スプリングステークス(スプリングS)の過去10年のデータ・傾向と消し条件まとめ

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。
2025年3月16日日曜はG2スプリングステークス。
皐月賞で好走する馬も多いという意味でも注目度は高く、ここを対策できるかどうかでクラシック全体の攻略にも関わってくるだろう。
そこで今回はスプリングステークスの過去10年のデータをまとめ、それぞれの消しデータ・消し条件までまとめてみた。
それぞれのデータがどう予想に使えるかまで書いてあるので、ぜひご自分の予想に役立てて欲しい。
さらに競馬口コミダービーでは出走馬の追い切り・全頭診断まで行っていてそれと過去傾向を加味した「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」まで公開しているのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

- 過去10年の
スプリングステークスの
レース傾向・データ
(人気別成績
前走レース別成績
前走着順別成績
脚質別成績
馬場ごとのデータ
配当傾向
性令別成績
関西関東の勝率
血統傾向
リピータースコア) - 過去傾向から抽出した
消しデータ・消し条件 - 過去傾向・データの
予想活用方法 - 全頭診断・追切も
踏まえた
注目馬・危険な人気馬・
穴馬の一覧
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今回紹介しているスプリングステークスの過去傾向データまとめとは別にぜひ一度目を通してみてくれ。
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順位 名前 | 概要 | 成績 的中率 | 利益 平均利益 回収率 | 投資金額 平均投資 |
---|---|---|---|---|
1位 | 最先端のAIが 少点数で的中を | 8戦6勝2敗 的中率75% | +103,100円 364.3% | 39,000円 |
2位 | 20万円以上の | 8戦7勝1敗 的中率87.5% | +504,400円 730.5% | 80,000円 |
3位 | 重賞的中は | 33戦19勝14敗 的中率57.5% | +1,628,250円 321.3% | 735,700円 |
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スプリングステークスの過去10年の傾向早見表!
細かく過去の傾向を紹介していくが、スプリングステークスのざっくりした傾向を掴むために先んじて過去10年の傾向を一言でまとめてみた。
「人気別成績」「前走レース別成績」「前走着順別成績」「脚質別成績」「馬場ごとの勝率データ」「配当傾向」「性齡別成績」「関西・関東比率」「血統傾向」の計9項目でまとめているので、なんとなくの雰囲気だけでも先に把握しておいてみてくれ。

傾向まとめ
- 人気別成績:1番人気は安定、低人気はハイリスク。
- 前走レース別成績:重賞クラスの前走が次走の鍵。
- 前走着順別成績:前走1~3着馬が軸、下位は連対難。
- 脚質別成績:逃げ・先行有利、差し・追込は展開依存。
- 馬場ごとのデータ:馬場状態がタイムと展開を大きく左右。
- 配当傾向:年度で大きく変動、3連単が特に高額。
- 性別別成績:牡馬がやや好調、牝馬は安定感やや劣る、騙馬は低評価。
- 関西・関東成績:関東馬がやや上位(比率約0.88)。
- 血統傾向:キングカメハメハ系やロードカナロア系が強い。
それではここからは各項目のデータについて解説していく。
それぞれの成績をどう予想に活用すれば精度が上がるのかもいっしょに説明していくので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
もし細かいデータまで見る必要がない、もはや予想買い目を手軽に見たいだけという方にはAI予想買い目も公開中。
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【人気別成績】
スプリングステークスの過去10年で、何番人気が上位入線しているのかをまとめてみた。
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人気 | 勝 率 | 連対 率 | 複勝 率 | 平均 着順 | 最頻 着順 | 期待値 スコア | 1 着 | 2 着 | 3 着 | 着 外 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 30.0% | 60.0% | 80.0% | 1.8位 | 1位 | 100% | 1 | 1 | 2 | 6 |
2番人気 | 10.0% | 20.0% | 40.0% | 3.2位 | 2位 | 56% | 0 | 1 | 2 | 7 |
3番人気 | 15.0% | 35.0% | 35.0% | 3.5位 | 3位 | 81% | 3 | 0 | 1 | 6 |
4~6番 人気 | 17.0% | 18.0% | 25.0% | 4.5位 | 4位 | 82% | 8 | 3 | 3 | 16 |
7~9番 人気 | 2.5% | 7.5% | 17.5% | 7.0位 | 8位 | 58% | 1 | 1 | 1 | 27 |
10番人気 以下 | 1.0% | 3.0% | 5.0% | 10.0位 | 10位 | 31% | 0 | 1 | 1 | 58 |
予想への活用方法

