競走馬ストーンズの次のレースの予定は?産駒や血統から主要騎手に馬主まで徹底解説!

競走馬ドゥラメンテ

どうも。競馬口コミダービーの管理人の木口順一だ。

今回は現役時代、怪物と言われていたドゥラメンテの産駒で2023年最高落札額がついた「ストーンズ」を紹介する。

馬名 ストーンズ
生年月日 2021年2月9日
鞍上経験
脚質
生産者 ノーザンファーム
馬主 エムズレーシング
調教師 友道康夫
獲得賞金総額 0円
POG指名数 800

落札金額は3億3000万円。

2022年のセレクトセールの平均落札金額は5763万円なので、その期待値は一目瞭然だ。

そんなストーンズは、生涯でどのくらい稼ぐことができるのか。

デビューの日、ローテーション、主戦騎手、陣営の考え方はもちろん、産駒の特徴や2chでの掲示板の評価を詳しく解説する!

この記事でわかること
  • 次走予定・ローテ
  • なんJでの評価からわかること
  • 産駒・血統から見るポテンシャル
  • 馬主・オーナーについて

22年にG1を7勝したドゥラメンテ産駒の名に恥じない馬になれるかどうかを詳しくまとめたので、ぜひ最後までご覧いただきたい。

馬アイコンこの記事を書いたのは

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木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

安定して稼げる競馬予想サイトを探すために、ユーザーからの口コミを基に検証を続けている。

今まで検証してきた予想サイトの数は1,000サイト以上。
その結果が実を結び、検証したサイトの的中率ランキングページをグーグル検索で「競馬予想サイト 的中率」の検索結果1位に表示させることに成功した。

現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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ストーンズの次走は?(2023年6月12日更新)

気になるストーンズの次走は、秋口あたりの新馬戦を目標に調整。

とだけ公式に発表されている。

相手次第ではあるが、デビュー戦は圧勝して欲しい我々と、陣営の期待に応えてくれると想定して、その後のローテーションを考察。

可能性の高いレースをピックアップしてみた。

日付 レース名 距離
10月7日 【G3】サウジアラビアRC

芝1600m

11月11日 【G2】デイリー杯2歳S 芝1600m
11月18日 【G2】東スポ杯2歳S 芝1800m
11月26日 【G3】京都2歳S 芝2000m
12月18日 【G1】朝日杯フューチュリティS 芝1600m
12月28日 【G1】ホープフルS 芝2000m

ローテとして目安2ヶ月の調整期間を考えると、出走する可能性が高いのは赤字の3つのレース。

調教師や陣営のコレまでの管理の仕方、狙いを定めるとなると【G2】東スポ杯2歳Sが濃厚になりそうだ。

その後については年内の結果次第。

2歳馬としての位置取りがどの程度のものになるのか、今から楽しみだ。

※あくまでも個人的な見解が含まれてるため、厩舎のコメント、陣営の目標など公式に近い発表が独自の情報ルートで確認できたら改めて更新していくので要チェック!

なんJなど掲示板に投稿はなし!ネット上の評判は◎

ストーンズは競馬ファンからどのように評価されているのか。

競馬好きの集まる5ch(旧2ちゃんねる)のなんでも実況版、通称なんJで検索してみたが、スレッドを見つけることはできなかったので、更に深掘り。

掲示板以外でストーンズに言及している内容を、できるかぎり集めてみた。

ストーンズの
ネット上の評価まとめ
  1. 血統はよく考えられている
  2. タイトルホルダークラスまでいける?
  3. 母親がダート適性なのが気になる
  4. マイラーだと小さくまとまるぞ

さすがのドゥラメンテ産駒。

投稿数は少ないなりに評価は高く、「こいつは走らない」「期待するだけ無駄」など、ハナからストーンズを低く評価する内容は見当たらなかった。

中でも、競馬に詳しいユーザーの中で話題になっていたのは、父親の血統ではなくG1タイトルを2つ持つアメリカ産競走馬のジェイウォークが母親だということ。

兄弟馬の獲得賞金総額10億のタイトルホルダーすらも超える逸材になるかもしれないという意見もあり、なんJ民のこの高すぎる評価に応えられるかどうか、非常に見ものだ。

ストーンズの適正と特徴を兄妹馬でチェック

父親ドゥラメンテの特徴と兄妹馬をあわせて比較。

産駒や血統からストーンズの今後を推察してみる。

ドゥラメンテの
特徴
  1. 距離適性は短中距離・中距離・中長距離
  2. 故障で成長タイプは未知数
  3. 両周りとも得意
  4. 芝適性
  5. 気性難

