ヴィクトリアマイル2025のAI予想!買い目・展開・穴馬まとめ!

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。
2025年5月18日日曜はG1・ヴィクトリアマイル。
春の東京マイル、平均ペースが濃厚の今年は“インの好位で脚を溜められる先行型”と“中団から32秒台を使える瞬発型”の二択で決着が見えるだろう。
制するのはアスコリピチェーノの絶好仕上げか、サフィラの勢いか、それともクイーンズウォークの器用さか。
この記事では過去の傾向や出走馬のデータのすべてをAIに投じ、論理的に考えてベストの予想買い目を公開。
その時に使ったデータまですべて公開しているのでぜひ最後までご覧いただきたい。

- AIが完全予想!
注目馬
危険な人気馬
穴馬 - 予想印
予想買い目
(順当決着・穴決着対応) - かんたんな
レース傾向 - 全頭診断付きの
出馬表! - 過去10年の
傾向早見表! - 枠順決定後発表!
展開予想!
出走馬・過去傾向・追い切りなど膨大な情報から弾き出したAIの予想とは?
それではAIの弾き出したヴィクトリアマイルの予想を公開していく。
競馬口コミダービーのAI予想は今回の出走馬や過去10年に及ぶデータのすべてのデータ、そして1週間前から最終までのすべての追い切り情報まで踏まえて弾き出している。
予想の丸乗りでも、ご自分の予想の情報元としても参考にしてみてくれ。
公開している内容はこちら。

