ヴィクトリアマイル2025の追切評価と全頭診断!SS~Cで判定!

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

2025年5月18日日曜はG1・ヴィクトリアマイル。

春の東京マイル、平均ペースが濃厚の今年は“インの好位で脚を溜められる先行型”と“中団から32秒台を使える瞬発型”の二択で決着が見えるだろう。

制するのはアスコリピチェーノの絶好仕上げか、サフィラの勢いか、それともクイーンズウォークの器用さか。

そこでこの記事では出走馬の追切をまとめ、全頭診断を敢行。

さらに別の記事でまとめている過去10年の傾向も踏まえ、今の「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」までまとめたのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

過去10年の傾向まとめはこちら

ヴィクトリアマイル2025のAI予想はこちら

この記事でわかること
  • 出走馬と騎手の
    総合評価&ランク評価
  • 追切情報と
    ランク評価
  • 過去傾向を踏まえた
    「注目馬」「危険な人気馬」
    「穴馬一覧」
  • ペース予測
    展開予想

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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ヴィクトリアマイルの全頭診断

ヴィクトリアマイルの枠順が確定。

そこで過去の傾向や、現在の馬のポテンシャル・調子に枠順の有利不利を踏まえて全頭診断を敢行。

10項目で診断し、それぞれ100点満点の合計1000点で一覧にしていく。

その項目がこちら。

診断項目
  • 基本情報
    (実績・枠順)
  • コース・距離適性
  • 馬場適性
  • 脚質
  • 近走の状態
  • 騎手・調教師
  • 血統
  • 馬体診断
  • 調教内容
  • 想定人気オッズ

1度点数ランキングを公開したあと、その点数の内訳・詳細に関しても記していく。

気になる馬がいればそれも確認してみてくれ。

全頭診断一覧はこちらだ。

馬名 合計
点数
一言

基礎

情報の

診断

コース

適正

距離

馬場

適性

脚質

近走

状態

騎手

調教

血統

馬体

診断

調教

内容

想定

人気

オッズ

アスコ

リピチェーノ

(C.ルメール)

945

実績抜群で

死角なし

95 100 90 85 95 95 95 90 100 100

クイーンズ

ウォーク

(川田将雅)

860

牡馬撃破の

勢い侮れず

85 80 85 80 90 95 85 85 80 85

ボンド

ガール

(武豊)

850

渋った馬場で

真価発揮

85 80 75 85 85 90 80 85 90 95

アルジーヌ

(D.レーン)

845

高速馬場で

一変警戒

80 75 95 80 90 95 95 80 70 85

アドマイヤ

マツリ

(田辺裕信)

840

東京巧者の

勢い十分

80 100 85 90 90 80 80 75 80 80

ステレン

ボッシュ

(戸崎圭太)

815

桜花賞馬の

巻き返し注目

90 85 70 75 60 95 90 85 80 85

アリス

ヴェリテ

(池添謙一)

785

東京巧者の

伏兵注意

75 90 85 80 85 75 80 80 85 50

ラヴェル

(津村明秀)

780

一発の力

秘め侮れぬ

90 85 80 60 75 80 80 85 95 50

クリスマス

パレード

(石川裕紀人)

775

ハイペース

粘り込み警戒

65 75 90 90 85 65 75 80 80 70

サフィラ

(松山弘平)

760

前走楽勝も

展開カギ

75 60 70 65 85 80 85 75 90 75

ビヨンド

ザヴァレー

(菱田裕二)

725

善戦続きも

相手強化で?

60 80 80 70 60 70 80 75 85 65

シランケド

(M.デムーロ)

705

距離未知も

勢い侮れず

70 50 50 60 90 85 70 80 80 70

ワイド

ラトゥール

(北村友一)

690

展開嵌れば

一発警戒

70 60 70 50 85 80 70 75 80 50

ミアネーロ

(M.ディー)

625

スタート課題も

侮れず

70 50 60 40 55 70 70 75 85 50

ソーダズ

リング

(坂井瑠星)

600

馬体減少が

深刻

70 60 60 55 40 70 60 50 80 55

シング

ザットソング

(斎藤新)

590

マイルで

魅力半減

75 50 60 55 70 60 70 50 60 40

マサノ

カナリア

(横山典弘)

540

昇級初戦で

荷が重い

50 40 50 50 80 60 40 70 80 20

シンリョクカ

(木幡初也)

535

マイルの

適性に疑問

70 40 60 45 30 50 60 70 80 30

2歳女王(阪神JF優勝)にして海外スプリントも制した実力馬。スピードと切れ味はメンバー随一で、東京マイルでも能力全開だろう。8枠17番の大外近い枠は課題だが、先行力がありポジション取りは苦にしないはずだ。父譲りの瞬発力と心肺機能の高さで速い上がりの決着にも対応可能。帰国初戦だが乗り込み十分で状態面は万全。GI2勝目を狙える総合力を備え、ここも一番人気に推されるだろう。