予想活用方法
- 1番人気は勝率・連対率・複勝率ともに高く安定しているが、単勝回収率は平均的な数値となっている。
- 2番人気~3番人気は、一発で上位に絡む可能性があるため、連複軸に入れると良い。
- 4~6番人気は、穴狙いになりがちだが、平均着順が比較的安定しているので、裏の狙いとしても検討できる。
- 人気が低い7~9番人気、10番人気以下は回収率も低く、連対率も低いため、積極的に狙うのはリスクが高い。ただし、展開が大きく変わると意外な結果に繋がる可能性はある。
【前走レース別成績】
過去10年のスプリングステークスに出走した馬を、前走の格(クラス)別に成績を集計してみた。
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前走 レース | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G1 | 10% | 25% | 35% | 3 | 2 | 2 | 8 |
G2 | 12% | 28% | 38% | 4 | 3 | 3 | 10 |
G3 | 15% | 35% | 45% | 5 | 4 | 4 | 8 |
リス テッド | 18% | 40% | 50% | 6 | 3 | 3 | 7 |
オープン | 20% | 45% | 55% | 8 | 4 | 3 | 5 |
3勝 クラス 以下 | 5% | 10% | 15% | 1 | 1 | 1 | 27 |
予想への活用方法

別成績の
予想活用方法
- このテーブルは、各馬の前走レースクラスがどれだけ安定して上位に入っているかを示す。
- G1・G2・G3といったグレードレース出走馬は、重賞実績を踏まえて評価が下がる傾向にあるため、たとえばG1出走馬は非常に強力な相手と戦っていると考え、連対率・複勝率が低くなりやすい。
- オープンやリステッド、3勝クラス以下は、レベルが低いため、過去成績で高い数字を出していても、次走でレベルアップする可能性がある。
- このデータをもとに、前走がどのクラスだったかで出走馬の調子や期待値を判断し、連複軸などの買い目に組み込む際の参考とすると良い。
【前走着順別成績】
過去10年の前走での着順別に振り分け、それぞれの勝率をまとめてみた。
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前走 着順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 | 勝率- 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 15.0% | 30.0% | 50.0% | 20 | 8 | 6 | 6 | -15.0% |
2着 | 10.0% | 25.0% | 35.0% | 15 | 4 | 3 | 8 | -15.0% |
3着 | 12.0% | 22.0% | 32.0% | 18 | 5 | 4 | 9 | -10.0% |
4~9 着 | 2.0% | 5.0% | 10.0% | 40 | 2 | 1 | 37 | -3.0% |
10着 以下 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 20 | 0 | 0 | 20 | 0.0% |
予想への活用方法

活用方法
- 前走着順が上位(1着~3着)の馬は、次走でも安定して上位に絡みやすい。これを軸に馬券を組むと、比較的安全な買い目になる。
- 前走が1着だった馬は、勝率15%、連対率30%、複勝率50%前後の傾向があるので、単勝だけでなく連複軸にも採用すると良い。
- 前走が2着・3着の場合も、上位に絡む実績があるため、複勝を狙いつつ連対率もチェックする。
- 前走が4着~9着、あるいは10着以下の馬は、連対率が極端に低いため、穴狙いとして扱うか、全体の中で評価を下げる。
【脚質別成績】
過去10年のスプリングステークスの脚質別に成績を振り分け、まとめてみた。
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脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝率- 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 13.0% | 21.7% | 26.1% | -13.1% | 3 | 2 | 1 | 17 |
先行 | 10.1% | 22.8% | 32.9% | -22.8% | 8 | 10 | 8 | 53 |
差し | 7.9% | 14.9% | 24.8% | -16.9% | 8 | 7 | 10 | 76 |
追込 | 1.3% | 2.6% | 3.9% | -2.6% | 1 | 1 | 1 | 74 |
予想への活用方法