予想内容まとめ
- 注目馬・危険な人気馬・
穴馬まとめ - 予想印
- 順当決着想定の
予想買い目 - 穴決着想定の
予想買い目
手っ取り早く、推奨の馬や買い目を知りたい人でもわかりやすく解説していく。
その後、その根拠まで徹底的に調べたい方にもその情報まとめに関してまとめてあるのでぜひ参考にしてみてくれ。
ヴィクトリアマイルの注目馬・危険な人気馬・穴馬一覧
ここまでの出走馬の追い切り評価と全頭診断の紹介内容と別に競馬口コミダービーでは過去10年のレース傾向から予想の活用方法と消しデータまでまとめている。
その過去傾向も踏まえて、「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」を考えてみた。
カテゴリ | 馬名 | 短評 | 期待値・解説 |
---|---|---|---|
注目馬 | アスコ リピチェーノ | 世界レベルの スピードで頂点へ | 2歳時に阪神JFを制した実力馬。 年明け初戦のサウジアラビアG2・1351ターフスプリントを快勝し、 世界に通用するスピードを証明。 国内レースでは一度も連対を外しておらず、 マイル適性も折り紙付き。 久々の国内戦でも能力は最上位で、 瞬発力勝負・持久力勝負どちらの展開でも力を発揮できる軸候補。 課題があるとすれば今年は海外1戦のみで間隔があいた点だが、 中11週でも仕上がりは良好と見られる。 鞍上も名手C.ルメールで死角は少ない。 |
注目馬 | クイーンズ ウォーク | 得意舞台で 重賞連勝狙う | 前走の金鯱賞(芝2000m)をハナ差で制し 重賞3勝目を挙げた充実の4歳馬。 東京マイルは3歳時にクイーンCを勝利した舞台で適性は高く、 距離短縮も歓迎材料。 先行力がありつつ決め手もあるため、展開に左右されにくい点も強み。 折り合いに不安がなく距離融通も利くため、 速い流れでも自分の競馬に徹して直線抜け出すシーンが期待できる。 鞍上・川田騎手とのコンビも相性良く、春の女王戴冠へ視界良好。 |
注目馬 | アルジーヌ | 前哨戦好走で 勢い十分 | 5歳にして本格化。 昨年末のターコイズSをトップハンデ55.5kgで差し切り勝ち重賞初制覇。 前走の阪神牝馬Sでは好位から鋭く伸び、 勝ち馬サフィラにハナ差の2着と健闘した。 近走内容からマイル戦への適性は高く、 東京コースの長い直線も歓迎材料。 父ロードカナロア譲りの瞬発力と持続力を兼ね備え、 勝負所での反応も良い。 重賞で安定して上位に来ている実績から信頼度は高く、 データ面でも阪神牝馬S敗戦組の好走例(過去10年で4勝)に合致する。 G1でも勝ち負けできる状態で臨めそうで、 人気以上の期待に応える可能性は十分。 |
危険な 人気馬 | サフィラ | 阪神牝馬S勝ちも 鬼門データ | 前哨戦の阪神牝馬Sを先行策から押し切り、良血馬が待望の重賞初制覇。 勢いはあるが注意すべきデータがある。 過去10年のヴィクトリアマイルでは阪神牝馬Sの勝ち馬が[0-1-0-9]と 不振傾向で、馬券に絡んだのは2020年2着のサウンドキアラのみ。 サフィラ自身、ここ2走は阪神内回りコースで好走しており、 広い東京コースへの舞台替わりや速い上がりの決着への対応に不安が残る。 また連戦の疲労面も考慮すると、人気ほどの信頼はおけない可能性がある。 好走には展開の助けが必要で、圧倒的人気なら妙味薄と判断できる。 |
危険な 人気馬 | ステレン ボッシュ | 桜花女王も 近況に陰り | 一昨年の桜花賞馬だが、その後は勝ち星から遠ざかっている。 前走後には香港G1(2400m)遠征も検討されたが見送り、 国内専念で久々の勝利を狙う構え。 今回は1年ぶりの1600m戦となり距離適性がカギだ。 3歳時にマイルG1を制した実績は評価できるものの、 古馬になってからの成長力やスピード面で他の4歳勢に見劣りする印象。 近走は中距離路線を使われペース慣れの問題もあり、 瞬発力勝負のマイル戦で切れ負けする懸念がある。 実績から一定の支持は集めそうだが、 ピーク時の力を出せないようなら上位争いは厳しく、 人気ほど信用できない一頭といえる。 |
危険な 人気馬 | シランケド | マイル適性に 不安あり | 前走の中山牝馬Sを好位追走から差し切り重賞初制覇。 近走は1800m~2000mで堅実な走りを見せてきた。 しかし、今回は初の東京1600mでスピード勝負への対応力が課題となる。 実際、陣営も「マイルの流れに対応できるかがカギになりそうだ」と 距離適性を慎重に見ている。 鋭い決め手はあるものの、瞬時に加速するタイプではなく エンジンのかかりに時間がかかるため、 ワンターンのマイル戦では位置取り次第で苦戦も。 M.デムーロ騎手騎乗で人気になるようなら、思い切って軽視も検討したい。 距離克服ができない場合は期待を裏切る「危険」も孕む。 |
穴馬 | ボンドガール | 末脚魅力、 一発秘める | 戦績こそ1勝のみだが、その末脚はG1級と評判。 近走でも上がり最速の脚を繰り出しており、 展開がハマれば一気に台頭する潜在能力がある。 父ダイワメジャー×母父Tizwayの血統で切れ味と持久力を併せ持ち、 平均ペース以上の流れで末脚が活きるタイプ。 今回はフルゲート18頭でハイペースが見込まれ、 差し追い込み勢に出番が巡る可能性が高い。 伝統の府中マイルG1で武豊騎手が手綱を取る点も心強い。 人気薄でも軽視禁物で、直線一気のシーンがあっても驚けない穴馬候補だ。 |
穴馬 | ラヴェル | 実力上位も 距離克服鍵 | 2歳時にアルテミスSを制しクラシック候補と期待された素質馬。 昨秋のエリザベス女王杯では12番人気ながら2着と健闘し、 一流どころ相手に能力の高さを示した。 続くチャレンジCで約2年ぶりの勝利を挙げ復活の重賞2勝目。 実績はメンバー随一で地力は上位だが、 ベストは1800~2000mの可能性が高く、久々のマイル戦がポイント。 切れ味勝負よりも持久力戦を得意とするタイプだけに、 淀みない流れで底力を活かしたい。 直線の長い東京コースは合う反面、瞬発力比べになると分が悪い恐れもある。 それでも能力的には足りており、展開次第で浮上する余地は十分。 人気が落ちる今回は妙味ある存在と言える。 |
穴馬 | アドマイヤ マツリ | 充実の 新興勢力 | キタサンブラック産駒の伸び盛り4歳馬。 3月の初風S(3勝クラス)→3週間後のスピカS→ さらに中2週で福島牝馬Sと破竹の3連勝で一気に重賞ウイナーに上り詰めた。 勢いならメンバー随一で、レースセンスの良さも光る。 折り合いがスムーズで長くいい脚を使えるため、 マイルへの距離短縮も対応可能と見る。 データ的にも近年ヴィクトリアマイルは上がり馬の台頭が目立っており、 本馬のような新興勢力にもチャンスあり。 反面、重賞初挑戦の前走がハンデ戦かつ小回りコースだった点から、 今回の舞台替わりで一気の相手強化は課題。 直線勝負の切れ味比べでどこまで通用するかだが、 今の充実ぶりなら大駆けの可能性は十分に秘めている。 |
穴馬 | ワイド ラトゥール | 一気逃げ 残り警戒 | 父は米二冠馬カリフォルニアクロームという異色の血統背景を持つ4歳馬。 今年3月の愛知杯(※)で古馬相手に重賞初制覇を果たした実力の持ち主。 1400m戦を含めスピード能力が高く、 先行力もあるため展開のカギを握る存在だ。 ハナに立てばマイペースに持ち込み粘り込む可能性があり、 内めの枠を引けば一発が怖い。 東京マイルは直線が長く差し有利の傾向だが、 過去には逃げ粘りで波乱を演出した例もある。 人気薄想定の今回は思い切った逃げ戦法で穴を開けるシナリオも 十分考えられる。ただし距離延長で折り合いが付くかは課題であり、 その点を克服できれば面白い存在。 |
予想買い目は枠順決定後に公開予定!
競馬口コミダービーではその週に注目の重賞の予想を、出走馬確定後に随時発表予定だ。
内容に関しては以下の4つ。

