がんばれ馬券の買い方を徹底解説|普通の馬券との違いや購入場所・換金方法まとめ

どうも。競馬口コミダービーの管理人木口順一だ。
競馬場やウインズで馬券を購入する時、マークカードに書かれた「応援」という項目や、券面に印字された「がんばれ!」の文字を見たことはないだろうか。
一般的に「がんばれ馬券」と呼ばれているが、JRAにおける正式な名称は応援馬券。
普通の単勝と何が違うのか、複勝も一緒に買う必要があるのか、インターネット投票でも購入できるのかなど、初めて見た方には少し仕組みがわかりにくい馬券だろう。
先に結論を言うと、JRAの応援馬券は選んだ1頭の単勝と複勝を同じ金額で同時購入する馬券だ。
券面には対象馬の馬番号・馬名とともに「がんばれ!」の文字が入り、単勝または複勝が的中すれば、それぞれ通常の馬券と同じオッズで払戻を受けられる。
ただし、単勝だけを馬名入りで購入する仕組みではない。
マークカードで100円を指定すると、単勝100円と複勝100円の合計200円を購入することになる。
この購入金額の仕組みは、特に間違えやすいので覚えておいてほしい。
また、応援馬券は電話・インターネット投票では購入できず、現金投票でのみ発売される。
つまり、馬券としての利益だけを求めるものというよりは、推し馬への応援と記念性を兼ね備えた、現地ならではの馬券と言えるだろう。
そこで今回は、がんばれ馬券の正しい買い方をはじめ、購入金額、単勝・複勝との違い、購入できる場所、払戻方法、記念として残す場合の注意点まで詳しく解説していく。
- がんばれ馬券と応援馬券の関係
- 単勝と複勝が同時購入される仕組み
- マークカードを使った詳しい買い方
- 指定額の2倍を支払う理由
- 競馬場やウインズで購入する方法
- ネット投票で購入できない理由
- 的中した時の払戻方法と有効期限
- 地方競馬で買う場合の違い
- 記念馬券として残すおすすめのタイミング
- 長期保存する時に注意したいこと
がんばれ馬券とは?正式名称は「応援馬券」
競馬ファンの間で「がんばれ馬券」と呼ばれているものは、JRAが発売している応援馬券のことだ。
応援馬券は、任意の1頭について単勝と複勝を同額で購入できる馬券。
対象馬の馬名と「がんばれ!」という文字が券面に印字されることから、がんばれ馬券という呼び方が広く使われている。
JRAでは2006年から発売が始まった。
普通の馬券と同じく正式な勝馬投票券であり、記念グッズや模擬馬券ではない。
| 項目 | がんばれ馬券の内容 |
|---|---|
| JRAでの正式名称 | 応援馬券 |
| 購入する券種 | 同じ馬の単勝+複勝 |
| 金額 | 単勝と複勝を同額購入 |
| 券面 | 馬名と「がんばれ!」を印字 |
| 的中条件 | 単勝・複勝それぞれ通常と同じ |
| オッズ | 通常の単勝・複勝と同じ |
| 購入方法 | 現金投票 |
| 発売開始 | 2006年 |
最大の特徴は、単勝と複勝が1枚の投票券にまとまっていること。
選んだ馬が勝てば単勝と複勝の両方が的中し、2着または3着なら複勝部分だけが的中する。
ただし複勝の的中範囲は出走頭数によって変わる。
JRAでは発売開始時に8頭以上なら原則3着以内、5〜7頭なら2着以内が複勝の的中対象となるため、少頭数レースでは「3着なら当たり」とは限らない。
がんばれ馬券は単勝だけではない!購入金額は指定額の2倍
がんばれ馬券について最も勘違いされやすいのが購入金額だ。
「応援」の欄で100円をマークした場合、100円分の馬券を買うわけではない。
単勝100円と複勝100円を同時に購入するため、実際に支払う金額は200円。
500円を指定すれば単勝500円+複勝500円で合計1,000円となる。
| マークする金額 | 単勝の購入額 | 複勝の購入額 | 実際の支払総額 |
|---|---|---|---|
| 100円 | 100円 | 100円 | 200円 |
| 200円 | 200円 | 200円 | 400円 |
| 500円 | 500円 | 500円 | 1,000円 |
| 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 2,000円 |
| 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
マークした金額をそのまま支払うと思い込み、発売機へ入れた現金が足りなくなる初心者もいる。
応援馬券は指定額×2と覚えておけば問題ない。
反対に「単勝1,000円、複勝500円」というように金額を変えたい場合は、応援馬券ではなく単勝と複勝を別々に購入する必要がある。