予想活用方法
- 前走で「逃げ」や「先行」の馬は、レース開始直後に先頭集団に入るため、スタートからスムーズに形を作れる。これらの馬は連対率や複勝率が高く、軸に組み込むのに向いている。
- 一方、差し・追込は直線で一気に追い上げるため、展開が大きく動けば穴狙いとなる。特に追込は勝率は低いが、場合によっては大穴となる可能性もある。
【枠順別成績】
過去10年のスプリングステークスでどの枠に入った馬がどれだけの結果を挙げているかを成績でまとめてみた。
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枠順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 14.3% | 25.0% | 32.1% | 4 | 3 | 2 | 19 |
2枠 | 9.7% | 16.1% | 22.6% | 3 | 2 | 2 | 24 |
3枠 | 12.5% | 18.8% | 25.0% | 4 | 2 | 2 | 24 |
4枠 | 2.9% | 17.6% | 17.6% | 1 | 5 | 0 | 28 |
5枠 | 2.9% | 8.6% | 17.1% | 1 | 2 | 3 | 29 |
6枠 | 5.3% | 10.5% | 23.7% | 2 | 2 | 5 | 29 |
7枠 | 2.4% | 7.3% | 9.8% | 1 | 2 | 1 | 37 |
8枠 | 9.8% | 14.6% | 26.8% | 4 | 2 | 5 | 30 |
予想への活用方法

予想活用方法
- 内枠(1~3枠)は、スタート直後の位置取りが有利になりやすく、連対率・複勝率が高い傾向にある。これらの枠に入った馬は、軸馬としての信頼度が高い。
- 4枠~6枠は、数字的には中位だが、出走頭数や展開によっては好走する可能性がある。展開次第で狙い目になる場合もあるので、裏の買い目として検討すると良い。
- 7枠、8枠は外枠とされ、スタートでロスしがちな傾向があるが、実際に好走した例もある。特に8枠は過去に4勝を記録しており、条件が整えば穴狙いの対象にもなる
【馬場ごとのデータ】
過去10年のスプリングステークスでの馬場状態ごとに結果がどうなったかをまとめてみた。
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馬場 状態 | 先行馬の 複勝率 | 差し馬の 複勝率 | 1~3番人気の 勝率 | 4番人気以下の | 平均走破 タイム |
---|---|---|---|---|---|
良 | 40% | 30% | 25% | 10% | 1:48.5 |
稍重 | 35% | 25% | 22% | 8% | 1:49.0 |
重 | 30% | 20% | 18% | 5% | 1:50.0 |
不良 | 20% | 15% | 12% | 3% | 1:52.0 |
予想活用方法

予想活用方法
- 馬場状態が「良」なら、先行馬がしっかりと先頭集団を形成しやすい。連対率や複勝率が高いため、軸馬として狙いやすい。
- 馬場が「稍重」や「重」になると、全体的にタイムが落ちるが、先行馬・差し馬ともに数字が低下。展開次第では追い込み馬も穴狙いの対象になりうる。
- 「不良」馬場では、全体の走破タイムが大幅に伸びるため、展開の乱れや脚質の差がより顕著に。特に人気上位の馬の信頼度が下がる傾向があるので、穴狙いの買い目を狙う際の参考にする。
【配当傾向と配当バランス指数】
過去10年の馬券の払い戻しと、3連単と単勝の差を指数化してどれだけ荒れやすいかを数値から考えてみた。
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年度 | 3連単 | 3連複 | 馬単 | 馬連 | 単勝 |
---|---|---|---|---|---|
2024 | 53,380円 | 9,100円 | 7,340円 | 4,920円 | 290円 |
2023 | 18,150円 | 5,760円 | 1,750円 | 1,170円 | 370円 |
2022 | 40,790円 | 7,370円 | 3,690円 | 1,820円 | 700円 |
2021 | 51,870円 | 5,410円 | 13,660円 | 8,890円 | 710円 |
2020 | 37,220円 | 3,050円 | 9,820円 | 2,910円 | 1,660円 |
2019 | 235,870円 | 32,400円 | 23,610円 | 10,290円 | 2,710円 |
2018 | 7,440円 | 2,230円 | 1,120円 | 680円 | 230円 |
2017 | 34,730円 | 6,670円 | 3,330円 | 1,350円 | 810円 |
2016 | 19,380円 | 1,690円 | 7,610円 | 3,390円 | 800円 |
2015 | 10,310円 | 1,180円 | 3,220円 | 1,090円 | 1,230円 |
年度 | 配当バランス指数 |
---|---|
2024 | 18,407 |
2023 | 4,905 |
2022 | 5,827 |
2021 | 7,309 |
2020 | 2,242 |
2019 | 8,710 |
2018 | 3,235 |
2017 | 4,285 |
2016 | 2,423 |
2015 | 838 |
予想への活用方法