- 枠順から見た展望
攻略ポイント - 展開予想
- 荒れる可能性
波乱のシナリオと
注目馬 - AIの弾き出した
順当決着、穴決着
それぞれの予想買い目
見逃しがないようにこのページをお気に入り・ブックマーク登録をすることを忘れないようにしてくれ。
ただ情報に関してはあくまで参考程度で、まだこれでは対策が足りないと思う方もいるだろう。
そこで現在、無料で見ることのできる予想の戦績を継続して使って確かめている競馬口コミダービーが今調子の良いものをランキングトップ3で発表。
今回公開する予想と合わせて参考にしてみてくれ。
検証しているのは以下の4つのジャンル。

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- 競馬新聞
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長いものでその検証期間は1年を超えることも。
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順位 名前 | 概要 | 成績 的中率 | 利益 平均利益 回収率 | 投資金額 平均投資 |
---|---|---|---|---|
1位 | AIと馬券師の | 7戦6勝1敗 的中率85.7% | +300,750円 338.6% | 126,000円 |
2位 | 穴馬予想で | 35戦23勝11敗 的中率68.5% | +663,380円 257.9% | 420,000円 |
3位 | AIが | 10戦8勝2敗 的中率80% | +783,000円 883% | 100,000円 |
他にも稼げている好調な予想はあったが、的中率回収率ともにこの3つが別格。
登録から年会費、退会まで無料で使うことができるので、気軽にご自分の予想の参考にできるだろう。
参考にする買い目は多い方が勝率は上がる、当サイトが公開する予想買い目とあわせて3サイトは難しいかもしれないができれば2サイトほどは登録するのがおすすめだ。
ヴィクトリアマイルの基本情報
ここからは紹介した推奨馬や買い目に至ったデータをまとめていく。
上記で予想した馬や買い目をご自分でアレンジしてさらに勝率を上げたい人は参考にしてみてくれ。
まずは基本情報と傾向をまとめてみた。