がんばれ馬券と普通の単勝・複勝馬券の違い
応援馬券を買うと、通常とは別の特別なオッズが適用されると思う方もいるかもしれない。
しかし、オッズや払戻金の計算方法は普通の単勝・複勝と変わらない。
あくまで単勝と複勝をセットで購入し、応援用の表記を加えた馬券だ。
| 比較項目 | がんばれ馬券 | 単勝・複勝を別々に購入 |
|---|---|---|
| 購入券種 | 単勝と複勝のセット | 必要な券種だけ選べる |
| 金額配分 | 単勝と複勝が同額 | 別々の金額を指定できる |
| 券面の枚数 | 1頭につき1枚 | 単勝・複勝で別の馬券 |
| 馬名表示 | あり | 通常の券面仕様 |
| 「がんばれ!」表記 | あり | なし |
| オッズ | 通常と同じ | 通常と同じ |
| 払戻 | 可能 | 可能 |
| ネット購入 | 不可 | 可能 |
| 記念性 | 高い | 通常 |
投資効率だけを考えるなら、単勝と複勝を別々に買った方が資金配分の自由度は高い。
勝ち切る可能性を高く評価するなら単勝を厚くし、連下までと考えるなら複勝を厚くできるからだ。
一方の応援馬券は、勝てば単勝と複勝のダブル的中、2着や3着なら複勝で残るというわかりやすさがある。
何より、応援している馬の名前が入った1枚を手元へ残せる。
効率を突き詰めた馬券というより、予想と応援を同時に楽しむ馬券と考えるのがいいだろう。
がんばれ馬券の買い方を5ステップで解説
ここからはJRAの競馬場やウインズなどで、実際に応援馬券を購入する流れを解説していく。
窓口で特別な合言葉を伝える必要はない。
基本は緑色のマークカードへ必要事項を記入し、現金発売機へ入れて購入する。
JRA公式では、応援馬券を購入できるカードとして「緑のカード」が案内されている。
青の流しカードや赤のボックス・フォーメーションカード、ライトカードでは応援馬券を購入できない。
| 手順 | やること | 確認する内容 |
|---|---|---|
| STEP1 | 緑のマークカードを取る | 「応援」を選べるカードか |
| STEP2 | 場名・レース番号を記入 | 購入対象の開催とレース |
| STEP3 | 式別の「応援」をマーク | 単勝や複勝と間違えていないか |
| STEP4 | 馬番号と金額を記入 | 支払総額は指定額の2倍 |
| STEP5 | 現金発売機で購入 | 馬名と「がんばれ!」の印字 |
表だけでも流れは掴めると思うが、マークする場所を間違えると通常の単勝や複勝が発券されてしまう。
特に重要なのは、式別で「応援」を選ぶことと、購入総額がマークした金額の2倍になること。
各手順をもう少し詳しく見ていこう。
STEP1:緑のマークカードを用意する
まずは競馬場やウインズの記入台に置かれている、一般投票用の緑のマークカードを用意する。
青色のカードは流し、赤色のカードはボックスやフォーメーションを購入するためのもの。
これらでは応援馬券を選べない。
マークカードの様式や在庫状況は施設によって異なる可能性があるため、わからなければ近くの案内スタッフへ「応援馬券を買いたい」と伝えればいい。
STEP2:場名とレース番号をマークする
次に購入する競馬場とレース番号を指定する。
例えば東京競馬場の第11レースなら、場名で東京、レース番号で11Rをマーク。
開催場やレース番号を間違えると、応援したかった馬とは別の馬券が発券される。
発売後の取り消しや交換は原則できないため、発券前に必ず見直そう。
STEP3:式別で「応援」を選ぶ
式別欄では「単勝」でも「複勝」でもなく、応援をマークする。
ここを単勝にすると、普通の単勝馬券として発券される。
馬名と「がんばれ!」が印字された応援馬券が欲しいなら、必ず応援の欄を選ぼう。
STEP4:応援したい馬番号と購入額を指定する
続いて対象馬の馬番号をマークする。
応援馬券は1つの馬番号ごとに1枚発券されるため、複数の馬を応援したい場合はそれぞれ購入内容を記入する。
最後に金額を指定するが、100円をマークした場合の支払額は200円。
手持ちの現金と購入総額を確認しておこう。
STEP5:現金発売機へ入れて馬券を受け取る
記入したマークカードと現金を発売機へ入れ、画面に表示された購入内容を確認する。
問題がなければ確定し、発券された馬券を受け取る。
券面には単勝・複勝の表示に加え、馬番号、馬名、「がんばれ!」の文字が印字される。
発売機の前で慌てないよう、締切直前ではなく余裕を持って購入するのがおすすめだ。
がんばれ馬券はどこで買える?