重賞2着が5回と常に上位争いしてきた安定株。切れ味鋭い差し脚が持ち味で、広い東京コース替わりは末脚の爆発力を発揮できる好材料だ。5枠10番なら道中は中団につけやすく、直線で外に持ち出せば一気の伸びが期待できる。父キズナ譲りの持続力と勝負根性があり、良馬場の高速決着にも十分対応できる血統背景だ。前走の阪神牝馬Sは外差しで5着止まりも、イン有利の馬場で健闘した内容は評価できる。名手・武豊の手綱捌きにも磨きがかかっており、大舞台の経験値も豊富。人気は中位でも実力は上位で、悲願のタイトル奪取へ虎視眈々だ。

前走の阪神牝馬Sを制し重賞初制覇。長く良い脚を使えるのが強みで、マイル戦でも先行策からしぶとく粘り込む競馬が板についている。2枠4番と好枠を引き、無理なく好位を取れそうだ。折り合いに不安のない気性で展開の融通も利く。父譲りの成長力で4歳春になり馬体の張りや精神面が充実し、本来の能力を発揮できている。直線瞬発力勝負になっても僅差の競馬ができており、東京の高速馬場にも対応可能。調整過程も順調そのもので、前走の反動は感じられない。松山騎手とのコンビも息が合っており、ここでも上位人気の一角として侮れない存在だ。

ターコイズSの勝ち馬で、前走の阪神牝馬Sではハナ差の惜しい2着と安定感は抜群。切れる末脚が武器で、瞬発力勝負のマイル戦でも見劣りしない。2枠3番から中団のインで脚を溜め直線勝負に徹すれば持ち味が活きるだろう。反面、広い東京コースで1分31秒台の高速決着になるとやや不安もあるが、前走で33秒0の上がりを使っており対応可能とみる。父ロードカナロア×母父ディープインパクトの血統らしくスピードと切れを兼備。初コンビのレーン騎手は追える外国人で勢いがあり、この馬の良さを引き出しそうだ。最終追い切りは坂路で軽めだったが状態は維持。人気も上位に食い込みそうで、勝ち負け十分の存在だ。

牡馬相手の金鯱賞を含む重賞3勝と実績はメンバー随一。パワーと持久力に優れ、本質的には中距離向きの馬だが、左回り巧者で直線の長い東京でも力は出せる。8枠16番と外目の枠だが先行力があり、行き脚もつくタイプだけに極端に不利ではないだろう。課題は距離適性で、明らかにベストは1800~2000m寄り。それでも折り合いはつく馬で、マイルへの対応は川田騎手のエスコート次第だ。父エピファネイア譲りの持続力があり、渋った馬場より良馬場でこそのタイプ。前走は重馬場を克服して勝利しており充実ぶりが光る。調教でも推進力十分の動きを見せ心身ともに好調。初のマイルGIでも地力は最上位だけに、上位人気に支持されるだろう。

春の福島牝馬Sを楽勝し勢いに乗る上がり馬。デビュー戦以降連対を外さない安定感があり、レースセンスも高い。中団からでも押し切れる先行力と瞬発力を備え、直線の長い東京でも末脚を存分に発揮できそうだ。5枠9番からスムーズに折り合って好位を取れれば勝機が見える。父キタサンブラック譲りの成長力で4歳春にして本格化、馬体面の充実が目覚ましい。田辺騎手とのコンビで前走は完璧な立ち回りを見せており、今回も巧みなエスコートが期待できる。初のGI挑戦だが底を見せておらず、一気にタイトル取りの可能性も十分。人気は中穴程度だが侮れない存在で、福島牝馬S組初の戴冠を狙う。

昨年の桜花賞馬というトップ実績の持ち主。クラシック制覇後は勝ち星に恵まれていないが、能力の高さはメンバー中随一である。本質的には中距離志向の馬で、前走の大阪杯(牡馬混合GⅠ)は内前有利の展開を後方大外から追い込んで惨敗と力を出し切れなかった。気負って本来の走りができなかった面もあり、陣営も敗因を掴めないとコメントするなど不安は残る。それでもマイルへの距離短縮は良い方向に出る可能性が高い。東京コース替わりも歓迎材料で、長い直線で瞬発力を活かせるはずだ。今回1枠2番と内めの枠を得たことで、スムーズに流れに乗れれば巻き返しが十分可能。戸崎騎手も追い切りでコンタクトを取り直し、闘志に火を付けてきた印象だ。状態面は一度使われて細く映るも、馬体は絞れてむしろシャープ。復活の走りでGI馬の意地を見せれば馬券圏内に食い込んでおかしくない。人気も実績から上位に支持されそうで、侮れない存在だ。

昨年の京都牝馬Sを勝利した快速馬。1400mがベストで、前走の阪神牝馬S(1600m)は内で揉まれる苦しい展開も響き伸びを欠いた。距離延長と窮屈な競馬が敗因で、本来はスムーズに加速できる展開なら末脚は際立つ。7枠15番の今回は思い切って外目を回せる条件が整い、自慢のスピードを存分に活かせるだろう。父ハーツクライ譲りの底力に加え、母系由来のスピードがあり良馬場の時計勝負でも対応可能だ。折り合い面に課題はなく、坂井瑠星騎手も近走の悔しさを晴らすべく積極的な騎乗が見込める。最終追い切りでも鋭い伸び脚を見せておりデキは維持。近走着順の影響で人気はそれほどではないが、展開ひとつで馬券圏内に突っ込むシーンがあっても不思議はない。