- 2025年
05月18日(日)
開催 - 東京11レース
15時40分発走 - 4歳以上牝馬
定量
GI
(国際・指定) - 1着1億3000万円
2着5200万
3着3300万
4着2000万
5着1300万 - 芝1600m
(左回り) - 出走頭数は
最大18頭
スタートは向正面奥。250mは緩い下り、3コーナーまで約550m直線という造りだから序盤は速くなりづらい。
結果として 平均~スローで淡々 と流れやすく、レース全体の上がりが速いのが特徴だ。
逃げ・先行が勝率12~14%でトップ。
ただし直線が長い分、33秒前後の末脚を繰り出せる差しの単勝・複回値も高めで、極端な1パターン有利にはならない。
要は「前に行っても上がりは速く」が理想。
年間トータルでは 内外フラット。
回収面ではむしろ6~8枠がわずかにプラス域というデータもあり、馬群をさばけるタイプなら大外でも悲観なし。
A→Bへのコース替わり直後だけ内が踏み固まって残りやすい点を覚えておく。
近5年の勝利数では ロードカナロア、エピファネイア、ディープ系 が上位。
重視すべき共通因子は「瞬間加速力×スピード持続」。スタミナ寄りの欧州血統より、日本型マイラー~中距離型の瞬発力系が走る。
クラスを問わず 上がり3F最速馬の複勝率は45%超。
ラチ沿いで脚を溜め、ラスト2Fで10.8-11.2付近を刻めるタイプが好成績を残す傾向にある。コース替わり週はイン差しが決まりやすく、更に切れ味が問われる。

イメージ
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Bコース替わりで荒れていない内を“ロスなく”通れる器用な先行馬
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外枠でも33秒台前半の脚を確実に使える差し馬
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ローテは前走1600~2000mで緩まずに走ってきた馬がベター(距離短縮勢より持続力が活きる)
ヴィクトリアマイルの登録馬・想定騎手・評価一覧
ヴィクトリアマイルの登録馬が発表されたので、予想される鞍上などを含めてまとめていく。
勝ち負けに関わりそうな馬を評価ランク順としてまとめ、その他馬名・性齢・想定騎手・主な勝ち鞍・予想の評価コメントなどが見れるようにしたので確認してみてくれ。
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評価 ランク | 馬名 | 性齡 | 騎手(想定) | 主な勝ち鞍 | 評価コメント |
---|---|---|---|---|---|
SS | アスコ リピチェーノ | 牝4 | C. ルメール | 阪神JF GI | 海外G2→国内マイルで安定。 瞬時加速は世代随一で総合力も頭ひとつ抜ける |
ステレン ボッシュ | 牝4 | 戸崎 圭太 | 桜花賞 GI | 東京マイル2着歴あり。 4歳春の伸びしろで主役級の逆転候補 | |
クイーンズ ウォーク | 牝4 | 川田 将雅 | 金鯱賞 GII | 牡馬を撃破した左回り巧者。 高速決着歓迎で信頼度高い | |
S | ボンド ガール | 牝4 | 武 豊 | ― (重賞 未勝利) | 阪神牝馬S最速上がり5着。 展開ひとつで突き抜けても不思議なし |
サフィラ | 牝4 | 松山 弘平 | 阪神牝馬S GII | 重賞初制覇で本格化。 上がり32秒台経験なく切れ勝負が鍵 | |
アルジーヌ | 牝5 | D. レーン | ターコイズ S GIII | 阪神牝馬S②など近走充実。 持続質の脚で早め抜け出しタイプ | |
シランケド | 牝5 | M. デムーロ | 中山牝馬S GIII | 昇り調子の4連勝馬。 距離短縮クリアなら一発の匂い濃厚 | |
A | スウィープ フィート | 牝4 | 未定 | チュー リップ賞 GII | 軽い馬場で爆発力。 賞金不足で除外懸念も出走なら要注意 |
アドマイヤ マツリ | 牝4 | 田辺 裕信 | 福島牝馬S GIII | 1800m快勝からの臨戦。 直線平坦より坂のある府中で真価試す | |
ソーダズ リング | 牝4 | 坂井 瑠星 (想定) | 京都牝馬S GIII | 1400〜1600で崩れず。 時計勝負得意でペース次第で台頭 | |
シンリョクカ | 牝4 | 横山 武史 (想定) | 新潟記念 GIII | 夏の古馬混合GⅢ勝ち。 叩き3走目で上昇カーブ描く | |
アリス ヴェリテ | 牝5 | 池添 謙一 | マーメイドS GIII | スタミナ型で 本来2000m向きも粘り強さは脅威 | |
B | ワイドラ トゥール | 牝4 | 北村 友一 | 愛知杯 GIII | 差し脚鋭いが1600は 微妙に忙しいか |
ラヴェル | 牝5 | 津村 明秀 | チャレンジC GIII | 2000中心の馬。 距離短縮で展開待ち | |
ビヨンド ザヴァレー | 牝5 | 鮫島 克駿 (想定) | ― | 重賞好走止まり。 末脚確かも決め手比べで一歩劣る | |
タガノ エルピーダ | 牝4 | 団野 大成 | ― | 条件戦スピードは魅力だが 一気の相手強化で試金石 | |
ドゥアイズ | 牝5 | 吉田 隼人 (想定) | ― | 古馬混合重賞で惜敗続き。 展開助けあれば掲示板圏 | |
C | クリスマス パレード | 牝4 | 三浦 皇成 (想定) | 紫苑S GIII | 休み明けの反動が残る印象。 良馬場なら粘り込み警戒 |
ヒルノ ローザンヌ | 牝6 | 菱田 裕二 (想定) | ― | 6歳で成長頭打ち。 展開ハマって掲示板狙いか | |
バウンシー ステップ | 牝4 | 坂井 瑠星 (重複時は 岩田望) | ― | 条件戦連勝の勢いはあるが 初府中で壁高い | |
マサノ カナリア | 牝4 | 横山 典弘 (想定) | ― | 2勝クラス突破直後。 スピードは通用も経験値不足 | |
ミアネーロ | 牝4 | 石橋 脩 (想定) | フラワーC GIII | 中距離ベターで切れ味足りず。 馬場悪化が欲しい口 | |
シングザット ソング | 牝5 | 岩田 康誠 (想定) | ― | 決め手はあるが勝ち切れないタイプ。 相手強化で苦戦か |

