコールはダイオライト記念連覇のスタミナモンスターだが、前走からのローテと中京1800の“やや忙しい”感じがどう出るかがポイント。

テンカジョウは牝馬交流JpnIIを立て続けに勝ってきた女王格で、持久力勝負には滅法強いが、牡馬一線級相手にどこまでやれるかは未知数だ。

ハピとブライアンセンスは「重賞は勝っているが、G1では一枚足りない善戦マン」寄りのキャラクターで、脚質的にも展開待ちの部分が大きい。

総合するとこの5頭は“本線の相手”というより「二重三重の相手候補」で、馬券では2~3列目に厚く並べたいゾーンだと思う。

Bランクの面々は、能力は十分にG1級だが「年齢」「ローテ」「格」のどこかで強いマイナスを抱えている馬たちだ。

ウィリアムバローズは東海Sと日本テレビ盃を勝っている先行型で、展開がハマればここでも怖い一頭。

ただし7歳になってピークアウト気味な面もあり、脚抜きの良い馬場向きのタイプなので、中京ダ1800mのタフな良馬場だと最後に甘くなるリスクもある。

ハギノアレグリアスも名古屋大賞典やシリウスS連覇の実績は立派だが、8歳の今年は明らかに上がりのキレが落ちてきていて、データ的にも「7歳以上は勝ち馬ゼロ」のゾーンに入ってしまう。

ポッドロゴは福島民友C勝ちのオープン上がり馬で、福島1700mでの差し脚は目立つものの、G1の超一線級相手に同じ脚が使えるかどうかは未知数だ。

ローテ的には悪くないが、「クラスの壁」を一気に越えられるほどのインパクトはまだ見せていないので、現状は3連系の3列目要員という評価になる。

サントノーレは南関東で京浜盃や戸塚記念を圧勝した実績馬で、地方重賞なら主役級。

しかし前走JBCクラシックでもそれなりに健闘したとはいえ、中央G1の壁はまだ厚いと見る。

テーオードレフォンは名古屋城S勝ちの実績と先行力で、コース相性自体は悪くないが、最近の重賞では決め手不足が目立ち、G1の相手とぶつけるとワンパンチ足りない印象が強い。

Bランク勢は「押さえとしては必要だが、軸にはしない」という位置付けだ。

Cランクの3頭は、正直なところ「ここで勝ち負けをイメージしにくい」組だ。

テーオーパスワードは3~4歳の若い牡馬で、素質だけなら面白いが、まだオープン特別を勝った段階で、いきなりG1のフルゲートに入ってどうこう言える経験値はない。

地方交流やG3での実績をもう一段積んでから本気で狙いたいタイプなので、今回は“経験を積む側”として見るのが自然だと思う。

ヘリオスは9歳のセン馬で、かつては東京スプリントなど短距離ダート重賞で名を馳せたスピード馬だが、距離適性は1200~1400m寄りで、1800mのG1、それもタフな中京でどう戦うかというとイメージが湧きにくい。

年齢的にもピークを越えて久しく、ここでは「昔の名前だけで人気を拾うようなら嫌いたい」側の一頭だ。

メルトも東海地区のOPでは勝ち負けしているが、地方SP1レベルからいきなり中央G1に飛び込んで通用するようなインパクトのある内容はまだ見せていない。

収得賞金的にもギリギリのラインでの出走候補という感じで、今回は“来たらごめんなさい”枠に近い。

この3頭については、過去10年のチャンピオンズカップの「前走クラス」「年齢」「人気ゾーン」のデータを重ねても、上位争いのイメージを作りづらい。

3連単で100万超を狙うような超大穴フォーメーションで、ウィルソンテソーロやナルカミとの組み合わせで3着に1~2点だけ入れて遊ぶ、くらいの扱いが現実的だろう。

なお、枠順決定後の詳細な全頭診断や追い切り情報・評価に関しては別の記事で公開中。

AI予想に頼らず、自分で買い目を作りたいという人はぜひ参考にしてみてくれ。

チャンピオンズカップの
追切・全頭診断

チャンピオンズカップの過去10年で見た傾向・データ一覧

出走馬のザッとした評価は確認できたが、そもそもチャンピオンズカップ自体のレース傾向はどうなっているのか。

過去10年のデータからその傾向をまず、ざっくりまとめてみた。

チャンピオンズカップの
傾向まとめ
  • 人気別成績:
    1番人気と3番人気を基本軸にしつつ、4〜6番人気と10番人気以下で妙味を足し、2番人気は過信しないレースだ。