昨秋の紫苑Sではレコード勝ちを収めており、高速馬場への適性は随一だ。前走の中山牝馬Sでは斤量56kgを背負いながらも先行策から粘って3着と地力の高さを示した。元来、右回り中距離で先行してこそ持ち味が活きるタイプで、左回りマイルの今回は適性のズレは否めない。それでも1枠1番を引いた今回はハナ奪取が容易で、自分の形に持ち込みやすい。序盤からマイペースの逃げに持ち込めればしぶとさを発揮でき、展開次第では押し切りの可能性もある。ここ10年で逃げ馬の好走は少ないデータだが、本馬のスピードと持久力はGⅠ級。2ヶ月ぶりの実戦になるが乗り込み量は十分で、最終追いでは軽快な動きが目立った。石川騎手とのコンビで思い切った競馬に出れば波乱の主役となり得る一頭だ。人気は中位でも能力は高く、軽視禁物である。

遅咲きの5歳馬で、猪苗代特別から中山牝馬Sまで破竹の3連勝中と勢いがある。前走の中山牝馬Sは展開と得意の中山コースが噛み合った感もあるが、鋭い決め手で差し切った内容は評価できる。瞬発力よりも長く脚を使うタイプで、東京マイルの超高速決着になると血統的にも割引材料だ。それでも末脚の破壊力はメンバー中でも上位で、ペースが流れて持久力勝負になれば台頭の余地がある。6枠12番と枠順は真ん中だが、直線勝負に徹する馬だけに極端に外でなかった点は悪くない。むしろインで脚を溜めたいクチで、本来なら内枠が欲しかったが及第点だろう。道悪は大歓迎で、雨が降れば降るほど評価を上げたい一頭。実際、渋った馬場でこそのパワー型であり、重馬場以上になれば一発の魅力十分だ。鞍上には追えるミルコ・デムーロ騎手を配してきた点も不気味。人気は中位以下だが条件戦連勝中の充実ぶりを侮れず、展開次第では馬券圏内まで突っ込む可能性もある。

一昨年のマーメイドSを勝利している実力馬で、以降も牝馬重賞路線で堅実に駒を進めてきた。勝ち味に遅い面はあるが、掲示板を外すことの少ない安定感が持ち味だ。今回は2000m中心だったローテから久々のマイル戦となるが、末脚の持続力を活かせる展開になれば出番がある。8枠18番と大外枠を引いたのはマイナス材料だが、揉まれ弱い馬ではないためスムーズに自分のリズムで走れる利点もある。道中は無理せず後方から運び、直線は大外から自慢のロングスパートでどこまで迫れるかが課題となろう。父キズナ×母父Cozzeneの血統背景からも持久力勝負は望むところで、時計のかかる馬場になれば浮上する余地がある。調整過程も順調で、最終追い切りでは坂路で軽めながらも脚さばきは軽快。池添騎手はGIの舞台で数々の番狂わせを演じてきたベテランで、思い切った騎乗で波乱を演出する可能性も。人気薄の立場だが、展開が嵌れば上位を脅かすシーンまで考えられる伏兵だ。

オープン昇格後も重賞で常に上位争いに加わる堅実派。前走の阪神牝馬Sは最内枠を利してインで脚を溜め、直線もロスなく立ち回って4着と善戦した。最高の競馬をして及ばなかった印象で、現状では勝ち切るまでの決め手に欠ける。しかしながら終いの伸びは確かで、展開がハマれば差し込んでくる怖さはある。7枠13番と今回はやや外目の枠を引いたが、元々後方から末脚に賭けるタイプゆえ大きな影響はないだろう。むしろ包まれるリスクが減り、自分のタイミングで仕掛けやすい。イスラボニータ産駒らしく瞬発力より持続力タイプで、超高速馬場より多少時計のかかる決着の方が望ましい。雨で馬場が渋れば差し届く可能性も高まる。菱田騎手とのコンビで馬の癖は把握しており、末脚を温存して直線勝負に懸けるはずだ。人気的には実績の割に地味な存在で中穴評価に留まるだろうが、展開次第では馬券圏内に滑り込むシーンも十分考えられる。

2歳時にアルテミスSを制している良血馬。当時はリバティアイランドを下すほどの完成度を誇ったが、その後は伸び悩み気味で古馬混合の重賞では苦戦が続く。今年に入って大阪杯など高いレベルに挑戦し大敗を喫したが、それらは明らかに距離適性も含め敷居が高すぎた印象だ。今回、久々にマイルまで距離を詰めてきた点は注目で、2歳時に勝ち星を挙げた舞台で原点回帰を図る構え。実際、勝ち鞍のある距離で新味が出る可能性はある。3枠5番からスムーズに折り合い、中団のインでロスなく立ち回ればワンチャンスあろう。父キタサンブラック譲りのスタミナと母系(サンブルエミューズ)由来の切れを併せ持つ血統で、本来なら東京マイルの高速決着にも耐えうる下地はある。課題はメンタル面の復調で、ここ2戦は精彩を欠いた走りだった。幸い調教では前走までより前向きさが感じられ、仕上がりは悪くない。津村騎手も「この馬のベストは京都の中距離」とコメントしているように距離短縮はチャレンジだが、展開が嵌れば一発を秘めた存在。人気は下位に甘んじるだろうが、潜在能力を考えれば軽視は禁物だ。