-
SS~S に入れた7頭が現状の軸候補。上位人気でも「差し→先行」「中枠&内目ロスなし」の順で信頼度が変わるイメージだ。
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A層 は展開待ちの爆弾。平均~スローで流れて上がり勝負になり過ぎると評価を下げる馬が多い。
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B・C層 は馬場や展開が極端に偏った時の穴抑えライン。
なお、詳細な全頭診断や追い切り情報・評価に関しては別の記事で公開中。
AI予想に頼らず、自分で買い目を作りたいという人はぜひ参考にしてみてくれ。
ヴィクトリアマイルの過去10年で見た傾向・データ一覧
出走馬のザッとした評価は確認できたが、そもそもヴィクトリアマイル自体のレース傾向はどうなっているのか。
過去10年のデータからその傾向をまず、ざっくりまとめてみた。

傾向まとめ
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人気別:勝ち星は4~6番人気帯が独占
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前走レース別:GⅠ組が量×質で最上位
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前走着順別:4~9着からの巻き返しが最多勝
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脚質別:先行・差しが二大勢力、追込は頭ゼロ
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馬場傾向:良なら本命寄り、稍重で中穴浮上
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配当傾向:単勝堅い年でもヒモ荒れ多発
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性齢別:4・5歳中心、6歳はヒモまで
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所属別:勝率は関東、母数パワーは関西
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血統傾向:SS系×瞬発型が半数以上を制圧
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リピーター:初挑戦馬がほぼ全部持っていく
ヴィクトリアマイルの展開予想
ヴィクトリアマイルの展開を予測していく。
予測内容と流れはこちら。