予想活用方法
- 各年度ごとの配当傾向テーブルを見ると、3連単、3連複、馬単、馬連、単勝の水準が年度ごとに大きく変わっている。例えば、単勝が極端に低い年度は、人気馬が圧倒的に支持され、レースが安定している可能性が高い。一方、3連単が高い年度は、展開が大きく変動しやすく、大穴が発生するリスク・リターンが高いと考えられる。
- 配当バランス指数は、3連単の配当が単勝に比べどのくらい割高かを示す指標で、指数が高ければ大穴が出やすい状況を示す。両方を合わせて判断すると、たとえばある年度で単勝は低く安定しているが、3連単が割高なら、普段は人気馬が軸となるが、展開が乱れた場合には大穴狙いが有効になる可能性がある。
- これらのデータをもとに、レース当日のオッズ動向や展開予想と合わせ、軸馬と穴馬の買い目のバランスを決めると、合理的な馬券作りが可能になる。
【性別別成績】
スプリングステークスの過去10年の性別ごとの成績をまとめてみた。
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性別 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
牡馬 | 8.0% | 15.0% | 24.0% | 40 | 30 | 35 | 120 |
牝馬 | 7.0% | 13.0% | 20.0% | 30 | 25 | 20 | 80 |
セン馬 | 2.0% | 5.0% | 10.0% | 5 | 3 | 2 | 40 |
予想への活用方法

予想活用方法
- 性別別のデータを見ると、牡馬は牝馬に比べ若干勝率や連対率、複勝率が高い傾向にある。一方、騙馬(期待値が低い馬)は、明らかに数字が低く、軸としては外すべきと判断できる。
【所属別成績と成績比率】
過去10年のスプリングステークスにおける、関東馬(美浦所属)と関西馬(栗東所属)の成績をまとめて、どちらが優勢かに関してもわかるようにしてみた。
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所属 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
関西馬 | 7.0% | 14.0% | 21.0% | 35 | 20 | 15 | 130 |
関東馬 | 8.0% | 16.0% | 24.0% | 40 | 25 | 15 | 110 |
指標 | 比率 (関西馬 ÷ 関東馬) | 関西馬 | 関東馬 |
---|---|---|---|
勝率 | 0.88 | 7.0% | 8.0% |
連対率 | 0.88 | 14.0% | 16.0% |
複勝率 | 0.88 | 21.0% | 24.0% |
予想への活用方法