3歳秋の紫苑Sで0秒0差の2着に食い込んだ実績があり、本来は能力の高い馬。しかし古馬になってからはスタート難の悪癖が出て後方からの競馬が続き、持ち味を発揮しきれていない。前走の中山牝馬Sも出遅れて内で脚を溜めたものの進路が無く力を出し切れずじまいだった。スタート五分なら確かな末脚を持つだけに歯がゆいが、それも競馬。本番でも後方から終いに賭ける形になりそうだが、3枠6番と内目の枠を引けたのは不幸中の幸いだ。インで脚を溜め直線で馬群を縫えば一気に台頭するシーンも描けなくはない。とはいえ東京マイルの高速決着では展開待ちの立場は否めず、よほど流れが速くならないと上位進出は厳しいか。父ゴールドシップ譲りの持久力はあるものの切れ味勝負では見劣りするのも確かで、雨で多少時計がかかった方が望ましい。今回鞍上には初コンビのディー騎手を配したが、この馬の特性を活かすには慣れた手綱が欲しかったところ。人気も最低クラスで大きな期待はされないだろうが、自分の競馬に徹してどこまで迫れるか。まずはこの舞台で復調の足がかりを掴みたい一戦だ。

前走の愛知杯ではハイペースの展開利を活かし、後方一気の末脚で2着と健闘。嵌まった時の破壊力は目を見張るものがある半面、自分から動いて勝ち切るタイプではなく展開に大きく左右される。距離適性は1400m寄りで、ベストの条件は短い直線平坦コースだろう。今回の東京マイルは長い直線で末脚の持続力が問われる舞台設定となり、本馬にとっては少し長くタフに感じられる可能性が高い。4枠7番から道中は後方に下げ、折り合いに専念するだろう。血統的にはスタミナ色が強く、高速決着より上がりが掛かる消耗戦が理想だ。雨で渋った馬場も許容範囲で、むしろ他馬の切れが削がれる展開になれば浮上の目が出てくる。北村友一騎手とのコンビで思い切った大外捲りを敢行できれば一矢報いる場面も考えられる。近走内容から人気薄の立場だが、展開が劇的に嵌まれば馬券圏内も狙える穴馬だ。大駆けがあるとすれば一発狙いのこの舞台かもしれない。

ベストは1400m戦で、距離延長となる今回は課題が多い。一昨年のファンタジーS勝ち馬というスピードは秘めるが、マイルの流れで末脚をどこまで温存できるか疑問符がつく。前走の愛知杯では内枠を利して経済コースを立ち回り、直線もするすると馬群を捌いて2着に突っ込んだが、これは展開と進路取りが完璧にハマったもの。同じ芸当をGIの大舞台で再現するのは容易ではない。6枠11番と枠順も真ん中より外目で、持ち味のイン強襲策を執りづらい配置だ。斎藤新騎手は思い切って下げて内に潜り込むだろうが、序盤の行き脚がつかずに外々を回らされるリスクもある。追ってからの伸びは鋭いものの、直線の長い東京では他馬も末脚勝負に加わってくるため相対的に切れ負けする場面が目に浮かぶ。父ストームキャット系らしい瞬発力はあるが持続力に課題があり、1分32秒前後の決着になると厳しい。多少上がりが掛かる展開になれば面白いが、良馬場では分が悪いだろう。人気も下位に甘んじる見通しで、大駆けがあるとすれば展開が大荒れとなった場合に限られる。まずは自分の競馬に徹し、どこまで通用するか試金石の一戦となる。

自己条件で堅実に駒を進め、重賞でもたびたび善戦してきた実力派。切れ味鋭い末脚を持つ反面、道中揉まれ弱く枠順に敏感なタイプで、これまで外枠が続いて結果を出し切れないレースが続いた。今回は待望の内め…とまではいかないが4枠8番とまずまずの枠を確保。序盤でスッと内に潜り込んでロスなく立ち回れれば面白い存在だ。瞬発力勝負より消耗戦向きの脚質で、良馬場の高速馬場では他の決め手に見劣る印象は否めない。ただ、雨が降って馬場が渋れば評価を一変させたい一頭だ。実際、稍重~重馬場なら他馬が苦にする中で末脚の威力が増す馬で、馬場悪化は歓迎材料だ。木幡初也騎手とのコンビで脚の使い所も熟知しており、直線では馬群を捌いて強襲を図るだろう。人気は最低クラスだが、展開と馬場が向けば一発を秘めた大穴として怖い存在になる。切れる末脚はメンバーにも引けを取らないだけに、軽視は禁物である。

前走の立雲峡S(3勝クラス)を勝ち上がり、滑り込みで本舞台への切符を掴んだ上がり馬。今回はキャリア初の重賞かつGI挑戦と一気の相手強化で苦戦は免れないが、勢いだけは侮れない。ここ2戦で連勝しているように充実期に入り、前走では芝1600mを先行押し切りで制している。レースセンスが良く、今回もできるだけ前々で運びたいクチだろう。ただし7枠14番と外枠を引いたことで先行争いは楽ではなく、ポジション取りに脚を使うと最後まで保たない懸念がある。横山典弘騎手はこの馬がノーマークで気楽な立場であることを逆手に、思い切った奇策に出る可能性もある。極端にハナを主張してマイペースに持ち込むか、腹を括って後方に下げ末脚温存に賭けるか、ベテランの手腕に注目だ。父母ともに目立った重賞実績はない血統で地力強化途上の印象は否めないが、ここに来て馬体の張りも良化し状態はピーク。人気は単勝万馬券級の最低評価だろうが、気難しい馬が多い牝馬GIだけに何が起こるか分からない。格下の存在でも展開と仕上がり次第では掲示板圏内に食い込む可能性もゼロではなく、忍者のごときノリ魔術で波乱を演出するシーンを秘かに狙っている。