JRAの応援馬券は現金投票のみで発売される。
そのため、基本的にはJRAの競馬場やウインズなど、紙の勝馬投票券を現金で購入できる発売施設を利用することになる。
ただし施設ごとの発売日、営業時間、使用できる発売機などは変更される可能性がある。
遠方から応援馬券だけを目的に訪れる場合は、当日の営業案内や施設情報をJRA公式で確認しておこう。
| 購入手段 | 応援馬券 | 補足 |
|---|---|---|
| JRA競馬場の現金発売機 | 購入可能 | 緑のマークカードを使用 |
| ウインズ・エクセル等 | 現金発売の対応状況を確認 | 営業日・発売機を事前確認 |
| 即PAT・A-PAT | 購入不可 | 電話・ネット投票は非対応 |
| JRAダイレクト | 購入不可 | 紙の応援馬券は発券されない |
| JRA-UMACA | 応援馬券とは異なる | 現金投票限定の商品 |
| スマッピー | 購入用QR作成サービス | 応援馬券の可否は現地仕様を確認 |
「スマホを使えるならネット購入ではないのか」と思うかもしれないが、スマッピーはスマートフォン上で購入用QRを作成し、対応する現地発売機で投票する仕組み。
インターネット上で購入と決済を完了する即PATなどとは別物だ。
がんばれ馬券はネット投票で買える?
がんばれ馬券は即PAT・A-PATなどの電話・インターネット投票では購入できない。
応援馬券は現金投票のみで発売されているためだ。
インターネット投票で同じ馬の単勝と複勝を購入すること自体はできる。
しかし、その場合は投票履歴上で単勝と複勝を別々に買うだけで、馬名と「がんばれ!」が印字された紙馬券は手元に残らない。
| 目的 | おすすめの購入方法 |
|---|---|
| 単勝と複勝へ投票したいだけ | ネットで単勝・複勝を別々に購入 |
| 馬名入りの紙馬券が欲しい | 現金発売施設で応援馬券を購入 |
| 引退レースの記念に残したい | 現地で応援馬券を購入 |
| 資金配分を自由に変えたい | 単勝・複勝を別々に購入 |
投票結果だけならネットでも再現できるが、応援馬券の魅力は券面そのものにある。
推し馬の名前が入った紙馬券を残したいなら、現金投票を選ぼう。
地方競馬でもがんばれ馬券を買える?