三冠馬と言っても過言ではないドゥラメンテの一番の特徴は、距離適性がとにかく広いこと。

競走成績はないものの、上がりのタイムは平均して非常に高く、マイル路線でも良い結果を残せたのでは?と言われるほどのオールマイティーなサラブレッドだ。

その適性を継承してくれるのか、ストーンズは、お父さんを超えることができるのか。

特徴とすり合わせながら、直近の兄妹馬の情報を参考に可能性を導き出してみた。

馬名 距離適性 生年 獲得賞金総額 母父 主な勝鞍
タイトルホルダー 中距離・中長距離・長距離 2018年 8億6096万円 メーヴェ Motivator 22’天皇賞(春)(G1)
スターズオンアース 短中距離・中距離・中長距離 2019年 5億945万円 サザンスターズ Smart Strike 22’優駿牝馬(G1)
リバティアイランド 短中距離・中長距離 2020年 4億2,947万円 ヤンキーローズ All American 23’優駿牝馬(G1)
シャンパンカラー 短中距離 2020年 1億6,548万円 メモリアルライフ Reckless Abandon 23’NHKマイルC(G1)
アリーヴォ 短中距離・中距離 2018年 1億4,711万円 エスメラルディーナ Harlan’s Holiday 22’小倉大賞典(G3)
ヴァレーデラルナ 短中距離 2019年 6,004万円 (中央) /8,170万円 (地方) セレスタ Jump Start 22’JBCレディスクラシック(G1)
バーデンヴァイラー 中距離 2018年 7,250万円 (中央) /6,300万円 (地方) ヴィートマルシェ フレンチデピュティ 23’佐賀記念(G3)
サウンドビバーチェ 短中距離・中距離 2019年 1億1,144万円 スクービドゥー Johan Cruyff 23’阪神牝馬S(G2)
アイコンテーラー 中距離 2018年 9,431万円 ボイルトウショウ ケイムホーム 21’魚沼S(3勝クラス)
ドゥラエレーデ 短距離・短中距離 2020年 8,224万円 アルビアーノ Harlan’s Holiday 23’豊橋S(3勝クラス)

理想はタイトルホルダーの様な力強さに、リバティアイランドの末脚を持ち合わせるようなサラブレッドだが・・・

さすがにそう上手くいくはずもない(笑)

特にタイトルホルダーは、他のスーパースターに比べるとスピードよりもスタミナを重視した勝負の仕方で、ドゥラメンテ産駒の中でも異例だ。

であれば、少なくともどちらかの良い部分を、できるだけ継承してほしいところ。

距離適性の広さや、穏やかで素直な性格に育ってくれれば、2024年の主役を飾ることも夢ではないので、まずは新馬戦でそのなんたるかを確認したいと思う。

調教師は友道康夫

ストーンズを担当するのは友道康夫さん。

シュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスなど数々の馬をG1制覇に導いている超が付くほどの実力派調教師だ。

馬名 生年 主な勝鞍 賞金総額
シュヴァルグラン 2012年 17’ジャパンC(G1) 10億69万円
マカヒキ 2013年 16’日本ダービー(G1) 6億3,007万円
ワグネリアン 2015年 18’日本ダービー(G1) 5億1,243万円
ヴィルシーナ 2009年 13’ヴィクトリアマイル(G1) 4億6,079万円
ワールドプレミア 2016年 70’天皇賞(春)(G1) 4億5,594万円
ドウデュース 2019年 22’日本ダービー(G1) 4億4,886万円
サクラメガワンダー 2003年 09’金鯱賞(G2) 4億2,009万円
ユーキャンスマイル 2015年 20’阪神大賞典(G2) 3億8,034万円
ポタジェ 2017年 22’大阪杯(G1) 3億6,282万円
アドマイヤジュピタ 2003年 08’天皇賞(春)(G1) 3億2,657万円

直近の最高傑作と言えば、ダービー馬ドウデュース。

あのイクイノックスに勝利した経験もある、誰もが知る超有名馬だ。

2023年を代表する名馬を仕上げていることから、今後の調整に関しては問題なし。

ストーンズの産駒としての距離適性さえ噛み合って順調に育てば、三冠制覇も夢ではないだろう。

是非とも、悲願を叶える最高の1頭になってほしい。

ストーンズの管理はエムズレーシング

個人馬主だった杉野公彦さんが、2021年に法人化した名義がこのエムズレーシング。

名前だけだとピンと来ない人もいるとおもうので、これまでにエムズレーシングが保有していた主な競走馬をまとめてみた。

馬名 生年 主な勝鞍 賞金総額
ハーパー 2020年 23’クイーンC(G3) 1億3,441万円
フィデル 2019年 22’再度山特別(2勝クラス) 5,771万円
ジロー 2017年 23’濃尾特別(2勝クラス) 5,707万円
サンデージャック 2018年 22’荒川峡特別(1勝クラス) 3,594万円
サンデーミラージュ 2017年 22’3歳以上1勝クラス 2,868万円
ジェンヌ 2019年 22’2歳新馬 1,079万円
ジェイパームス 2020年 22’3歳未勝利 940万円
サドル 2019年 13’アメリカジョッキークラブC(G2) 3億2,907万円
サンデーパームス 2017年 C1二 792万円 (中央) /134万円 (地方)
スカイラー 2020年 110万円

過去に1億円以上稼いだことのある競走馬はたったの2頭。

産駒やそのローテの組み方に法則性はなく、まだオーナーとして手探り状態だが、そんな中、3億3000万円のストーンズを落札したことから、今回の本気度が伺える。

狙うは年度代表馬だろうか。

大舞台で最高の勝負ができるよう、万全の状態に仕上げてくることは間違いないので、応援はもちろん、馬券の軸にするなど別の意味でも稼ぎ頭になってくれると頼もしいな。

ストーンズは有名馬の道を歩めるか?

ここまでの血統、調教師やオーナーなど様々な面で紹介してきた。

ドゥラメンテの子供として、落札額的にもかなり期待されていることがわかる内容だった。

この馬を中心に競馬界がどう変わっていくか、その動向を新馬戦から見逃さないようにしよう。

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