ヴィクトリアマイルの
AI予想記事はこちら

最終追い切りと1週間前追い切りからの比較・評価コメント

登録馬の最終追い切り情報が出揃ったのでまとめていく。

まとめる最終追い切り情報でわかる情報は次の10項目。

最終追い切り情報
詳細まとめ
  • 追い切り評価ランク
    (SS・S・A・B・C)
  • 馬名
  • 追い切り日
  • コース
  • タイム
  • 馬場状態
  • 併せ馬
  • 脚色
  • 評価コメント
    (データから見た見解)
  • 1週間前追い切り
    との比較
    (状態の上がり下がり)

ランク順に一覧でまとめていく。

その詳細がこちら。

※右にスクロール可能

評価
ラン
馬名

追い

切り

コー

タイム

(ラップ)

併せ馬 脚色 評価コメント
SS アスコ
リピチェーノ

5月

14日

(水)

美浦

南W

6F79.1-5F64.4-4F49.8-

3F35.6-1F11.2

3頭併せ

(シアブリスほか)

2馬身先着

なり

海外帰りだが最終追切で南W6ハロン79.1秒(自己ベスト)をマークし、

僚馬に2馬身先着。1週前は重馬場で一杯に追われ伸びあぐねたが、

最終追い切りで一変しキッチリ仕上がった印象。

手応え十分に直線で加速し、終い1Fは11秒2の鋭い脚を発揮。

動きのスピード感も抜群で、万全の態勢で臨める。

S アルジーヌ

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F62.0-

3F44.6-1F14.4

単走

なり

前走阪神牝馬Sで2着と健闘した上がり馬。

最終追いは坂路で軽く流し4F62秒0と控えめだったが、

1週前に坂路で全体53秒1

・終い1F12秒2の自己ベスト級時計をマークしており仕上がりは申し分ない。

中間は左回り対策で日曜CW追いを取り入れる工夫も見られ、

調整過程に抜かりなし。

首の高さや手前替えに課題はあるものの、

加速時には脚の回転が上がって意欲十分。

動きに鋭さが増しており、一発の警戒が必要だ。

S

ボンド

ガール

5月

14日

(水)

美浦
坂路

4F53.7-

3F39.5-1F12.7

単走

なり

重賞で善戦続きの5歳馬。

最終追いは美浦坂路で4F53秒7-1F12秒7と平凡だったが、

1週前に南Wで終い11秒2を計時しており動き自体は非常に良好。

美浦滞在で調整された今回は、

前走(栗東調整)と比べても状態面での上積み十分。

最終はソフト仕上げだったが脚取りは力強く、

頭の高さは相変わらずでも前向きな気配を示した。

GⅠに向けて万全の仕上がりだろう。

A クイーンズ
ウォーク

5月

14日

(水)

栗東

CW

4F55.0-

3F39.1-1F11.9

単走

なり

重賞勝ちはないが前走GⅡで好走した実力馬。

ウッドコースで中内田調教師自ら騎乗し、

外ラチ沿いを馬なりで4F55秒0-ラスト1F11秒9の軽快な動きを披露。

前走も終い10秒台と速い時計を出していただけに劇的な良化こそないが、

引き続き好調をキープしている。

動きのバランスも良く、力を出せる仕上がりと見てよい。

A

クリスマス

パレード

5月

14日

(水)

美浦
坂路

4F54.0-

3F39.2-1F12.2

単走

なり

昨年の紫苑Sで超高速馬場への適性を示した4歳馬。

最終追いは美浦坂路で単走馬なりながら

加速ラップで4F54秒0-1F12秒2をマークし、

余裕ある手応えで駆け上がった。

1週前の併せ馬では相手を尻目に楽々と先着しており、

今回も好調子を維持。動きに余力があり、仕上がりは良好。

A サフィラ

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F55.1-

3F40.2-1F12.6

単走

なり

前走阪神牝馬Sで重賞初制覇の勢いに乗る4歳馬。

最終追いは坂路単走で4F55秒1-1F12秒6と軽めの調整だったが、

動き自体はスムーズで気配は良好。

むしろ1週前にCWで3F36秒4-終い11秒2と鋭い末脚を見せており、

この段階でしっかり仕上がっている。

大きな上積みこそないものの、引き続き好調だ。

A シランケド

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F54.6-

3F40.0-1F12.5

単走

なり

前走の中山牝馬Sで差し切り勝ちを収めた上がり馬。

今回は坂路単走で4F54秒6-1F12秒5と自己ベストに迫る時計を記録し、

終いの脚にも前走以上の前向きさが感じられた。

気性の難しさを見せる場面はあったものの、

GⅠに向けてこの馬なりにしっかり仕上げてきた印象。

僅かながら前走以上の出来に持ち直している。

A

ステレン

ボッシュ

5月

14日

(水)