ここはJRAと地方競馬を混同しやすい部分だ。
JRAが正式に「応援馬券」として発売しているものは、同じ馬の単勝と複勝を同額購入し、券面へ「がんばれ!」と馬名を印字する商品。
一方、地方競馬は主催者や発売システムによって券面・マークカード・発売方法が異なる。
同じ馬の単勝と複勝を買うことはできても、JRAと同じ「がんばれ!」表記の応援馬券が必ず発券されるとは限らない。
| 項目 | JRA | 地方競馬 |
|---|---|---|
| 正式な応援馬券 | あり | 主催者・システムにより異なる |
| 単勝+複勝の購入 | 応援馬券として同額セット | 別々に購入できる |
| 「がんばれ!」印字 | あり | 必ず入るとは限らない |
| 馬名印字 | 応援馬券にあり | 券面仕様によって異なる |
| 確認先 | JRA公式 | 各主催者・競馬場公式 |
地方競馬で記念馬券を作りたい場合は、訪れる競馬場の公式案内や現地スタッフへ確認するのが確実だ。
「単勝と複勝を同じ金額で買えば、必ずJRAと同じがんばれ馬券になる」とは考えない方がいい。
がんばれ馬券が的中した時の払戻パターン
応援馬券は単勝と複勝をセット購入しているため、着順によって払戻内容が変わる。
選んだ馬が1着なら単勝と複勝の両方が的中。
複勝の的中対象内へ入った場合は複勝だけが的中し、対象外なら両方不的中となる。
| 選んだ馬の着順 | 単勝部分 | 複勝部分 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1着 | 的中 | 的中 | ダブル的中 |
| 2着 | 不的中 | 原則的中 | 複勝のみ払戻 |
| 3着 | 不的中 | 8頭以上なら原則的中 | 複勝のみ払戻の可能性 |
| 複勝対象外 | 不的中 | 不的中 | 払戻なし |
| 出走取消・競走除外 | 返還対象 | 返還対象 | 購入額を返還 |
例えば単勝5.0倍、複勝1.8倍の馬を応援馬券で各500円購入したとしよう。
支払総額は1,000円。
その馬が勝てば、単勝2,500円と複勝900円を合わせた3,400円が払戻の目安となる。
2着なら単勝は外れるが、複勝900円が戻る。
この例では複勝だけの的中だと100円のマイナスになるため、的中したから必ず利益になるわけではない点には注意してほしい。
がんばれ馬券の払戻方法と期限
的中した応援馬券は、通常の紙馬券と同じように払戻を受けられる。
記念用の馬券だから換金できない、ということはない。
JRAの的中券および返還券の払戻期間は60日間。
全国のJRA競馬場やウインズ・エクセルで払戻できるが、J-PLACEで購入した馬券とJRA施設で購入した馬券は相互に払戻できないため、購入場所には注意が必要だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 払戻の可否 | 通常の馬券と同じく可能 |
| 払戻期間 | 原則60日間 |
| 主な払戻場所 | JRA競馬場・ウインズ・エクセル |
| 必要なもの | 的中した紙の馬券 |
| 期限を過ぎた場合 | 払戻を受けられない |
| 記念保存する場合 | 払戻を受けるか事前に判断 |
「写真を撮ってから換金すれば、思い出もお金も残せる」と考える方も多いだろう。
それも1つの方法だ。
ただ、現物を残したい場合は払戻機へ入れないよう注意してほしい。
払戻を受けた馬券は原則として手元へ戻らない。
がんばれ馬券は換金するべき?記念に残すべき?
がんばれ馬券が的中した時に悩むのが、換金するか、そのまま保管するか。
これは払戻額と馬への思い入れで決めればいい。
数百円程度の払戻で、その馬のデビュー戦や引退レースを記念に残したいなら、現物を優先する価値はある。
反対に高額払戻となった場合、記念だけを理由に換金を諦めるのは簡単ではないだろう。
| 状況 | おすすめの判断 |
|---|---|
| 払戻額が少額 | 思い入れが強ければ現物保存 |
| 高額的中 | 写真を残して払戻を検討 |
| 推し馬の初勝利 | 記念保存との相性がいい |
| 引退レース | 二度と買えないため保存価値が高い |
| G1初制覇 | 歴史的な記念として残しやすい |
| 特に思い入れがない | 通常どおり払戻を受ける |