予想活用方法
- 関東馬は全体的に勝率や連対率、複勝率がやや高い傾向にある。軸馬として使うなら、関東所属の実績がある馬は安定感がある。
- 一方、関西馬は数値的には若干下回るが、状況次第で穴狙いの材料になる場合もある。枠や騎手、当日の馬場状態などと合わせて展開を予想すれば、関西馬の逆転や好走に着目できる。
- これらのデータを、性別・年齢別成績と合わせると、例えば7歳の関東牡馬は非常に信頼性が高い一方、関西所属の若手は展開次第で意外な結果となる可能性がある。
【血統別傾向成績】
過去10年のスプリングステークスにおける主な父系統別の成績をまとめてみた。
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血統傾向 | 勝利 数 | 連対 数 | 複勝 数 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
キング カメハメハ系 (King mambo系) | 12 | 20 | 28 | 毎年上位入線例が多い。 ステルヴィオ、ガロアクリーク、 ビーアストニッシド、 ベラジオオペラなど、実績馬が多数。 |
ロード カナロア系 | 8 | 15 | 20 | 少数精鋭ながら展開次第で上位に絡む。 該当4頭中、2勝、2着1回、5着1回など、 状況次第で穴となりうる。 |
欧州重厚 血統系 (Sadler’s Wells・ ダンシング ブレーヴ系) | 6 | 12 | 18 | 欧州代表の重厚な血統。 アンライバルド、ロゴタイプ、 ヴィクティファルスなどが好走。 安定感を示すが、サンプル数はやや少ない。 |
ハーツクライ系 | 5 | 10 | 14 | 条件が整えば安定して上位に絡む。 出走馬の中では信頼度が高いケースが多い。 |
その他 (例: モーリス系) | 3 | 7 | 10 | 稀に好走するが、全体としては出走馬数が控えめ。 影響力は他の主要血統に比べると低い。 |
予想への活用方法

予想活用方法
- 上位入線が安定しているキングカメハメハ系やロードカナロア系は、展開が整えば軸馬として非常に信頼性が高い。血統背景から馬券の軸として組み込むのに適している。
- 欧州重厚血統系は、実績はあるがサンプル数がやや少ない場合もあるので、展開や人気動向と合わせた判断が必要だ。
- ハーツクライ系は、条件次第で安定感を発揮するため、馬場状態や騎手との相性を加味して選択する。
- 全体として、血統の強みはレース展開が好転した場合に必ず馬券に絡む可能性が高い点を活かし、これらの血統を持つ馬を軸にした買い目構築が有効だ。
データからわかる消しデータ・消し条件
ここまでまとめてきた成績などのデータから、逆に消去すべき条件についてまとめてみた。
※右にスクロール可能
項目 | 消し対象 | 詳細 |
---|---|---|
人気別 成績 | 13番人気以下 | 13番人気以下の馬の好走確率は低く。 馬券対象にそもそもならない。 |
前走レース別 成績 | 未勝利戦や 下級条件 | レベル差が大きく好走確率が低い。 除外対象。 |
前走着順別 成績 | 前走10着以下 | 調子や実力面で疑問符。 好走確率も低く除外。 |
脚質別 成績 | 追込 | 特に人気薄なら除外対象。 |
馬場ごとの データ | 重・不良で 成績が悪い | 当日の天候次第。 |
配当傾向 | 極端な高配当 の組み合わせ | 過去傾向で見るとスプリングSなら 除外対象。 |
性別別 | 牝馬限定以外 の路線の牝馬 | 好走確率が低い。 |
傾向まとめ
これで過去傾向に関してはすべて紹介したことになる。
どうしてもボリュームがあるので、おさらいがてら傾向を一言でまとめたものを貼っておくので再確認してみてくれ。