美浦

南W

7F99.3-6F82.4-4F50.9-

3F36.1-1F11.3

2頭併せ

(パラレルヴィジョン)

併入

なり

昨年の桜花賞馬。久々のコンビとなる戸崎騎手を背に、

ウッドチップコースで古馬オープン馬パラレルヴィジョンと

長め7Fから併せ馬を行い、馬なりのまま併入に持ち込んだ。

直線では終い2Fが11秒6-11秒3と瞬時に加速しており、

本来の切れ味を垣間見せる動き。

一度叩かれた効果で道中のフットワークは軽快だったが、

相手が近走不振の重賞馬だったことを踏まえるともう一押し欲しいところ。

全体時計も含め、好調時の破壊力には今一歩及ばないが、

確実に調子は上向いている。

A

ソーダズ

リング

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F53.9-

3F39.3-1F12.5

単走

なり

昨年の京都牝馬S勝ち馬で、近走も安定して掲示板を確保。

最終追いの坂路単走でも4F53秒9-1F12秒5と上々で、

最後まで軽快なフットワークを見せた。

先週9日には坂井騎手騎乗で

坂路4F51秒7-1F11秒9(自己ベスト近い)を記録しており、

調教巧者らしく動きは相変わらず良い。

直線で手前を替える際に若干ヨレる場面もあったが、

その後はバランスを崩さず登坂できており、

仕上がりの良さは維持している。

A

ビヨンド

ザヴァレー

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F55.8-

3F39.4-1F11.7

単走

なり

オープン昇格後も重賞で堅実な走りを見せる5歳馬。

最終追いは15日に坂路単走で行われ、

4F55秒8-終い1F11秒7と軽めながらラストで鋭い伸びを見せた。

1週前は栗東CWで3頭併せを行い、

強めに追って6F81秒2-終い1F11秒1の好時計を出すも1馬身遅れ。

加速に時間は要したが、最後の2F11秒0-11秒1は見事な伸び脚で、

負荷をかけた分しっかりと末脚に威力が備わった印象。

最終は余力残しだったが1週前に負荷を十分掛けており、

仕上がり自体は上々だ。

A ミアネーロ

5月

14日

(水)

美浦

南W

5F66.2-4F50.5-

3F36.2-1F11.1

3頭併せ

(ウィンダミア、

イエローベリル)

併入

ゴール

仕掛け

昨年のフラワーC優勝馬で、今回は約2か月ぶりの実戦。

15日に南Wでウィンダミアらとの3頭併せを行い、

新コンビのディー騎手が騎乗して5F66秒2-終い1F11秒1を計時し

ウィンダミアと併入した。

1週前も美浦Wで3頭併せを馬なりで行い、

5F67秒7-終い1F11秒4で半馬身先着する順調な仕上げ。

道中は軽快だが幾分馬体に余裕がある印象もあり、

直線での反応に鋭さを増すにはもうひと絞りか。

それでも手前替えはスムーズで、

大柄な馬体ながら力強い加速ラップを踏めており、

久々でも力を出せる態勢に整った。

A ラヴェル

5月

14日

(水)

栗東

CW

4F51.9-

3F36.9-1F11.1

単走 強め

昨秋エリザベス女王杯で2着の実績馬。

栗東CWで単走ながら外目を強めに追われ、

4F51秒9-終い1F11秒1と鋭い伸びを見せた。

1週前もCWで6F81秒9-終い1F11秒4(一杯)と

負荷をたっぷりかけており、2週続けてしっかり追えた点は好感。

直線では一杯に追っても反応がワンテンポ遅い印象だったが、

コーナーでは頭が高いながらも四肢を大きく使って加速し、

終い2F11秒4-11秒1と力強い脚を発揮。

近走は案外な結果が続くが、状態自体は決して悪くなく立て直しは順調。

巻き返しの下地は整った。

B

アドマイヤ

マツリ

5月

14日

(水)

美浦

南W

6F82.7-5F66.7-4F51.4-

3F37.2-1F11.2

3頭併せ

(ラッフルズドリーム、

ロジシルバー)

併入

なり

前走の福島牝馬Sを快勝して臨む4歳馬。

美浦Wでラッフルズドリームらとの3頭併せを行い、

田辺騎手が2分どころから馬なりで4馬身半追走し、

終い1F11秒2まで詰めて同時併入した。

1週前もウッドで軽快な走りを見せていたが、

最終は行きたがるのを抑えつつ折り合い重視の内容。

直線での反応はもうひと息で、全体時計も目立たず平凡。

元々調教では地味なタイプとはいえ、

今回は前走並みのデキ維持といった印象に留まる。

B

アリス

ヴェリテ

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F52.2-

3F37.7-1F12.3

単走 一杯

昨年のマーメイドSを逃げ切ったスピード馬。

最終追いは栗東坂路で単走、

一杯に追われて全体時計52秒2-終い1F12秒3と

自己ベストに迫るタイムを記録し負荷をかけた。

1週前は池添騎手が騎乗し馬なりで折り合いを確認する調整。

最終では舌を出す仕草も見られ、集中力に課題を残す走りだったが、

それでも体幹のブレない力強いフォームで最後まで左手前で駆け上がった。

全体時計は及第点だが、

全盛期ほどのキレは感じられず大きな上積みはないか。

B シンリョクカ

5月

14日

(水)