管理人としては、先に「この馬券は的中しても残す」と決めておく方法をおすすめしたい。
レース後に配当を見てから迷うより、記念用として100円ずつ購入し、本来の勝負馬券は別に用意する方が整理しやすい。
管理人ががんばれ馬券を買いたいおすすめのタイミング
がんばれ馬券は毎レース買う必要はない。
投資だけを考えるなら、単勝と複勝を自由な配分で買った方が使いやすいからだ。
それでも競馬ファンとして「この1枚は残しておきたい」と思う瞬間がある。
管理人が特にがんばれ馬券と相性がいいと考える場面をまとめてみた。
| おすすめの場面 | 記念性 | 買う理由 |
|---|---|---|
| デビュー戦 | ★★★★★ | 競走生活最初の1戦を残せる |
| 初勝利を狙うレース | ★★★★★ | 初白星の瞬間を形にできる |
| 重賞・G1初出走 | ★★★★☆ | 大舞台への挑戦を記録できる |
| クラシック出走 | ★★★★★ | 一生に一度の舞台を残せる |
| G1制覇が懸かるレース | ★★★★★ | 歴史的勝利の馬券になる可能性 |
| 復帰戦 | ★★★★☆ | 長期休養を乗り越えた記念 |
| 引退レース | ★★★★★ | 現役最後の馬券として残せる |
| 初めての現地観戦 | ★★★★☆ | 競馬場へ行った思い出になる |
| POG指名馬の出走 | ★★★★☆ | 追い続けた記録を形にできる |
競馬は的中率や回収率だけで語れるものではない。
デビューから追いかけてきた馬が初めて重賞へ挑む。
長期休養を乗り越えてターフへ帰ってくる。
何年も応援してきた馬が最後のレースを迎える。
そんな時に買った馬券は、たとえ外れても捨てにくいものだ。
がんばれ馬券は、結果だけでなくその馬を応援していた時間そのものを残せる馬券と言えるだろう。
がんばれ馬券が競馬ファンに支持される理由
応援馬券の機能だけを見れば、単勝と複勝を同時購入するだけ。
しかし、普通の馬券にはない魅力がある。
それが馬名と「がんばれ!」の印字だ。
馬券は本来、的中すれば払戻を受け、外れれば役目を終える投票券。
ところが馬名が入ることで、レース後も残したい記念品へ変わる。
- 推し馬の名前が券面へ残る
- 勝っても負けても応援した証になる
- 現地観戦の日付とレースを思い出せる
- デビュー戦や引退レースの記念になる
- 競馬を知らない人へのお土産にも使いやすい
- SNSで観戦記録として共有しやすい
- 単勝と複勝を同時に楽しめる
単なる「当たるか外れるか」だけではない。
馬を応援する文化と、紙馬券を手元へ残す楽しさが合わさっているからこそ、2006年の発売開始から長く親しまれているのだろう。
がんばれ馬券を長期保存する方法
記念馬券として保管するなら、券面が読める状態をなるべく長く残したい。
紙馬券は熱、直射日光、高温多湿、摩擦などによって印字が薄くなる可能性がある。
財布やスマートフォンケースへ入れたままにすると、擦れや熱の影響も受けやすい。
| 保存方法 | おすすめ度 | 注意点 |
|---|---|---|
| トレーディングカード用スリーブ | ★★★★★ | 馬券を直接触る回数を減らせる |
| 硬質カードケース | ★★★★★ | 折れや圧迫を防ぎやすい |
| アルバム・ファイル | ★★★★☆ | 複数枚を年代順に整理できる |
| 暗所の収納箱 | ★★★★☆ | 直射日光と高温多湿を避ける |
| 財布へ入れたまま | ★☆☆☆☆ | 摩擦・熱・湿気を受けやすい |
| ラミネート加工 | 注意 | 熱で券面へ影響する可能性 |
保存前にスマートフォンで表裏を撮影しておくのもおすすめ。
万が一印字が薄くなっても、購入日やレース、馬名をデータとして残せる。
払戻を受ける可能性がある馬券は、加工や破損を避け、期限内に判断しよう。
がんばれ馬券を買う時の注意点
買い方自体は難しくないが、普通の馬券とは異なる注意点がある。
- 正式には単勝と複勝のセット馬券
- マークした金額の2倍を支払う
- 単勝と複勝の金額を変えることはできない
- 電話・インターネット投票では買えない
- 緑のマークカードで「応援」を選ぶ
- 発券後は馬番号と馬名を確認する
- 的中券の払戻期間は原則60日
- 記念保存するなら払戻を受けられなくなる
応援馬券は見た目こそわかりやすいが、仕組みを知らずに買うと購入金額や払戻で戸惑いやすい。