詳細
- 想定脚質と
序盤位置取り - ペース予測と
脚質の有利不利 - 該当馬
想定脚質と序盤位置取り
馬名 | 想定脚質 | 序盤位置取り予想 |
---|---|---|
アスコリピチェーノ | 差し | 中団外目 |
アドマイヤマツリ | 先行 | 好位(2〜4番手) |
アリスヴェリテ | 逃げ | 先頭争い(ハナ) |
アルジーヌ | 差し | 中団前目 |
クイーンズウォーク | 先行 | 好位(イン) |
クリスマスパレード | 差し | 中団やや前 |
サフィラ | 先行 | 好位(外目) |
シランケド | 先行 | 好位(イン〜3番手) |
シングザットソング | 差し | 中団付近 |
シンリョクカ | 先行 | 先団(2〜3番手) |
ステレンボッシュ | 差し | 中団後方 |
ソーダズリング | 先行 | 好位(外目) |
ビヨンドザヴァレー | 追い込み | 後方待機 |
ボンドガール | 先行 | 好位(イン〜中団) |
マサノカナリア | 差し | 中団程度 |
ミアネーロ | 差し | 中団後方 |
ラヴェル | 差し | 中団後方 |
ワイドラトゥール | 差し | 中団やや後方 |
展開分析
スタートは向正面の奥に位置し、3コーナーまでの距離が長いためポジション争いは比較的緩やかだ。
スタート直後は緩やかな下り坂になっており、序盤のペースが自然と速くなりやすい。
最後の直線は525.9mと長く、ゴール前には高低差2.1mの急坂が待ち受ける。
スピードだけでなくスタミナも要求されるコース形態であり、春の東京競馬場は高速馬場になりやすいことから持続力勝負の傾向も強い。
今年のヴィクトリアマイルのペースは平均的か、ややスローに落ち着く可能性が高いだろう。
逃げ専タイプの不在に加え、有力馬は先行勢と差し勢に偏っており、前半から無理に飛ばす馬は多くないと考えられる。
実際、出走予定馬の中で明確にハナを主張しそうなのはアリスヴェリテくらいで、シンリョクカやシングザットソングが押して行っても悠々と逃げ切れるほどのスピード能力は疑問だ。
前走で逃げ粘ったタガノエルピーダやバウンシーステップといった逃げ候補は賞金順で除外濃厚のため、彼女らが不在なら序盤は自然とペースダウンする展開もあり得る。
とはいえ東京マイルはコース形状的にペースが上がりやすく、隊列が落ち着いた後もダラダラとした超スローにはなりにくい。
平均的な流れから各馬が末脚勝負に備える展開が濃厚で、ペース判断に優れる騎手が巧みに主導権を握るだろう。
展開面で有利になるのは、道中で中団より前のポジションを確保できる馬だ。
東京コースの長い直線では差し切りのイメージが強いが、実際には「4コーナー7番手以内」で立ち回った馬が過去10年(※2014年以降)で3着内延べ33頭中21頭を占めている。
平均ペース程度なら先行勢が有利で、上がり最速クラスの決め手を持つ人気馬がそのまま好走するケースが多い。
一方、明確なスローペースになった年(例年稀だが2017年など)は例外的に後方勢の台頭が目立ち、道中12番手に控えたアドマイヤリードが差し切ったような年もあった。
総じて極端なスローにならない限り先行~差しの馬が有利であり、直線で馬群のインを立ち回れる器用さか、大外から一気に差せる瞬発力のどちらかを持つ馬が台頭しやすいだろう。

-
好位で立ち回りつつ決め手も発揮できるタイプ – 平均ペース想定なら、先行勢の中でもインの好位でロスなく運べる馬が有利だ。例えばクイーンズウォークは川田騎手とのコンビで好位のインに構える競馬が得意で、直線の瞬発力勝負にも対応できる。同様にボンドガールも先行力があり、武豊騎手の巧みなペース配分で最後まで脚色が鈍らないだろう。サフィラは前走でスローの2番手から押し切ったように展開利を活かす racing が上手く、平均ペースでも外め好位から粘り込む可能性が高い。これらの馬は高速馬場への適性も高く、直線の坂を利して末脚を発揮できる点で展開に乗じた好走が期待できる。
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中団で脚を溜めて切れるタイプ – ペースが読みづらい今年のメンバー構成では、中団の外目で折り合いに専念し直線勝負に懸ける差し馬にもチャンスがある。アスコリピチェーノは道中中団外でスムーズに運べれば、GⅠで2着2回の実績通り確かな末脚で差し切り圏内に突っ込んでくるだろう。ステレンボッシュやラヴェルも末脚勝負型で、直線の長い東京コースは歓迎材料だ。特にアスコリピチェーノは国内戦で一度も連対を外しておらず、世界のスプリントでも勝利したスピードの持ち主だけに、平均的な流れからの瞬発力比べなら展開の利を十二分に活かせるはずだ。