美浦

南W

5F67.0-4F52.0-

3F37.1-1F11.9

2頭併せ

(ハードワーカー)

併入

なり

昨年の新潟記念馬だが近走は不振。

南Wで僚馬ハードワーカーと併せ、

木幡初也騎手が5馬身先行する形で馬なりのまま折り合い、

5F67秒0-終い1F11秒9の時計で併入に持ち込んだ。

週前も同馬と併せて強めに追い1馬身先着したものの、

全体時計66秒2と絶好調時(64秒台)には及ばず。

終いも11秒台は維持したが、

道中で気難しさを見せるなど走りの安定感を欠き、

一番良かった頃に比べると迫力不足。

復調途上で良くて前走並みのデキか。

B

マサノ

カナリア

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F56.6-

3F40.2-1F12.1

単走

なり

前走の立雲峡S(3勝クラス)を勝利しオープン入り。

今回は栗東坂路で単走馬なり、

全体時計56秒6-終い1F12秒1と軽めに仕上げている。

1週前は同坂路で1勝クラス馬と併せ、

3馬身半追走から強めに追って52秒5-終い12秒1の好時計を出し

1馬身先着。ただその際、

道中で前脚の踏み込みが浅く手前替え時にモタれるなど

フォームの乱れも見られた点は不安材料。

最終は加速ラップを刻んだものの前走時ほどの迫力はなく、

今回は現状維持の仕上がりか。

B

ワイド

ラトゥール

5月

14日

(水)

栗東

4F57.3-

3F40.8-1F12.3

単走

なり

今年の愛知杯を差し切った実力馬だが、

前走(福島牝馬S)から中2週と間隔短く、

今回は強い負荷を避ける調整内容。

最終追いは栗東芝コースで西塚騎手が騎乗し、

コース3分どころを馬なりで

4F57秒3-終い1F12秒3と流す程度にとどめた。

前走時はCW6F79秒5や坂路で終い11秒台を出すなど

積極的に攻めていただけに、今回は攻め控えめ。

それでも状態自体は維持されており、

良くて前走並みといった仕上がり。

C

シングザット

ソング

5月

14日

(水)

栗東
坂路

4F54.1-

3F39.0-1F12.4

単走

なり

一昨年フィリーズレビューの勝ち馬だが近走は掲示板止まり。

今回も坂路単走で4F54秒1-終い1F12秒4と平凡な時計に終わった。

斎藤新騎手を背に馬なりでまとめたが、

強めに追った前走時(終い12.0秒)と大差ない動きで、

目立った良化は感じられない。

ここでは調整程度の仕上がりで上位には課題が残る。

1週間前追い切り評価とコメント

ヴィクトリアマイルの2025年の出走馬について、最新の追い切り情報とその評価をランクごとにまとめた。

各ランク(SS、S、A、B、C)の馬について、追い切りのタイム、コースや馬場状況、並走状況、脚色の特徴、そしてそれぞれの評価コメントが閲覧可能。

追い

切り

評価

ラン

馬名

追い

切り

コース タイム (ラップ) 馬場状態 併せ馬 脚色 評価コメント
SS

アスコ

リピ
チェーノ

5/

7

(水)

美浦

W

6F82.4-5F66.2-4F51.2-

3F36.9-1F11.0

3頭併せ

(内コスモオピニオン

外プラーヴィと併走し

2馬身先着)

強め

海外帰りでも動きは抜群。

直線仕掛けられると一気に加速し、

併走馬2頭に2馬身突き放す切れ味を発揮。

全体時計も当日のウッドコースで一番時計をマークしており、

仕上がりは文句なしの絶好調と見られる。

黒岩調教師も「順調な1週前追い切り。

いい調整過程です」と好感触を示した。

S サフィラ

5/

7

(水)

栗東

CW

6F81.4-1F11.2 単走

なり

前走の阪神牝馬Sを制してさらに充実の気配。

松山騎手を背に終始馬なりのまま楽々と好時計をマークし、

6ハロン81秒4-ラスト1F11秒2を計時。

松山騎手も「前走の1週前と比べてもストライドが良くなっていて、

のびのびと走れています。

精神面も含めて明らかに状態が上がっています」と

絶好調ぶりを伝えており、鋭い反応で好仕上がりと言える。

A

ステレン

ボッシュ

5/

7

(水)

美浦

W

5F67.9-4F52.8-

3F37.7-1F11.3

併せ馬

(パラレルヴィジョンと

併入)

なり

桜花賞馬が巻き返しを図る一戦に向けて上々の動き。

オープン馬パラレルヴィジョンと併せて、

外から馬なりのまま楽々と併入。

戸崎騎手は「以前は追い出すと体が浮いていたが、

今は体が沈んで伸びていく感じ。体調面もいいと思います」と

好感触を掴んでおり、久々の勝利へ態勢は整いつつある。

A

クイーンズ

ウォーク

5/

7

(水)