特に「馬名入りの単勝馬券」だと思っている方は多いが、実際には単勝と複勝を同額で買うセット馬券だ。
そのため、投資効率を重視する場合と記念性を重視する場合では、応援馬券を選ぶ意味も変わってくる。
ここからは初心者が特に間違えやすいポイントを1つずつ詳しく見ていこう。
単勝だけを応援馬券にすることはできない
応援馬券で最も勘違いされやすいのがここだろう。
「好きな馬の名前が入った単勝馬券が欲しい」と考える方は多いが、JRAの応援馬券は単勝だけを購入する仕組みではない。
応援馬券を選ぶと、対象馬の単勝と複勝を同じ金額で同時購入する形になる。
例えば応援欄で100円を指定した場合、実際には単勝100円と複勝100円を購入しているため、券面は1枚でも中身は2種類の馬券をまとめたものだ。
そのため、「単勝だけを馬名入りで残したい」「複勝は必要ない」という場合でも、応援馬券では対応できない。
勝ち切る可能性が高いと考えて単勝だけへ資金を集中したいなら、通常の単勝馬券を購入した方が予想に合った買い方になるだろう。
指定した金額と支払金額を間違えない
応援馬券を初めて購入する方が最も戸惑いやすいのが購入金額だ。
通常の単勝や馬連を買う感覚で金額をマークすると、「思っていたより支払額が多い」と感じることがある。
応援馬券は単勝と複勝を同額購入する仕組みのため、実際の投資額はマークした金額より大きくなる。
特に複数の馬を応援馬券で購入する場合は、想定以上に投資額が膨らみやすい。
購入前に総額を確認し、「応援用の記念馬券」と「勝負馬券」の予算を分けて考えておくと無理なく楽しめるだろう。
応援馬券だから利益が出やすいわけではない
券面に「がんばれ!」と印字されているため、特別な馬券のように感じるかもしれない。
しかし応援馬券だからといってオッズが優遇されたり、払戻率が高くなったりするわけではない。
単勝部分は通常の単勝オッズ、複勝部分は通常の複勝オッズで計算される。
例えば単勝2.0倍、複勝1.2倍の人気馬を応援馬券で購入した場合、1着なら利益が出る可能性は高い。
一方で2着や3着になれば複勝しか的中しないため、購入金額によってはトリガミになることもある。
応援馬券は収支だけを追求する馬券ではなく、応援と記念性を兼ね備えた馬券と考える方が近いだろう。
利益を重視するなら単勝と複勝を別々に購入し、自分で金額配分を調整した方が柔軟に戦える。
購入前には単勝オッズ、複勝オッズ、支払総額のバランスを確認しておきたい。
払戻前に写真を撮っておく
がんばれ馬券最大の魅力は、何と言っても馬名入りの券面だ。
デビュー戦、重賞初挑戦、G1制覇、引退レースなど、特別なレースほど後から見返したくなる。
ただし、的中馬券を払戻機へ投入すると馬券は回収されてしまうため、基本的には手元へ残らない。
そのため、思い出として残したい馬券なら払戻を受ける前に写真を撮っておくのがおすすめだ。
最近ではスマートフォンで表裏を撮影し、アルバムとして保存している競馬ファンも多い。
特に初めて現地観戦した日や、長く応援してきた馬の引退レースなどは、配当以上の価値を感じることもあるだろう。
管理人自身も記念馬券を残したい時は、まず写真を撮ってから換金するか、そのまま保管するかを決めている。
後から「写真だけでも残しておけばよかった」と後悔しないためにも、払戻前の撮影は習慣にしておきたい。
がんばれ馬券に関するよくある質問
最後に、がんばれ馬券を初めて購入する方が疑問に感じやすいポイントをまとめておこう。
Q1. がんばれ馬券の正式名称は?
JRAでの正式名称は「応援馬券」だ。
券面に馬名と「がんばれ!」が印字されるため、競馬ファンの間ではがんばれ馬券とも呼ばれている。
Q2. がんばれ馬券は単勝馬券?
単勝だけではなく、同じ馬の単勝と複勝をセットで買う馬券だ。
選んだ馬が1着なら単勝と複勝の両方、複勝対象内なら複勝部分だけが的中する。
Q3. 100円でがんばれ馬券を買える?
マークカードで100円を指定すると、実際の支払額は200円になる。
単勝100円と複勝100円を同時購入するためだ。
Q4. がんばれ馬券はどのマークカードで買う?
基本的にはJRAの緑のマークカードを使用する。
式別で「応援」をマークし、場名、レース番号、馬番号、金額を指定する。
Q5. がんばれ馬券は即PATで購入できる?