  • 前走レース別成績:
    前走が地方交流JpnI〜III組がほぼ本線で、中央G3組は相手まで、前走オープンやリステッド直行はかなり割引きが必要だ。

  • 前走着順別成績:
    前走3着が一番おいしいゾーンで、1着組は信頼しつつも勝ち切り過信は禁物、10着以下から巻き返せるのはごく一部の超一流だけだ。

  • 脚質別成績:
    逃げと先行が明確に有利で、差しと追い込みは展開がハマったときにだけスパイスとして狙うイメージだ。

  • 馬場ごとのデータ:
    基本は良馬場の前有利&上位人気素直、渋れば渋るほどさらに前残り傾向が強まると考えておけばいい。

  • 枠順別成績:
    内〜中枠が総じて有利で、7枠は頭で買いづらく、8枠はよほどの力差がない限り大きく割り引くべき枠だ。

  • 配当傾向:
    本命級+中穴1頭くらいの組み合わせで3連単5〜20万ゾーンを狙うのが現実的で、人気総消しの超大波乱は滅多に起きない。

  • 性齡別データ:
    3〜6歳の牡馬が中心で、7歳以上は勝ち切りがほぼ無く、牝馬はサンビスタ級の例外が出ない限り頭では買いにくい。

  • 関西関東の勝率成績:
    関東馬は人気サイドなら信頼度が高いが人気薄はほぼ来ず、関西馬は数が多いぶん実績馬だけをきっちり選んで買う必要がある。

  • 血統傾向:
    父ミスプロ系(キングマンボ系など)×母父サンデーや米国型ノーザンダンサーの配合が王道で、欧州芝寄りや母父ロベルト系は減点材料になりやすい。

  • リピータースコア:
    一度このレースで好走した馬が何度も馬券になる傾向が強く、ウィルソンテソーロやハピのような経験組はその分だけ素直に評価を上げていい。

それぞれの過去傾向が今回出走する予定の馬にどう影響するのか、そしてどう予想に活きてくるのかが気になる人がいれば競馬口コミダービーではデータに特化した記事も用意してある。