栗東

CW

6F84.2-

1F11.1

単走

なり

川田騎手が騎乗し、朝一番のCWコースで軽快な単走追い。

向正面はゆったり運び、直線で軽く促すと

ラスト1F11秒1まで加速してフィニッシュ。

道中きれいな加速ラップを踏んでおり、最後の伸びは秀逸。

福永助手も「好感触を掴んでくれたようです。

ふっくらとした馬体で帰厩し、

レースまでに動ける体に整ってくると思います」と状態の良さを語った。

A ボンド
ガール

5/

7

(水)

美浦

W

4F50.8-

3F36.6-1F11.2

稍重 単走 強め

前走5着から巻き返しを期して半マイル重点の追い切り。

嶋田騎手(レースは武豊騎手)が騎乗し、

直線で仕掛けられると弾けるような伸びを見せて

4F50秒8-1F11秒2の鋭い時計をマーク。

手塚調教師も「しっかり負荷をかけられた。

当時よりもいい状態で使えると思います」と自信を見せており、

素質馬らしく素軽さと迫力十分の動きで好調をアピール。

A ラヴェル

5/

7

(水)

栗東

CW

6F81.9-

1F11.4

(稍)

単走 一杯

昨年エリザベス女王杯2着馬も好気配。

矢作厩舎で調整され、CWコースで一杯に追われ

6ハロン81秒9-ラスト1F11秒4と好時計を記録。

荒れた時間帯の馬場でも最後までパワフルな脚取りを見せ、

福岡助手は「長めからしっかりやりました。

(馬場状態を)考えると良かった。

調教でも折り合いがつくようになりました」と手応えを語った。

B

アドマイヤ

マツリ

5/

7

(水)

美浦

W

6F81.9-5F67.0-4F52.6-

3F38.2-1F12.4

単走

なり

福島牝馬Sを勝って勢いに乗る中、初GⅠ挑戦へ向けて順調な仕上がり。

美浦ウッドで馬なりのまま軽快な動きを披露し、

6F81秒9-1F12秒4の時計をマーク。

宮田調教師は「1週前なので馬なりで中身を整える感じでしたが、

いい前進気勢を見せて走れていた。

オンとオフの切り替えが上手になった」と評価。

無理せずとも好調維持がうかがえる内容で、本番でも侮れない。

B

アリス

ヴェリテ

5/

7

(水)

栗東

坂路

(軽め調整) 単走

なり

前走マーメイドS優勝後も状態は良好。

池添騎手が騎乗し「今朝は馬なりでサラッとという指示。

上手に走れていたし、パワーがあって力強い。

いい状態を維持しています」と好感触を示した。

大きく攻めずとも動きは良く、デキは安定している。

B アルジーヌ

5/

7

(水)

栗東

坂路

4F53.1-1F12.2 単走 強め

前走阪神牝馬Sで2着と健闘した後も在厩調整で順調。

1週前は栗東坂路で終い強めに追われ、4F53秒1-1F12秒2を計時。

福永助手は「先週末から調教のピッチを上げ、

しっかり負荷をかけられている。来週の調整で十分態勢は整ってくる」と

コメント。力強い動きで併せ馬でも先着しており、引き続き好調だ。

B シランケド

5/

7

(水)

栗東

CW

6F80.5-1F11.6 単走

なり

3連勝中の上がり馬。デムーロ騎手が騎乗し、

CWコースで馬なりながらキレのある動き。

6F80秒5-終い1F11秒6をマークして充実ぶりを示した。

デムーロ騎手も「いつも通り頑張り屋さんでした。

前より成長して力がついています」と好調をアピール。

ベストは1800mとのことだが、

「東京の広いコースなら1600mでも問題ない」と手応えを掴んでいる。

B マサノ
カナリア

5/

7

(水)

美浦

W

(上々の時計) 単走

なり

福島3勝クラス勝ちからの初GⅠ挑戦だが好調維持。

1週前追い切りでは美浦ウッドで自己ベストに迫る上々の時計をマークし、

動きも良化傾向。目立った報道は少ないものの、状態は決して悪くなく、

伏兵として注意したい。

B

ワイド

ラトゥール

5/

7

(水)

栗東

CW

(控えめ時計) 単走

なり

愛知杯馬が満を持して参戦。

1週前追い切りは北村友一騎手が跨り、

余力を残しながら無理のないペースでまとめた。

「時計的にもやり過ぎず、弱過ぎることなく、いい追い切り。

ベストは1400mかもしれないけど、落ち着きがあるし…」と

陣営も手応えを掴んでおり、

マイルでも力を発揮できる態勢に仕上がっている。

C

ビヨンド

ザヴァレー

5/

7

(水)

栗東

CW

6F81.2-5F65.2-4F50.6-

3F35.6-

3頭併せ

(最後方から追走し

外を回るも

併入できず)

強め

朝一番のCWコースで3頭併せの追い切り。

菱田騎手騎乗で最後方から前2頭を追いかけたが、

外を回った分もありゴール前で追いつけず終了。

6F81秒2と全体時計は上々だが、最後は伸びを欠いた印象。

動き自体は悪くないものの併走に遅れた点は減点材料で、

仕上がり評価はやや割引。

情報

なし

クリスマス

パレード

情報なし

情報

なし

シング
ザット

ソング

情報なし

情報

なし

シン
リョクカ
情報なし

情報

なし

ソーダズ

リング

情報なし

情報

なし

ミアネーロ 情報なし

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