即PATやA-PATなどの電話・インターネット投票では購入できない。
応援馬券は現金投票のみで発売される。
Q6. ウインズでもがんばれ馬券を買える?
現金投票を行うJRA発売施設で購入する形になる。
ただし営業日や発売機の運用は変わる可能性があるため、訪問前に当日の施設案内を確認しておこう。
Q7. がんばれ馬券のオッズは高くなる?
特別なオッズにはならない。
単勝部分は通常の単勝オッズ、複勝部分は通常の複勝オッズで払戻される。
Q8. 選んだ馬が2着ならどうなる?
単勝は不的中だが、複勝部分は原則として的中する。
ただし複勝の発売・的中範囲は出走頭数などの条件によって変わる。
Q9. がんばれ馬券は換金できる?
正式な勝馬投票券なので、的中すれば通常どおり払戻を受けられる。
記念グッズではない。
Q10. 払戻期限はいつまで?
JRAの的中券・返還券の払戻期間は原則60日間。
期限を過ぎると払戻を受けられないため、現物を残すか換金するか早めに決めよう。
Q11. 換金した後に馬券を返してもらえる?
基本的には払戻を受けた紙馬券は手元へ戻らない。
思い出を残したい場合は、事前に写真を撮っておくといい。
Q12. 地方競馬でも同じ馬券を買える?
地方競馬では主催者や発売システムによって対応が異なる。
単勝と複勝を同じ馬で買えても、JRAと同じ「がんばれ!」表記になるとは限らないため、各競馬場の公式案内を確認しよう。
競馬口コミダービー管理人が考えるがんばれ馬券の価値
投資効率だけを考えるなら、応援馬券は必ずしも最適な買い方ではない。
単勝と複勝の金額を変えられず、必ず同額を購入するからだ。
勝ち切る自信が強いなら単勝を厚くした方がいい場合もあるし、馬券内までと考えるなら複勝へ寄せた方が収支は安定しやすい。
それでも、がんばれ馬券には普通の馬券では代わりにならない価値がある。
初めて競馬場へ行った日。
POGで指名した馬がデビューした日。
何度も敗れた馬が、ようやく初勝利を挙げた日。
長く応援してきた馬が、最後の直線を走った日。
馬名入りの1枚を見れば、その時の歓声や天気、パドックで見た姿まで思い出すことがある。
馬券を当てるためだけではなく、競馬を好きだった時間を残す。
それこそが、がんばれ馬券の本当の役割なのだろう。
- 収支だけなら単勝と複勝の個別購入が使いやすい
- 応援と記念を兼ねるならがんばれ馬券がおすすめ
- 購入額はマークした金額の2倍になる
- デビュー戦・G1・引退レースとの相性がいい
- 現物を残したいなら記念用を少額で買う
- 高額的中時は写真を撮って払戻を検討する
まとめ|がんばれ馬券は単勝と複勝で推し馬を応援できる特別な馬券
がんばれ馬券の正式名称は応援馬券。
任意の1頭について単勝と複勝を同じ金額でセット購入し、券面に馬名と「がんばれ!」の文字が印字される。
普通の単勝だけを馬名入りで買うものではなく、100円を指定した場合は単勝100円と複勝100円、合計200円を支払う仕組みだ。
購入する時は緑のマークカードを使用し、場名、レース番号、式別の「応援」、馬番号、金額を記入する。
電話・インターネット投票には対応していないため、馬名入りの紙馬券が欲しい場合は現金投票を利用しよう。
的中すれば、単勝・複勝それぞれ通常と同じオッズで払戻を受けられる。
ただし的中券の払戻期間は原則60日間。
現物を記念として残すのか、払戻を受けるのかは期限内に決める必要がある。
収支だけを考えるなら、単勝と複勝を別々に購入する方法もある。
それでもデビュー戦、初勝利、G1初出走、引退レースなど、二度と戻らない1戦を形に残したい時には、がんばれ馬券以上にふさわしい馬券はないだろう。
次に競馬場やウインズを訪れた時は、推し馬の名前が入った1枚を手に取ってみてほしい。
的中したかどうかだけでは終わらない、競馬の新しい楽しみ方が見つかるはずだ。
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