どの馬がチャンピオンズカップの傾向が追い風になっているかだけでなく、消しデータも用意しているのでヒモにどの馬を選べばいいか悩んでいる人もぜひ参考にしてみてくれ。

チャンピオンズカップの
過去傾向まとめ

チャンピオンズカップの展開予想

チャンピオンズカップの展開を予測していく。

予測内容と流れはこちら。

展開予想
詳細
  • 想定脚質と
    序盤位置取り
  • ペース予測と
    脚質の有利不利
  • 該当馬一覧

想定脚質と序盤位置取り

※右にスクロール可能

馬名 想定脚質 序盤位置取りイメージ
ウィリアムバローズ 逃げ〜先行

内からハナ候補の1頭、

1〜3番手の最内〜内ラチ沿い

ダブルハートボンド 先行

1枠から好発なら番手〜3列目内、

内でロスなく運ぶ形

メイショウハリオ 差し〜追い込み

中団やや後ろの内〜中、

じっくり脚をためる位置

セラフィックコール 差し

中団〜後方内、

隊列が縦長になれば少し押し上げる

ヘリオス 逃げ〜先行

行き脚がつけば外からでも前へ、

1〜3番手の外寄り

ハギノアレグリアス 差し

中団イン〜中、

ペースを見ながら距離ロスを抑える

ラムジェット 先行

4枠からスムーズに出れば

2〜4番手の好位外〜真ん中

ウィルソンテソーロ 先行〜好位差し

3〜6番手あたりの好位外目、

番手〜2列目の理想ポジション

アウトレンジ 先行

好位2〜4番手の外〜中、

ラムジェットと似た列に並ぶイメージ

テンカジョウ 差し

中団やや後ろの中〜外、

前を見ながらリズム重視

シックスペンス 好位差し

5〜8番手くらいの中〜外、

控えつつ早め進出を狙う

ナルカミ 先行〜好位

2〜4番手、

内に寄せつつも被されすぎない外寄り好位

サンライズジパング 先行

2〜5番手の外〜中、

そこまで無理せず好位列狙い

ペプチドナイル 先行

前向きに出していけば2〜5番手の外目、

ハナに絡む可能性も少し

ペリエール 先行〜差し

スタート次第で5〜8番手の外〜中、

無理せず中団寄りの好位もあり

ルクソールカフェ 先行〜好位

大外から押していって2〜5番手外、

隊列次第では中団外まで下げる可能性も

ペース予測

平均〜やや速め。

逃げ・先行馬が多いうえに、外から前に出したい馬(ヘリオス、ルクソールカフェ、ペプチドナイル)が揃った構成だ。

ただし、どの馬も無理に飛ばしてハイラップにしたいタイプではなく、GIでの騎手陣も折り合い重視だろうから「超ハイペース」までは行きづらい。

前半〜向正面は平均より少し速め、3〜4コーナーからのロングスパート戦になりやすいイメージだ。

有利な位置取り・脚質

好位〜3列目あたり(2〜6番手)の外〜中、前半から流れに乗りつつ、3〜4コーナーで動きやすい位置

中京ダ1800はスタート後すぐ坂→1コーナーで、インの逃げ・先行は案外脚を使わされる。

一方、極端な後方は直線までに脚を使うタイミングが難しい。

「前に行き過ぎず、後ろに構え過ぎない」好位差し〜先行勢が一番展開の恩恵を受けやすい。

展開的に有利な馬のタイプと該当馬

展開的に
有利な馬のタイプと
該当馬
  • 好位〜2列目で自在に動けるタイプ

    ウィルソンテソーロ:4枠8番から好位外目。2年連続2着のリピーターで、いつもの形に持ち込みやすい。前に付き合いすぎず、勝負どころで動ける脚質が今回の並びに合う。

    ナルカミ:6枠12番から外目好位。砂を被っても嫌がりにくく、前にプレッシャーをかける形も自分で作れる。逃げに行かずとも3〜4列目をキープできれば理想的だ。

    ルクソールカフェ:大外だが、出脚が良くて自分の位置を取りに行けるタイプ。2〜4番手あたりに入れれば絶好、外を回されすぎなければ展開の恩恵は受けやすい。

    ラムジェット/アウトレンジ:4〜5枠から好位は取りやすく、隊列を見てから外目の2〜4番手に落ち着ければ、ロングスパート戦で持久力を生かせる。

    シックスペンス:あまり前に行き過ぎず、中団寄りの好位差しで脚をためて、3〜4コーナーから一気にスパートする形がハマれば、芝の切れ味も活きる流れだ。

  • “前がある程度流れるミドルペース+ロングスパート”で得をする差し勢

    メイショウハリオ:中団の内でロスなく脚をためて、ペースが上がる3〜4コーナーで徐々に外へ。前が止まり始めれば、直線で長く脚を使うタイプなので差し込みの目は十分ある。

    テンカジョウ:同じく中団からジワジワ進出したい差しタイプ。極端に遅くならないほうが持ち味が出るので、平均〜やや速め想定はプラス寄りだ。

展開的に不利な馬のタイプと該当馬

展開的に
不利な馬のタイプと
該当馬
  • 前半でポジション争いに巻き込まれやすい“逃げ〜前に行きたい馬”の一部

    ヘリオス:年齢的にもスピード全盛期ではなく、大外からハナに行くか番手に行くか判断が難しい。内のウィリアムバローズ、ダブルハートボンド、ナルカミ、ルクソールカフェとの先行争いに巻き込まれると、9歳には厳しい消耗戦になりやすい。

    ウィリアムバローズ:最内から「行かざるを得ない」並びで、ヘリオスやペプチドナイルとハナ争いが過熱するとオーバーペースのリスク。長期明けということもあり、前半からガリガリ行く展開は本意ではない。

    ペプチドナイル:近走の状態に不安が残る中で、外枠から積極策を求められると最後まで持たない可能性が高まる。前向きに行きたがる気性なので、平均〜やや速めの流れでは我慢できるかがカギだ。

  • 極端な後方待機でしか脚を使えないタイプ

    セラフィックコール:後ろから一気に差し切るタイプだが、復帰戦+距離短縮で序盤の追走に苦労しやすい。平均〜やや速めペースでも前がきっちり止まるとは限らず、後方一気だけに頼ると届かないリスクが高い。

    ハギノアレグリアス:差し脚質で中団以後からになるだろうが、年齢的にエンジンのかかりが遅くなりつつあり、ペースが上がる3〜4コーナーで置かれると追い込みが間に合わない。

    テンカジョウ:末脚はしっかりしているが、中央のG1ペースで後方からだとワンテンポ脚を使う地点が遅れる危険はある。前半からある程度ポジションを取れればいいが、差しに徹する形だと展開待ち色が濃い。

ペースは「平均〜やや速め」を前提に、ロングスパート気味の持久力戦寄りをイメージしておくと予想が組みやすい。

有利なのは、2〜6番手の好位〜3列目で動ける先行〜好位差しタイプ

ウィルソンテソーロ、ナルカミ、ルクソールカフェ、ラムジェット、アウトレンジ、シックスペンスあたりがこのゾーンに入りやすい。

差し勢では、中団内でためて3〜4コーナーから徐々に外に出せる馬がまだ戦える。

メイショウハリオ、テンカジョウは「前が止まり始める」流れになれば台頭の余地あり。

不利になりやすいのは、ハナにこだわらないと持ち味が出ない高齢の逃げ馬(ヘリオスなど)。

前半で脚を使い過ぎそうな内の逃げ・先行勢(ウィリアムバローズ、ペプチドナイルの一部パターン)。

最後方付近から一気に差すしかないタイプの差し馬(セラフィックコール、ハギノアレグリアス)」。

このあたりを軸に、「好位勢から本命〜対抗を選び、差し勢は展開が向いたときにハマる穴」として組み込んでいくと、展開予想を馬券の形に落とし込みやすいと思う。

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