-
後方待機でしか脚を使えないタイプ – 極端な追い込み馬は展開に左右されやすい。ビヨンドザヴァレーは今回も後方から末脚に賭ける形になりそうだが、平均ペース程度では前をまとめて差し切るのは容易ではないだろう。近年のヴィクトリアマイルは「差し有利」と決めつけられるレースではなく、中団より前で上がりを使える馬が台頭する傾向が強い。したがって、道中15番手前後まで下げてしまうような馬は、自身が上がり最速を繰り出しても掲示板まで届かないケースが多い。展開が向いた2017年のような特殊例を除けば、追走に手間取る後方一手の馬は割引だ。ミアネーロやワイドラトゥールも末脚は魅力だが展開待ちの面があり、よほどハイペースにならない限り差し届かない可能性が高い。
-
ハナに拘る逃げタイプ – 楽に逃げられないと脆い馬や、速い持ちタイムに欠ける逃げ馬も苦戦必至だ。ヴィクトリアマイルで逃げ切り勝ちを収めたのはヴィルシーナくらいで、逃げ粘って馬券圏内に残った例も2015年ミナレットの3着程度と少ない。シンリョクカは先行力が魅力だが、近走はテンから出して行ってもハナを奪えず苦しい競馬が続いている。今回も同型との兼ね合い次第では自分の形に持ち込めない可能性が高く、展開面でマイナスだろう。マサノカナリアも格上挑戦で先手を奪えるほどのスピードは疑問で、序盤無理に飛ばせば直線失速は避けられない。むしろ楽逃げできそうな低評価馬がマイペースで飛ばした場合に波乱を呼ぶパターンはあり得るが、今年に限っては明確な逃げ馬不在で全体に淡々と流れそうなだけに、ハナ争いに固執する馬ほど展開的不利を被りやすいだろう。各馬の陣営もその点は承知しているはずで、先行勢は無理なく好位を取りつつ、直線で瞬発力を引き出す腹積もりではないか。総合的に見ると、平均ペース想定の今年は先行~差しのバランスが良い馬が展開の利を得て上位進出する可能性が高いだろう。
予想買い目は枠順決定後に公開予定!
競馬口コミダービーではその週に注目の重賞の予想を、出走馬確定後に随時発表予定だ。
内容に関しては以下の4つ。

- 枠順から見た展望
攻略ポイント - 展開予想
- 荒れる可能性
波乱のシナリオと
注目馬 - AIの弾き出した
順当決着、穴決着
それぞれの予想買い目
見逃しがないようにこのページをお気に入り・ブックマーク登録をすることを忘れないようにしてくれ。
ただ情報に関してはあくまで参考程度で、まだこれでは対策が足りないと思う方もいるだろう。
そこで現在、無料で見ることのできる予想の戦績を継続して使って確かめている競馬口コミダービーが今調子の良いものをランキングトップ3で発表。
今回公開する予想と合わせて参考にしてみてくれ。
検証しているのは以下の4つのジャンル。

- 競馬予想YouTuber
- 競馬新聞
- 競馬予想AI
- 競馬予想サイト
長いものでその検証期間は1年を超えることも。
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順位 名前 | 概要 | 成績 的中率 | 利益 平均利益 回収率 | 投資金額 平均投資 |
---|---|---|---|---|
1位 | AIと馬券師の | 7戦6勝1敗 的中率85.7% | +300,750円 338.6% | 126,000円 |
2位 | 穴馬予想で | 35戦23勝11敗 的中率68.5% | +663,380円 257.9% | 420,000円 |
3位 | AIが | 10戦8勝2敗 的中率80% | +783,000円 883% | 100,000円 |
他にも稼げている好調な予想はあったが、的中率回収率ともにこの3つが別格。
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