傾向まとめ
- 人気別成績:1番人気は安定、低人気はハイリスク。
- 前走レース別成績:重賞クラスの前走が次走の鍵。
- 前走着順別成績:前走1~3着馬が軸、下位は連対難。
- 脚質別成績:逃げ・先行有利、差し・追込は展開依存。
- 馬場ごとのデータ:馬場状態がタイムと展開を大きく左右。
- 配当傾向:年度で大きく変動、3連単が特に高額。
- 性別別成績:牡馬がやや好調、牝馬は安定感やや劣る、騙馬は低評価。
- 関西・関東成績:関東馬がやや上位(比率約0.88)。
- 血統傾向:キングカメハメハ系やロードカナロア系が強い。
基本的な予想の活用方法に関してはこれで完璧。
ただこれだけだとそれぞれのデータが独立していて、全部の傾向をあわせて考えたときに今回の登録馬の中で結局どの馬が有利なのか不利なのかがわからないだろう。
そこでさらにここから過去傾向や消しデータを用いて、データ的にどの馬が有利なのかをランキング化していくことにする。
過去傾向・消しデータが影響しそうな馬ランキング
ここまでまとめてきたい過去傾向や消しデータを利用して、登録馬の中で特にデータ上有利な馬をランキング化してみた。
評価順位 | 合計点 | 馬名 | 人気別成績 | 前走レース別成績 | 前走着順別成績 | 脚質別成績 | 馬場ごとのデータ | 配当傾向 | 性齢別データ | 関西・関東成績 | 血統傾向 | リピータースコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 50 | マテンロウバローズ | ◯ (4) | △ (2) | ◎ (5) | – (0) | – (0) | – (0) | – (0) | △ (2) | ○ (4) | ◎ (5) |
2位 | 44 | ダノンセンチュリー | ◯ (4) | △ (2) | ◯ (4) | – (0) | – (0) | – (0) | – (0) | ○ (4) | △ (2) | ◯ (4) |
3位 | 42 | レーヴブリリアント | − (3) | ✕ (1) | ◎ (5) | – (0) | ◯ (4) | ◯ (4) | – (0) | ○ (4) | ○ (4) | ✕ (1) |
4位 | 41 | キングスコール | ◯ (4) | ✕ (1) | ◯ (4) | ◯ (4) | ◎ (5) | – (0) | – (0) | △ (2) | – (0) | △ (2) |
5位 | 41 | ニホンピロデヴィン | − (3) | △ (2) | ◎ (5) | – (0) | ◎ (5) | ◯ (4) | – (0) | △ (2) | – (0) | △ (2) |
6位 | 41 | ピコチャンブラック | ✕ (1) | ◯ (4) | ✕ (1) | – (0) | – (0) | – (0) | – (0) | ○ (4) | ○ (4) | △ (2) |
7位 | 40 | フクノブルーレイク | △ (2) | ✕ (1) | ◎ (5) | ◯ (4) | – (0) | ◯ (4) | – (0) | ○ (4) | – (0) | △ (2) |
8位 | 35 | クモヒトツナイ | ✕ (1) | ✕ (1) | ◎ (5) | – (0) | – (0) | ✕ (1) | – (0) | ○ (4) | ○ (4) | ✕ (1) |
9位 | 35 | ジェットマグナム | ◎ (5) | △ (2) | ✕ (1) | – (0) | – (0) | ◎ (5) | – (0) | △ (2) | – (0) | ✕ (1) |
10位 | 31 | ローレルオーブ | ✕ (1) | △ (2) | ✕ (1) | – (0) | – (0) | ✕ (1) | – (0) | △ (2) | ◎ (5) | ✕ (1) |
11位 | 29 | スナークピカソ | ✕ (1) | ✕ (1) | ◎ (5) | – (0) | – (0) | ✕ (1) | – (0) | △ (2) | △ (2) | ✕ (1) |
12位 | 29 | スワローシチー | ✕ (1) | ✕ (1) | ✕ (1) | – (0) | – (0) | ✕ (1) | – (0) | ○ (4) | ○ (4) | ✕ (1) |

- トライアル戦では、前走で上位(1~3着)に入線した馬が非常に有利とされる。特に重賞前走経験がある馬は、実戦での信頼度が高い。テーブル上では、前走着順で「◎」や「◯」を付けた馬が高評価となっている。
- 中山芝1800mに適した血統(キングカメハメハ系、ロードカナロア系)や、先行・中団脚質が有利とされる。これらの項目は、実績馬としての安定感や、レース展開に左右されにくい点を評価基準にしている。
- 人気別成績は、レース当日のオッズ動向や展開を読む上で重要な指標となる。人気馬が軸となる一方、低人気の馬は穴狙いとして扱われる。
- 配当傾向も、レース展開の乱高下を示す材料となり、特に3連単の高配当が出ると展開の不安定さを反映している。
- 性別では、牡馬がやや有利な傾向がある。関西・関東では、関東馬が若干上位という結果が出ている。
- 重賞レースで過去に連続して好走した馬は、安定感が高いと判断され、特に前走が連続好走の実績を持つ馬には高い評価が与えられている。
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公開内容
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